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2011年10月26日 (水)

湿布の直下から痛みが移動する感覚。

 昨夜から風が吹いて蒸し暑いような昨日と比べると今朝は冷えました。

 「globeのKEIKOさんがクモ膜下出血で緊急手術」というニュースがありましたが、クモ膜下出血は血管ストレスが引き金になるので、冷えや不安定な気候、精神的なストレスなどが重なったことで発症したのかもしれません。

 クモ膜は3層ある髄膜の真ん中にあって、一番外側の硬膜とはくっついていますが、内側の軟膜との間には空洞があります。

 クモ膜下出血の多くは脳動脈瘤が破裂によるもので、クモ膜下腔に出血します。

 今まで経験したことのない激しい頭痛や吐き気、そして項部硬直(後頚部のこわばり)がクモ膜下出血の代表的な症状で、KEIKOさんには頚の痛みが報道されています。

 30代でもクモ膜下出血が起こるのですから、普段から血圧管理やストレスと上手に付き合うようにして、血行促進を心がけておくことが大切です。

 冷えによる血行不良は痛みを強くします。

 昨日も右大腿骨骨折の方のお宅で指圧をしてきました。

 一昨日のデイケア施設でのリハビリで、右大腿の筋肉も働かせてきたようで、筋肉は少し締まっていました。

 それで右大腿の痛みが増したのか、右大腿部には市販の湿布が10枚ほど貼ってありました。

 指圧を始めるとイビキをかいて眠りましたが、いつになく痛がって時々目を覚ますのを繰り返したので、1時間の指圧後トイレに行った後に湿布をはがし、鎮痛作用と加温作用に優れたマジョラム2%で右大腿にアロマオイルマッサージを行いました。

 すると、今度は深い眠りに入って目覚める様子はありませんでした。

 それを確認して帰ってきたのですが、考えてみるに、私が湿布を自分の体に貼っても痛みは湿布の直下の患部から湿布を貼っていない部位にズレていく感覚を持つことがあります。

 薬効成分の浸透によって湿布の直下では鎮痛に作用し、痛み物質は血流によって移動し、しばらくして新たに患部の周囲が痛くなるような感覚を持つことがあります。

 湿布が骨折の痛みにあまり効いていないようなのは、湿布貼ることによって、湿布を貼っていない隙間の痛みを強調することになるからではないかという気がします。

 複数の薬を服用しているために薬が作用を消し合って、鎮痛薬があまり効いていないというような気もしています。

 マジョラムのオイルマッサージでスーッと眠りに落ちるのは、一つは心理的作用、私はこの方に対してはここぞと思った時にだけアロマオイルマッサージをすることにしています。

 指圧で鎮痛ができているといこともあるのですが、アロマオイルマッサージを「とても良く効く治療」として奥の手にしておくことも、長期的な鎮痛管理ではアリだと思っています。

 切断され消滅した神経線維の回復は年齢からすると一日に0.3ミリくらいかもしれません。

 それでも血行を促進し、神経線維の再生のために栄養を送ることは回復への遠大な視野に立った貢献になると思います。

 1秒間に5cm動かすマッサージは認知症にも効果があるようです。

 マジョラム2%濃度というのも臨床での閃きのような選択でしたが、よく効くなぁと思いました。

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