ヘルパーさんは断って、指圧に呼ばれたこと。
昨日はヘルパーさんが来る予定の時間にヘルパーさんを断った大腿骨骨折の方に呼ばれて指圧をしてきました。
ヘルパーさんの介護の内容がヘルプになっていないんです。
これは多くの要介護者が感じていることだと思います。それをいつかわれわれも感じることになるのです。
要介護者が必要と感じることをしていたらヘルパーさんが断られるはずはないのです。
「痛いから指圧をしてほしい。ヘルパーさんはいらない」というのはおかしなことです。
介護保険の範囲内で介護レベルに合った要介護者が希望する内容をもっとしていたら、そんなことにはならないはずです。
指圧中に一緒にヘルパーさんが仕事をしていても私はかまいません。
ヘルパーの技量やケアマネージャーの技量が要介護者の生活の質に大きく影響します。
手技療法者と同様、受け手の気持ちをくんで最適なことをしようとする介護関係者は多くはないのでしょう。
賃金を得るために時間中ただ手を動かしていればいいという考えでは、手技療法も介護の仕事も続きはしません。
指圧を始めると大きなイビキをかいて眠った方にとって、おそらくヘルパーさんの仕事内容はなくてもよいことばかりなのでしょう。
1時間指圧をして目覚めるとトイレに行きたいというので、車椅子を押してトイレまで行きました。
血流が良くなり、むくみが尿となったのです。
健側の左股関節や左膝関節を動かしても右大腿が痛かった頃と比べると、痛みは少なくなってきています。
デイケアでも歩行訓練が始まり、昨日は家でも歩行器を使って廊下を歩いたようです。
「もう歩けないだろうと言ってしまう医師や断られてしまうヘルパーVS困惑する要介護者とその家族」、これではいけません。
よく話を聴いて、受け手の気持ちをもっと考えて、「自分だったらそんな時にどうされたいか」、それをしなければ!
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