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2011年11月30日 (水)

タッチは痛みの悪循環を断ち切ることができる(マジョラムでも痒みを抑えることができました)。

 大腿骨骨折の方の指圧が続いています。

 本当なら昨日からショートステイで、3日ほど指圧はお休みになる予定でした。

 ところが朝になって「泊まりに行くのは嫌だ。センセイを呼んでくれ」ということになって、ショートステイを断ったようです。

 奥様を休ませるためにショートステイに行っていただくとよかったのですが、ショートステイで自宅ほどのわがままが通るわけはないので、行きたくない気持ちもわかります。

 このことで奥様とは朝から喧嘩をしていたようです。「センセイはどう思う?」と興奮冷めやらぬ声で尋ねられました。

 夜眠れないなどの今の状況を見てもらうためにも「行けたらよかったのにねぇ…」とお答えしましたが、本人は怒りがおさまらず、しばらく興奮が続いていました。

 奥様が用意したお泊りの荷造りは無駄になり、施設へは断りの電話を入れて、デイケアを含めた度々のキャンセルで、今後の受け入れにも影響がありそうです。

 一喧嘩あって興奮して体が痒くなってきたようで、指でおなかや背中をかいています。

 鎮痛とリラックスにマジョラムを持ってきていたので、スイートアーモンドオイルを基材として1%濃度でマッサージをしました。

 痒みを止める精油としてマジョラムをあげるセラピストはまずいないのではないでしょうか?

 私もこのケースで痒み目的だけなら、カモマイル・ジャーマンや老人性の乾燥肌ということからサンダルウッドを選択したいところです。

 このあたりが往診のライブ感、主訴は右大腿の痛みです。

 「血管収縮→組織の酸素欠乏→発痛物質産生→脳への痛みの伝達→交感神経の緊張→筋肉の攣縮→血管収縮…」という痛みのサイクルを断ち切ることができれば、興奮による皮膚の痒みを抑えることができると思いました。

 腹部、胸部、背部と、痒いというところからマジョラム+スイートアーモンドオイルで手掌軽擦をしていきます。

 患部の骨盤から右大腿を軽擦する頃にはイビキをかいて眠っていました。

 触れるところはほぼ全てアロマオイルマッサージをした後、頚、肩、背部、上肢、下肢と指圧をしました。

 朝の喧嘩で疲れたのでしょう、よく眠ったままアロマ指圧を終えました。

 1%濃度であれば加温作用のあるマジョラムでも痒みが強くなるというようなことは心配しなくていいでしょう。

 このケースでは鎮痛作用や血圧降下作用が重要です。

 タッチの強弱だけも、強い刺激は血管を収縮させ、マイルドで気持ちの良いタッチは血管を拡張させるという使い分けができます。

 今回のように、いざという時に温存しておいたアロマオイルマッサージを行うと、とても効果を発揮します。

 もちろん私もアロマしかないケースではアロマに頼ります。

 いろいろ考えてみてください。

 明らかな間違えでなければ、様子を見ながらまずやってみることです。

 今日は頭皮のスプレーと“痒み止め専用のブレンドオイル”も用意しました。

 心配なのは介護する奥様が疲れた様子だったことです。

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