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2011年10月14日 (金)

「2枚の板を縫いつけて一週間後に抜糸をしてもくっつかない。しかし人間の傷は…」

 昨日は指圧の合間に、飯能の生活の木薬香草園15周年記念講演に行ってきました。

 手塚治虫先生の同級生で“お茶の水博士のモデル”という東大名誉教授の渥美和彦先生の統合医療の講演の中で印象に残ったのが、「2枚の板を糸で縫って一週間後に抜糸をしてもくっつくことはないが、人間の傷はくっつく」という、人間の中に備わった“治す力”を具体的にイメージさせる例えです。

 先端医療の研究の後に、日本統合医療学会を設立し、現在もその理事長で、長年に渡って医療に携わってきた中から言葉となった“2枚の板と人の傷”の比較には、具体的でインパクトのある説得力が満ちていました。

 遺伝子の研究が進み、自らの細胞から臓器の再生が可能になると、内臓の手術は医療の中心の役割を終えるので、これからは西洋医学と伝統医学を合わせた統合医療による“癒し”や予防医学が重要な時代になるとのお話しで講演は終了しました。

 渥美先生は御自身の心臓の手術の後にアロマオイルトリートメントを受けたこともお話しになり、その効果を高く評価されていました。

 私はアロマセラピストで指圧師ですから、伝統医学の項目のスライドの中で、指圧が一番最初に書いてあったことも嬉しいことでした。

 人間の体の中には“治す力”が備わっています。

 受け手のタッチへの感受性は“治す力”と直結しています。

 講演のお話しを円とすると、その真ん中のことをずっと私はやり続けているようです。

 “お茶ノ水博士”のお話しは、「これは難しいからとばしましょう、次!」と説明に時間がかかりそうなことはスライドを早送りしてしまう非常に簡潔でクレバーな構成でした。

 本質を伝えるためには簡潔さも大切です。

 レモングラスの蒸留(蒸留したてのやや青臭さい感じもホンモノである感じがしました)の見学や、内容豊富なおみやげをいただいた満足感もあり、遅刻、早退の短い時間でしたが、充実したお昼休みになりました。

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