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2012年2月29日 (水)

タロットが得意なあの方がやってきて…。

 タロットカードを買って5日目に、それが呼び寄せたようにタロットが得意なレストランのオーナーソムリエ(女性)がパスタをお土産に指圧にいらっしゃいました。

 うーん、無駄がありません。

 引きが強いというか、縁なのか、ちょうど美味しいパスタも欲しいと思っていたところでした。

 主訴は不眠と疲労、背中がガチガチです。

 目の周りはたるたるにたるんで血色が悪く、紫色のクマが不健康さを際立たせています。

 娘さんの結婚式でいろいろとストレスになることがあったようで、旦那様の『オマエの育て方が悪い』という言葉が、御自分の中で処理できていないようでした。

 いろいろとお話しをうかがいながら指圧をして、小さな問題も、大きな問題もありましたが、「こんなことを話せるのはセンセイだけだから…」とのこと。

 『えっ!貴女はタロットが凄いことになっているんじゃなかったっけ?』

 それは言いませんでしたが、交感神経が優位のまま緊張状態からスイッチが切り替えられなくなった時には、指圧やアロマテラピーに即効性があることをわかっていらっしゃって、私のところへ来てくださったのでしょう。

 指圧後には、目の周りにローズヒップオイルとラベンダー(フランス産)で血行促進のマッサージをしました。

 これも最近自分にしているマッサージなので無駄がありません。

 私はフランキンセンス気分なのですが、血行促進で目ということになるとラベンダーが最初にイメージされました。

 “クリア・アイ”のクラリセージも加温性と鎮静効果で選択肢として面白そうですね。

 あんまり引っ張り上げないでも、素直に横に流すくらいで効果がありました。

 顔のリンパに働きかけるなら、強い力で圧し込む必要はないということです。

 パンッと張りのある顔に生まれ変わったようになって帰っていかれました。

 いろいろとストレスがかかって、猫背で下を向いていて、目の周りも顎の周りもたるんでしまったのですね。

 不満やわだかまりを私に預けていかれたので、旦那様に多少きつい事を言われても上手にかわせる余裕の空間ができたことと思います。

 旦那様はそれほど根に持って言っているようにも感じられませんし…。

 結婚式とかお葬式とか、ふと本音がわかってしまったりして、怖いですネ。

 その後、別の方から何故か“携帯用音波振動歯ブラシ”をいただきました。「父がいつも御世話になってます」だって。

 ちょうど欲しかったので、びっくり…。

 引きが強いというか、無駄がないというか…。

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2012年2月28日 (火)

「握力が強ければ長寿である」という研究結果について考えてみました。

 『握力が強ければ長寿である』という研究結果をテレビのニュースが伝えていました。

 研究をした先生のコメントの中に、握力と長寿を結びつける考察はありませんでしたが、考えてみると高齢者で『握力が強い』ということは『手指に麻痺がない』ということです。

 高齢になっても握力が強いということは、脳梗塞の後遺症がない、心臓疾患による上肢の放散痛がない、頚椎症による手指のしびれがない、症状の重い腱鞘炎や手指の変形がない、ということなのでしょう。

 ただ単に握力が強いということだけではなく、脳血管障害や循環器障害の随伴症状としての手指の麻痺がないことが長寿につながるのだと思います。

 『冬の夜中、道路でおばあさんがペットボトルを持ってたたずんでいた』という話があります。

 握力が弱いおばあさんはペットボトルが開けられず、誰か通りかかる人にペットボトルを開けてもらおうと、寒い夜の道端にたたずんでいたのだそうです。

 おばあさんは一人暮らしなのでしょう。

 一人暮らしでないとしたら、さらに悲しい現代の怪談です。

 女性ホルモンのエストロゲンが不足すると腱鞘炎が発症しやすくなり、妊婦さんや更年期の女性や高齢の女性の多くはペットボトルの蓋が開けにくくなり、私はペットボトルが開けられないというたくさんの女性に指圧をしてきました。

 筋肉が痩せ衰え、脳血管障害の後遺症や手指の変形があれば、さらに手指の力は弱くなります。

 握力を強くするには、手指の屈筋に負荷をかけたエクササイズをします。

 指圧師には長寿の先生が多いのですが、指圧やマッサージの軽擦は指節関節伸展で施術しますから、達人の先生ほど屈筋を使っていないはずです。

 握力が強ければ長寿というのは、脳血管障害後遺症で手指に麻痺がある方と比較すれば確かにそういうことになりそうですが、それほど握力がなさそうな(失礼!)高齢の(失礼!)指圧の先生も長寿です。

 実際は握力に限らず、手を使う、頭を使う、ずっと同じ姿勢でいない、人間は動物だからいろいろな筋肉をバランス良く使って努めて動くということが、長寿につながるのだと思います。

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2012年2月27日 (月)

痛みが癒える時は或る日突然やってくる。

 腱鞘炎でも腰痛で頚椎症でも、痛みが消える時は或る日突然やってきます。

 痛みの連鎖を断ち切るためには鎮痛薬も有効ですし、痛みに意識を集中しなければ治りも早まります。

 痛みを再現しないように、ゆっくりと、小さく、息を吐きながら、動かせる方向には動かしておくことが大切なリハビリです。

 痛いのを我慢して大きく動かせば、塞がりかけた傷口が開き、再生されつつある神経繊維が再び傷ついてしまうかもしれません。

 神経繊維は1日に0.3ミリ~1ミリ再生します。

 年齢や個人差によって神経線維再生の早さは違いますが、血行促進によって神経線維の成長を促すことができます。

 冷えやむくみといった血行不良の状態を放置しておくと、傷の治りは遅れます。

 心の痛みも体の痛みも、3日も食事をしないような空腹には負けてしまうことがあります。

 痛くて苦しくて食事ができなければ食べなくていい、その後にたまらないほどの空腹を感じることができれば、生きる意欲が湧いてきたということなのです。

 たまらないほどの空腹を感じている時は、痛みを忘れています。

 痛みを忘れている時に、心の傷も体の傷も回復していきます。

 痛みを忘れている時間が少しずつでも長くなっていけば、どんどん傷が回復しているということです。

 痛みの連続、痛みの連鎖の悪循環は痛みを増強しますが、一方で人間には、痛みが何度も再現されるうちに痛みの実態を理解し、痛みの程度を薄めていく能力も備わっています。

 忘れるということも大事な能力です。

 いつの間にか痛みを忘れている時間が長くなって、或る日、腱鞘炎が、ぎっくり腰が、肩の痛みが、私は消えていました。

 多くの痛みは、そんな経過をたどって癒されていきます。

 心配でしょう、不安でしょう、でも少しずつ動かしていきましょう。

 心も体も必ず良く変わっていきます。

 あせらず、自分の痛みと向きあっていきましょう。

 大丈夫です。良くなっていく自分をイメージしてください。

 昨日は日曜日でしたが、夜遅くなって頚が痛いという御客様がいらっしゃいました。

 一週間は我慢していて、頚がまともに動かせない状態頭痛があって、その先には脳血管障害の怖れもあるように感じました。

 自分の後頚部、自分の背中は、誰一人として生涯直に自分の目で見ることができません。

 私たちセラピストは、御客様が御自分では見えない背中をありのままにお伝えする目と、感性と、素直なタッチを研ぎ澄ましていきましょう。

 日曜日の夜の指圧後に「頚が動かせます」と別人の笑顔で玄関を出ていかれた御客様をお見送りした時、痛みが癒える時は“この手”で手繰り寄せることもできるのだと思いました。

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2012年2月26日 (日)

30代女性、近所のマッサージ屋さんで揉み返し。こりがむくみを包んでいる時の対応。

 30代女性、近所のマッサージ屋さんで施術を受けたら翌日に揉み返しになり、私のところへいらっしゃいました。

 主訴は頭痛、左腰痛と左足外側の痛み、揉み返しで肩もパンパンに張っています。

 座位では左膝が右膝より前に出ていて、爪先も左足の方が少し前に着地しています。

 腰椎は後弯気味で、骨盤は左腸骨が外側に開いていました。

 これらのキーワードから指圧を構成していきます。

 まず一般的に、この女性のように色白でぽっちゃりとした体型の方は、むくみを抱えています。

 年齢的に女性ホルモンの分泌が活発であれば、筋肉はつきにくいということも頭に入れておかなければいけません。

 彼女は表面的にはこっていますが、筋肉は細く弱く、むくみを溜めていました。

 弱い筋肉のこりには、刺激量も刺激時間も控えなければいけません。

 普通の刺激量では強いのです。

 30代の女性では、こりがむくみを包んでいるということがよくあるので、筋肉を“ほぐして”“バラバラにしてしまわないように”、丁寧なタッチをしてください。

 筋肉はカニカマではありません。

 こりには弱い刺激、むくみにはテンポの良い刺激で血行促進します。

 通常圧法の3秒圧ではなく、このケースでは1秒圧の細かいタッチを刻んでいけば、テンションが弱くて細い筋肉のこりにも、むくみにも、両方に対応できます。

 実際には、私は1点毎にもっといろいろなテンポやタイミングのタッチで対応しています。

 検査器としての触圧覚のセンサーを受けて、検査のタッチから瞬時に治療的なタッチに移っています。

  検査をせずに、ただ1,2,3で圧し込んでしまえば、傷の有無や、筋肉の硬軟でタッチに変化がつけられないので、やり過ぎになって揉み返します。

 同じ1点を指圧する場合、前回と今回では刺激量を変えるべきです。

 指圧前にトイレに行き、仰臥位に移る時にトイレに行き、指圧終わりでトイレに行きました。

 主な症状はむくみによるものです。

 むくんでいたから頭がぶよぶよして頭痛があったのです。

 座位で左膝が右膝より前にあったのは、左下肢長が右より長いということです。

 これを右下肢の短縮と置き換えてみると、立位では体重が右足にかかり、左足は外側に流れて骨盤(左腸骨)が開き、左足の着地は内反気味に母趾が浮いて小趾側が床に着いています。

 気をつけの姿勢から、左足を外側に開いて休めの姿勢をとった時、左下肢が長くなるのと同じです。

 全身指圧後症状は軽くなり、座位で膝の位置がそろいました。

 揉み返したマッサージとは「全然違うからまた来ます」とのこと。

 体が連れてきた物語から近い過去の状態を読むのが、タッチセラピーの大切なポイントです。

 歩き方、左右のバランス、骨格の歪み、こりとむくみ、声の力、目力、臭い、身だしなみなど、体からは心が反映されたいろいろな訴えを読むことができます。

 場合によっては遠い過去、トラウマ、近未来にも触れたり語ったりすることになります。

 昨日の続きになりますが、セラピストはタロットカードを研究してみるとセラピーの流れを物語にする力がつくので、役に立つことがあると思います。

 タロットカードから前向きなメッセージを構成して伝えることと、体が連れてきた物語から施術を構成し施術を終えた後に前向きなメッセージを伝えることは、セラピーとして同じなのだと思います。

 

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2012年2月25日 (土)

アロマ中、風もないのに、誰かが来たようなドアの音。

 坐骨神経痛の方の下肢にアロマオイルマッサージをしている時に、ドアのガタンという音がして、てっきり予約なしで御客様が入っていらっしゃたのかと思いました。

 マッサージ中の御客様も「どなたか…?」と尋ねられたので、玄関を見にいき、外に出ても、まさかと思いましたがトイレを開けても、誰もいませんでした。

 風もなく、地震でもないのに、ドアが開いて閉まる音がしました。

 けっこう開け閉めの重たいドアです。

 そこから「センセイは“見える”人か?」という話になって、「一回は見たと思う」という話から、「今のは(誰か)来た!」という結論になりました。

 セラピーの現場ではありがちな展開です。

 思えば元占い師さんやタロットが得意なレストランオーナー、超療術的な治療のセンセイ、霊場巡りの人、類は友を呼んでいるのか、“怪しげ面白い”人々が私のところへやってきます。

 「今来たのは誰だろう?」という話になって、「暖かいので亡くなった父がやってきたのではないか」ということで話は落ち着きました。

 アロマオイルマッサージを受けていた御客様は父の診察を受けたことがあって父を知っていましたから、その結論にお互いが納得したのは面白いことです。

 水曜日の往診前に立ち寄った書店で、ふと手にとったタロットカードとソウルメーカードを何の気なしに購入し、施術中、タロットカードとソウルメイトカードをデスクの下で“育てて”いました。

 タロットは向いているかもしれません。

 タロットは、古代の神官の儀式に使われていたものが、現在はセラピーとして残っているのだと、私には思えます。

 ソウルメートカードは、ハイヤーセルフ(高次の自分)と対話するような時間を作ることができ、『これは今までもやってきたことだなぁ』と思えます。

 『落ち着いた色のハンカチや箱でカードのベッドを作りゆっくりと休息させてあげる』、『お香にくぐらせてカードの浄化をする』、『一枚一枚のカードをしっかりと見つめ自分のカードに育てていく』、『左手の重要性』、カードを自分自身や御客様に置き換えてみると、これらは全てタッチセラピーに当てはまることです。

 ケルト十字法で12枚のカードを読むと、今までのところ思い描いているような答えがでます。

 ケルト十字法のリーディングが、私の指圧のリーディングととてもよく似ていることがわかりました。

 タロットを始める前には儀式があって、カードを両手で包み込んで四方へ祈った後、尾骨の先端の第1のチャクラ(督脈経の『長強』穴)から頭頂部の第7のチャクラ(督脈経の『百会』穴)までの7点をオイルで清めます。

 ①長強(尾骨先端と肛門の間) ②気海~関元くらいの範囲の1点のことなのでしょう(下腹部) ③鳩尾~中脘くらいの範囲の1点のことなのでしょう(上腹部) ④膻中(胸部乳頭線) ⑤廉泉(喉) ⑥印堂 (眉間)⑦百会(頭頂部)、この7つのチャクラのうち①と⑦が督脈経、それ以外は任脈経です。

 ツボの位置と同じように、チャクラの位置も多少動くと理解しておいたほうがよいと考えています。

 まずこの7つのチャクラが、仙骨神経や迷走神経などを介した副交感神経支配のポイントであるか、副交感神経に切り換えるスイッチとなるポイントであることがなかなか上手な導入になっているなぁと感心します。

 アロマオイルマッサージでも、施術の導入時にそれぞれのセラピストがそれぞれの儀式を行って、モチベーションを高め、タッチを神聖化しておくことが、施術の成果を高めるためにとても大切です。

 あまりタロットを強調してしまうと、痛みの緩和を期待していらっしゃる御客様が引いてしまっても申し訳ないので、このお話しはこれくらいで…。

 父ではなく、父によく似た『愚者』のカードがドアのいたずらをしたのかも…。

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2012年2月24日 (金)

フェイスヨガ。前頭筋を使わずに眼輪筋で目を大きく開ける。

 今年も静電気が起きません。

 かといって指先は乾燥していたりします。

 得な体質です。

 最近鏡を見ながらフェイスヨガをしています。

 目を大きく開けようとすると、普通にやれば眉毛が上がります。

 眉毛が上がるのは、主に前頭筋を使って目を開けているからです。

 眉毛が上がらないように示指で押さえて、眼輪筋だけで目を開けようとすると、前頭筋を使った時ほど目は大きく開きません。

 それはあまり眼輪筋を使ってこなかったからです。

 眼輪筋が衰えてくると瞼がたるんで、老化した眼瞼下垂気味の顔になります。

 小さな筋肉もコツコツと鍛えましょう。

 けっこう力の入るエクササイズです。入浴中にやれば頭から汗が噴き出します。

 そして口輪筋。

 インターネットで検索してみたら『歯を見せて笑うな!』という運動部的な教育を受けてきた方が多いようです。

 エステやマッサージ業界などの白い歯を見せて笑うことが健康的であるというアメリカンビューティー信仰のようなものと、仏教美術に代表される東洋のアルカイックスマイルとでは、ずいぶんな隔たりがあります。

 もうかなり昔になりますが、『チャーリーズ・エンジェル』のファラ・フォーセット・メジゃーズさんあたりからは、白い歯をギラリンと見せて口輪筋を一杯に使って笑顔を作ることが、アメリカでもさらに女性の美として定着し、強調されてきたように思います。

 しかし東洋のいくつかの国では、未だに女性は歯を見せて笑わないことが良しとされていたりもします。

 私も歯を見せて笑うほど口輪筋を使ってきていませんから、鏡を見ながらエクササイズしています(あの突然怖い人になるマナー講座の先生(女性)の研修を受けたら、きっといじめられます)。

 ローズヒップオイル+フランキンセンスで引き締め効果のマッサージも加えて、「なるほどねぇ」なんて言いながら新しいタッチも考えています。

 顔の使っていない筋肉を使えば小顔になりますから、そんなに小顔にこだわらなくてもと思ったり…。

 使っていない筋肉を使えば、3kgくらい体重を減らすなんて簡単だから、そんなに必死でダイエットしなくてもと思ったり…。

 「あんまし喰うな、運動しろ(by 伊集院光)」ということです。

 そんなこんなで、フェイスヨガを始めてから3kg痩せて、今小顔な私です。

 (顔の使わない筋肉を使うと、全身の代謝が良くなります。顔が3kg痩せたわけではありません。)

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2012年2月23日 (木)

コメダ珈琲店のシロノワールって…。

 “コメダ珈琲店”、“シロノワール”、携帯電話のテキストメモに登録してあった要チェックキーワードを確かめに、昨日の往診前に行ってきました。

 頭の中で膨らんでいたイメージとは、コメダ珈琲店の外装を見ただけで『違うなぁ』と思いました。

 名古屋発の珈琲屋さんということで、モーニングのこれでもかという内容にも期待していたのですが、モーニングのセットはドリンク+バタートーストとゆで卵のみ、サラダや名古屋的なあんこのトッピングはオプションです(あんこはいりませんけども)。

 みそ汁までついてくるという名古屋的モーニングセットかと思ってました(みそ汁はいりませんけども)。

 そしてシロノワール。

 頭の中はシロノワールへの期待で一杯でした。

 運ばれてきたのはソフトクリームを添えたいくらか温めたデニッシュ生地のパン、メープルシロップとさくらんぼが1ケ付いてきます。

 味は…。

 そのままです。

 目が点になりました。

 (沈黙)

 コーヒーは悪くない、苦味と酸味のバランスのとれた味です(私は酸味の強いキリマンジャロ派ですが)。

 半泣きの気持ちで、猛烈な勢いで、食べ、飲み、店を出ました。

 『何で昼前にトーストとデニッシュのこんなタンスイカブチーな食事をしてしまったのだ!』

 日頃の無駄なものを極力食べないようにしている生活習慣からすると、かなり残念な結果でした。

 それでもメニューを読んでいたら、『ニューヨークチーズケーキはユダヤ移民が持ち込んだ原型はユダヤ料理である』というウンチクをゲットしました。

 これをどこかで使ってモトをとらねば…。

 トイレは悪くないレベル、ゆったりできそうなお店です。

 喫煙席と禁煙席に分かれたお店でしたが、タバコの臭いは気になりませんでした。

 それでも思い描いていた“コメダ珈琲店”と“シロノワール”とは違いました。

 期待し過ぎたのが悪い…。

 コーヒー(モーニングセット付きも)400円、ミニシロノワール390円。

 コーヒーの種類がたくさんあるお店ではありません。

 (〇×△□-、〇×△□-と心の中で叫んでから)また旅は続きます。

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2012年2月22日 (水)

楽しいことと大変なこととの比率。時には1:9で追い込まれたりするけれど…。

 京都大学の研究発表以来、トマトが売れています。

 1日6個食べると、脂肪燃焼効果が上がるそうです。

 塩麹も売れています。

 発酵食品ですから腸内環境を整え、便秘にも効果があり、その旨味によって塩分摂取を抑えることもできます。

 ブームを俯瞰する側にとっては、「やれやれ…、またか…」という感じです。

 そのうち塩麹トマト!!が売り出されるのではないかと、面白がってブームを見ています。

 ブームに乗って楽しめるなら、それはとても良いことです。

 信じるパワーで効果が上がります。

 それでもブームが去った後の、祭りの後のような寂しさをブームの外から見ると、人の心は移ろうものだなぁという感慨にしみじみとしてしまいます。

 人は楽しみと大変さのバランスの中で生きています。

 われわれはもしかしたら1割の楽しいことのために、9割の大変なことをしているのかもしれません。

 それでも1割の楽しいことが120%くらいに感じられることもありますね。

 9割の大変なことに追い込まれないためには、状況を把握して早くから準備をすることが大切です。

 折込済みの大変さを一つ一つ片付けていけば、笑っていることだってできます。

 それでも緊急事態や思わぬ側面攻撃に直面した時、人の心のバランスは脆くも崩れてしまうものです。

 楽しみと大変さの1:9のバランスが重くのしかかってきて、暗闇と閉塞感の世界に閉じ込められてしまいます。

 でも、でも。

 希望は“かなうことが希な望み”、実現するのはなかなか難しいことですが、心の糧、生きるエネルギーになります。

 岩盤浴で大量に発汗した後の1杯の水、絶食の後の1口のおもゆ。

 希望のために、われわれは負荷をかけることだってできます。

 自ら望んですることも、時にはストレスになります。

 トマトと塩麹に依存してしまった人が、トマトと塩麹が品切れになった時、大変さのバランスが大きくなります。

 いつもながら、トマトと塩麹にかこつけたオマエは何を言っているのだと言われそうな話です。

 普通でいい、でも普通でいるのは難しい。

 一喜一憂してしまい、舞い上がったり、落胆したりの毎日です。

 素の自分の気持ちのいい方へ…。

 何かに片寄った依存をし、現実以上の期待をすると、だいたいはギャップの揺り戻しで『大変なことに分類される感情』が爆発します。

 楽しいことと、大変なことの比率が2:8に近づけば相当楽しいはずです。

 パラダイスです。

 自分を追い込まない、大変なことを見つめて何度も掘り下げない、気分転換の天才になり、あちこちにお守りやシェルターを作れば大丈夫です。

 (何を言ってるんだ、と言われそうなお話しです。)

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2012年2月21日 (火)

82才の御母様の子宮全摘手術前、その娘として感じるストレスの指圧。

 午後の予約の時間よりもかなり早くやって来たお得意様の女性、この後、82才の御母様が入院し、子宮の全摘手術をするということです。

 背中が丸くなり背筋が緊張し、口角炎ができていて、ゲップが出る、大好きなコーヒーが美味しく感じられないなど、ストレスによる神経性胃炎だろうと診ました。

 82才の御母様に子宮全摘手術の選択がされたということは、望みがあるからです。

 御母様は元気だということなので、病んだ部位を摘出した後は、きっと体が軽くなることでしょう。

 その後、「寝込むことになるのでは?」なんて、今から心配しなくていい。

 この女性も同じような部位に同じような病気を持っています。

 体型も似ているそうなので、遺伝なのだろうなぁと思います。

 病院には慣れていて、普通の人よりは御母様の入院を上手に受けとめているようでしたが、背中の硬さや口角炎はストレス反応として表れたものです。

 御母様の入院前のあわただしい時間の中、どうしても私に預けていきたかったものを探しつつ、「82才で全摘手術が選択されたこと」の私見を語りながら、指圧をしました。

 背中には「娘であるワタシ」の不安が居て、大人の顔の正面からの対応とは違うことがよくわかりました。

 雨に濡れて震える子犬のような背中でした。

 大人になると泣けなくなる人がいます。

 私のようにすぐ泣けてしまう、泣きながら指圧をするようなものとは違って、泣き方を忘れた背中が溜めた涙を指圧で流していきます。

 何年も、実は開業する前から指圧をしている方ですが、「中学生の時、お父さんが脳梗塞になって13年寝込んでから亡くなった」というお話しを、この時に初めてうかがいました。

 その頃からの苦労が御母様の入院と重なって溢れ出し、私の指圧ではじけ、消えていきます。

 腰の指圧からおなかがよく動き出し、おなかの指圧の終わる直前にトイレに行き、最後の仕上げをして指圧が終わりました。

 心のセッションでした。

 置いていけるものがあれば、置いていってください。

 それで潰れるほどヤワではありません。

 それでも覗いてしまった世界は私の感情をしばらく揺り動かしています。

 どうか手術が成功し、御母様が元気になりますように。

 疲れたら、また指圧にいらしてください。

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2012年2月20日 (月)

父の十七回忌の終わりにキジの鳴き声。

 昨日は父の十七回忌を無事に終えることができました。

 近くの霊園から家に帰りついた直後、地震があってキジが鳴き、羽ばたきました。

 父がこの不便な土地の購入を決めたのは、土地を薦められて見に来た時に、キジが鳴いて飛び立ったからなのだそうです。

 その時も地震があったのかもしれません。

 キジは地震にとても敏感で、いつもどこかの草むらから鳴き声で警告してくれます。

 子供の頃、『何でまたそんな土地を買うのだろう…』と思いました。

 古事記か日本書記にありそうなノリです。

 父は家の設計をずっと考えていましたが、家相や風水を取り入れた理想の家がどうしてもできずに、私に「考えてくれ」と言ってきました。

 私が玄関や水まわりや仏壇の向きなどを家相でみて、仏壇の上に建物がないようにする、階段の向きなど、父の要求を全部取り入れて、それほど苦労もせずに図にしてみると、使い勝手が良いとは言えない、合理性に乏しい、今の家ができました。

 本当はその図を見せたくなかった。

 図面を見せると「俺ではなく、喜也に降りてきたのだなぁ」と、とても喜んでいました。

 ある時は行き先を言わずに出かけるというので、とにかく行きそうな方向に車を走らせると「どこへ向かっているのだ」と怒り出しました。

 「だって行き先を聞いてないもの」→「おまえならわかると思った」

 うーん、馬鹿親子です。

 父は東大の外科医からのスタートでしたが、晩年は東洋医学の漢方診療に傾倒しました。

 回復する望みがないのに体を切り刻んで延命することや、回復する望みがないのに機械で延命することを良しとしない人でした。

 白い巨塔では脇道を歩いた人です。

 管理職を降ろされた時に、ひどく落ち込んだ声で私に「肩たたきにあった…」と言ってきたことがありました。

 「管理職なんて向いてないでしょ!あんたのやりたいことじゃないでしょ!」とたいして考えもせずに言ったら、「喜也がこう言ってくれたぞ」と、とても喜んでいたと後で母から聞きました。

 ある時は腹部の切開手術をした入院患者さんが「水が飲みたい、水が飲みたい」とずっと言い続けていた時に、看護婦さんに「飲ませてやれ、水を飲ませないと気が狂う」と言って水を飲ませてしまいました。

 外科医としての経験からの自信があったのでしょうが、病院の組織の中で、常識からいうと、ホントに困った人でした。

 父がこの土地を初めて見に来た時も、父の十七回忌が終わった時も、キジが鳴き、羽ばたきました。

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2012年2月19日 (日)

「マッサージを受けて背中が切ないと感じたのは初めてです」と言われたこと。

 指圧・マッサージを気持ちの良い刺激で行えば、だいたいは誉めていただけるものです。

 だから調子に乗ってはいけませんが、昨日は「マッサージを受けて背中が切ないと感じたのは初めてです」と言っていただきました。

 遠くからわざわざ来ていただいた女性ですから、指圧に期待するモチベーションが高かったということも、私のタッチを快く受けとめてくれる一つの要素です。

 実は右の肩甲間部を指圧している時、私が『切ない背中だなぁ』と思っていました。

 言葉にはしていないのに、タッチを通してそういう感情を共有することがあるんです。

 主訴は3ヶ月前の左仙腸関節捻挫(ぎっくり腰)部位の痛みや違和感です。

 ぎっくり腰の後は、左半身はあまり使わずに、右半身にばかり負担をかけていました。

 右手の使い過ぎで、左に比べて右の背中は『切ない』ストレスを溜めていました。

 仕事の人間関係のストレスもあったようです。

 その切なさは彼女が発し、背中に溜まっていたてもので、私の指圧はそれをありのままに伝えたので「切ないタッチ」になっただけ、彼女はタッチの返しで御自分の切なさに気づいたのです。

 ぎっくり腰の再発を怖れて運動不足になり、血行が悪く、むくみを溜めて冷えを作っていました。

 全身指圧と施術前後の2杯のハーブティ「エキナセア・ベア」で、トイレにも2回行かれたので、むくみはかなり排出されました。

 左仙腸関節の傷の完治までにはもう少し時間がかかりますが、積極的に歩くことで症状は改善されていくと思います。

 実はもう一つの同調がありました。

 隣の町ではありますが、電車とバスを乗り継げば1時間ほどかかってしまうところに用事があったようなので、車で送っていくことにしました。

 その時に〇〇駅からバスで20分と言われた時に、パッと映像が浮かびました。

 目的の場所は行ったこともなく、イメージできませんでしが、そのバスが曲がる場所、上って行く住宅街の道路、当たりでした。

 不思議なものです。生活の木薬草香園に行く時によく使っている裏道です。

 車で20分ほどの距離なので、途中いろいろなお話をしました。

 「先生は何を大切にして生きていますか?」と聞かれて、「人を大切に思うことかなぁ」と答えました。

 私は人と向かい合う時、いつもセッションをしているみたいです。

 そのほとんどは、今どうやって“目の前のこの人”を楽しませたら(愛したら)いいかということに尽きると思います。

 見返りを求めないと言い切れるほどできあがった人間ではありませんが、経過を一緒に楽しんでくれた一人一人の方々に、感謝感謝の毎日です。

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2012年2月18日 (土)

一晩に悪い夢を2つ見て2回とも目が覚めました。

 一晩に悪い夢を2つ見て、2回とも目が覚めてしまいました。

 記憶にある限り、初めてかもしれません。

 最初の悪夢は「飲酒を先生(中学?高校?)に見つかる夢」、次の悪夢は「バイクにノーヘルで二人乗りをして捕まる夢」です。

 お酒は亡くなった母が癌で入院した頃からやめましたから、9年前から飲んでいませんし、もう飲みたいと思うこともありません。

 バイクにはそれ以上前から乗っていませんし、中型二輪の免許があるのに夢に出てきたのは原付でした。

 しかも、最初は車に乗っていて、狭い道から6車線くらいの大通りに出たら前にはもの凄い数の警官が検問をやっていて、いつのまにかノーヘル・原付・二人乗りの絶体絶命のシチュエーションになっていました。

 何故か背広姿の刑事さんがやってきて、私は『シマッタ!』と思いながら見逃してほしいと、哀れな自分を大袈裟に演じていました。

 なんて下衆(ゲス)な心をしているのでしょう、今思い起こすとわれながら自分のみっともなさにウンザリします。

 私の本性は中学生か高校生くらいのレベルです。

 メンタルが弱くなっているので、心の整理のためにこのような夢が生まれたのだと思います。

 最近いただいたパワーストーンのブレスレットがとてもしっくりなじむので、このところ施術中と入浴中以外はいつもつけています。

 滅多に見ないような夢のデトックスには、パワーストーンのお助けもあったのでしょう。

 明日は父の十七回忌の法事です。

 父は亡くなる日の朝、自分にお迎えが来たと言っていました。

 父は大動脈瘤を抱えていて、その日も病院に出勤して診療をし、同僚の先生に入院したほうがいいと言われたにもかかわらず、家に帰ってきて家の診療所でも午後の診療を行いました。

 高血圧の患者さんに、3回血圧を計り直してあげていたことは今でも忘れません。

 その時にはもう大動脈瘤解離の状態にあって、自分でもそれがわかっていたと思います。

 患者さんが帰ったところで、籐椅子で休憩したまま、大動脈瘤破裂で亡くなりました。

 静かな死でした。

 私に財産と言えるほどのものは何もありませんが、父と母の命が薄まっていく日々を見つめることができ、命の消し方を教わり、ゆっくりと時間をかけてお別れができたことはかけがえのない財産です。

 母に至っては後15分の命と言われてから、私の手の下で8時間も生きていてくれました。

 あの病室に何故か母と私だけだったあの夜、夜が明けて来て、モルヒネがきれて“母の体が暴れて”魂が抜け出そうとしているように思えた時、「もう、いいか…!?」と言って手を離した私と、命の消えていくタイミング…。

 命の最後の最後まで使って、母は私に自信を与えようとしてくれました。タッチに秘められた大きな力のことを教えてくれました。

 あの夢は両親からの「おまえはもうちょっと頑張れるだろ?」という励ましのメッセージだったのかもしれません。

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2012年2月17日 (金)

心はゆれているものです。

 体の問題を診ていると、どうしても心の状態を感じてしまいます。

 話し言葉にも、書き言葉にも、心は反映されています。

 心は動きます。心は変わります。

 心はゆれています。

 答えはいつも御自分が持っているのだと思います。

 私は鏡ですから、時々失礼なことを申し上げてしまうこともあります。

 本当のこと(私の心に伝わってきたこと)を言うことが、その時には適切ではないこともあります。

 痛いところをついてしまえば、自分も傷つきます。

 客観的に診ているつもりでも、最終的には私の主観が一つの答えにOKを出して、言葉としてお伝えしているように思います。

 答えは御自分が持っています。

 その選択から起こりそうな困難がみえたとしても、どこかで御自分が覚悟を決めてGOサインを出すものです。

 あとは見守り、祈るだけです。

 私は子供の頃から観念的な人間だという評価をされてきました。

 理屈っぽくて感情のゆれが大きいということなのでしょう。

 それだけに御客様や私と関る方々の心のゆれには敏感なのかもしれません。

 心はゆれているものです。

 型にはめてとどめようとすると心は苦しくなってきます。

 子供の頃のように笑っていられるといいねぇ。

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2012年2月16日 (木)

型と形無しと型破り。

 先日のNHKの番組で歌舞伎の板東玉三郎さんが先輩から教わった心に残る言葉として、「型があるから型を破ることができる。型の修行をしていなければ形無しだ」とおっしゃっていました。

 タッチでも同じことが言えます。

 昨日は生活の木原宿表参道校の講座の日でした。

 鎮静作用を目的とするタッチは、「強い刺激」を「長時間」行います。

 前にも書いたように、この「強い刺激」とは、「受け手が強いと感じるならば触れただけでも強い刺激である」と理解していなければいけません。

 セラピストが強いと思う刺激ではやり過ぎです。

 漸増漸減圧の指圧は、ゼロに近い刺激から刺激量を増やしていくことができるので、鎮静作用を促す手技として最も理にかなっています。

 昨日の講座で受講生の方の漸増漸減圧と垂直圧をチェックしてみると、面白いことがわかりました。

 実際に施術の現場でセラピーをしていて習熟度の高い方は、コンスタントに85点のレベルのタッチをします。

 しかし100点あるいはそれを超える感動的なタッチにはなりません。

 一方、実技の始めのうちは相当おかしな姿勢から残念なタッチをしていた方が、体の移動の方向や姿勢を直していくと100点の感動的な垂直圧が時々できてしまうのです。

 ポイントは手の構え、型なのかなぁと思いました。

 ある程度タッチに習熟してくると、安全なタッチで安定感のある施術をします。

 それを見ていると無難なタッチをしているように感じてしまいます。それが悪いことじゃないんです。

 ただ、強いタッチを持っているのに弱い刺激を選択しているという構えとは違います。

 無難なタッチをしている時、セラピストの心身にはストッパーがかかっているように見えてしまいます。

 もっとあなたらしく自然でいい。

 85点のタッチで十分にセラピーになります。たくさんの方を癒すことができるでしょう。しかしもっと感動的なタッチを持っているはずです。それが見たい。

 このあとの15点が自分のものになるまでには時間がかかるものです。

 力の抜けたタッチができるというというだけでも、到達すべき一つのレベルをクリアしています。

 そこに「タッチは素晴らしく感動的なものだ。面白いものだ」という気魄のようなものが、もう少し乗ってこないかなぁと期待しています。

 型の技術的には指紋部が広く当たるほど、手掌が皮膚に近いほど指圧の刺激はマイルドになります。

 もう少しピンポイントに指紋部を狭く当てて、手首が上がって手掌の位置が高くなるという強い刺激もできる型に、一回目、二回目、三回目と徐々に自然に変化させていくというのが私からのアドバイスです。

  しかし傷があれば同じ部位を10回指圧しても手首を上げられない、強い刺激ができる型に移行できないということもあります。そのあたりは柔軟に理解してください。

 細かくて申し訳ありませんが、あなたが心の底から理解できたと思うのは今日かもしれないし、10年後かもしれません。

 あなたの体から発する、あなたの気魄が感じられるタッチを作ってください。

 型をまねた後は、型を破ってください。

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2012年2月15日 (水)

坐骨神経痛のアロマオイルストレッチ。

 坐骨神経痛で足がしびれている70代の女性、全身指圧後に下肢と腰のアロマオイルマッサージをしてほしいとのことです。

 指圧では、坐骨神経に沿った腰から下肢の緊張の他に、肩こりとおなかの冷えを問題としてとらえました。

 また指圧にいらしゃった時の脈が1分間に120で、朝から動悸が気になっていたそうです。

 全身指圧ですでに脈は100以下に下がっていましたが、 鎮静作用、加温作用のある精油でさらにリラックスしていただきたいところです。

 マジョラム+ラベンダー(フランス産)+スイートアーモンドオイル(濃度1%)でマッサージすることにしました。

 冷えと慢性痛に対する鎮痛レシピの定番です。

 坐骨神経痛でもアロマオイルのタッチではふくらはぎ深部の筋肉をとらえます。今回は伏臥位で施術します。

 基本的には求心性の母指軽擦のストロークで、痛みのある深部の筋肉の緊張をとらえて膝窩に流していきます。

 ここでも“詰まりが抜けた感じ”をクライアントと共有できますから、声をかけて確認をします。抜けたらやり過ぎないことです。

 膝を曲げて、膝窩の『委中』穴に母指で持続圧をかけてから、大腿後側中央を坐骨に向かうラインと、外側の大腿二頭筋のラインに母指軽擦していきます。

 大腿は筋肉が厚いので強擦気味に圧をかけます。

 左右の下肢が終わって、腰に移ります。

 オイルだけの施術ではここで殿部の梨状筋や中殿筋をしっかりとらえる所ですが、今回は十分な指圧がしてあり、問題がなかったので殿部は省きました。

 脊柱の両側を骨盤から肩甲骨に向かってと、腸骨稜に沿って、それぞ2線、3線と少しずつずらしながらストロークしていきます。

 その後脊柱棘突起に3指くらいで軽い圧をかけ圧痛の有無を確認します(ヘルニアなどで神経症状が強ければ棘突起に触れられると強い痛みが出ます)。

 さぁ仕上げのアロマオイルストレッチです。

 脊柱の両側を片側ずつ、遠心性と求心性にストレッチするストロークで脊椎間の隙間を拡げます。

 左腰部なら、左手で肩甲骨の方向に圧をかけながら引っ張る+右手で腰に圧をかけて腸骨を圧し下げます。

 軽擦+押圧+ストレッチの複合手技です。

 同様に下肢にもアロマオイルストレッチを行います。

 施術後は歩いていただきました。

 「ほぅら、楽になったでしょう。この後、痛み止めのオイルが体中を巡るからもっと良くなりますよ

 魔法をかけて帰してあげてください。

 事実だから、自信を持って。

 それができるかできないか、それを信じていただけるか信じていただけないかが、セラピストの力量を分けるのです。

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2012年2月14日 (火)

末梢神経障害の足趾を開くアロマオイルマッサージ、ふくらはぎ深部の筋肉を個別に緩める。

 昨日御客様から一番嬉しいおほめの言葉をいただきました。

 「こんなマッサージをしてくれる所はどこにもない」

 御客様の糖尿病性末梢神経障害の足の重だるさや足趾を開く時の痛みの原因を探るうちに、下腿後側の触れにくい筋肉の圧痛と、足関節や足趾の動きが結ばれていることがわかってきました

 足趾間や下腿前側、下腿後側の大きな筋肉を単純に触っても、そこそこの効果はありましたが、足趾が開くと御本人が足踏みして喜ぶほどの効果はなかったのです。

 ゼラニウムを使ったアロマオイルマッサージですが、糖尿病性末梢神経障害の筋肉にはとても強い痛みを伴います。

 仰臥位で膝を立て、ふくらはぎ外側の脛骨の際へ中指を横から入れていき、長腓骨筋・短腓骨筋を探ります。

 アキレス腱をとらえていては当たっていません。

 腓腹筋の隙間に指を入れて、脛骨の方に圧し込んで、膝窩の方向にスライドさせます。

 痛いから力はできる限り抜きます。それでも痛いんです。

 これはクライアントの求めに応じるセラピストの修行のようなものです。

 共通の痛みを感じながら、その老廃物の塊が抜けていくまで軽擦します。

 これをふくらはぎ内側の長趾屈筋でも同様に指を横から入れて行います。

 これらの細い筋肉の圧痛が抜けて行く時、足関節や足趾の動きが軽快なります。

 この軽擦中は坐骨の方にも、足趾のほうにも、坐骨神経を介して電気ショックくらいの刺激が響き渡ります。

 私はこのような痛みを伴う施術を良しとしませんが、これは御客様と私の信頼関係の中でしなければいけないこととして、自分を許しています。

 アロマオイルマッサージの後は、足趾が開いて、立っている感覚がわかるのだそうです。

 これは消えていくアート、刹那のせめぎ合い、私と御客様との間にだけわかる感覚です。

 だから揉み返さないように、やり過ぎないように注意してタッチをしています。

 御客様はもっと回数を増やしたいと仰います。

 私は硬く脆いこの筋肉には、週一回程度の施術が適切だろうと思っています。

 それでも御客様の希望であれば回数を増やしてもいいかなと思うようになりました。

 人は夢や希望が生きる糧となります。

 このマッサージで足の重だるさがなくなるかもしれないという希望、私はそれに応えていくべきなのでしょう。

 だから唯一無二のタッチを作ります。

 今この瞬間の適量刺激、刺激部位、筋肉の作用、起始停止、精油の選択…、消えていく刹那のアートです。

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2012年2月13日 (月)

心には部屋がある。苦しかったら部屋を替えてみたらいい。

 ホイットニー・ヒューストンさんがホテルの部屋で亡くなりました。

 発見したのは“ボディガード”だったそうです。何だかでき過ぎのお話しです。

 まだ40代でしたが、離婚、ドラッグ、経済的逼迫と、ゴスペル・ポップスを築いた偉大なシンガーの晩年は、苦しみの毎日だったようです。

 ホテルの部屋にこもっていて、苦しい気持ちに溢れた心の部屋はどんどん巨大に膨らんでいったのではないでしょうか?

 部屋を替えたらどうだったでしょう?

 実際に行動としてホテルの部屋を替えることも方法です。

 そして心にも部屋があります。

 悩んでいるとそれを忘れがちですが、心の中には大好きな部屋がいくつかあるはずです。

 悩んでいる時は大好きなことが好きに思えないものですが、そのシェルターには懐かしい思い出や優しい人がいるものです。

 中島みゆきさんに『蕎麦屋』という歌があります。

 “世界中が誰もかも 偉いやつに思えてきて まるで自分ひとりだけが いらないような気がする時 突然おまえから電話が来る 突然おまえから電話が来る 「あのぉーそばでも、喰わないか」ってね…。”

 無器用な優しさは偶然かもしれないし、神様からのお助けかもしれません。

 それでも“あなたのことを”たいせつに思っている人がいることは間違いありません。

 ホイットニーさんも蕎麦屋に行けたらよかった…。

 死因は発表されていませんが、実際に亡くなった部屋から出ることも、心の部屋を替えることもできたはずです。

 『オール・アット・ワンス』が大好きです。

 ご冥福をお祈りいたします。

 タッチセラピストは転地療養感の出せる人になってください。とても大切なことです。

 懐かしい優しい気持ちになる心の部屋を探してその扉を開けて、悩みの部屋から甘酸っぱい微笑の部屋へ導いてあげてください。

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2012年2月12日 (日)

『まんが日本昔話』、又野龍也先生のラジオ深夜便「私の絵画人生」。

 テレビの『まんが日本昔話』の演出家で作家、画家の又野龍也先生から今朝のラジオ出演を知らせる葉書が届き、聴かせていただきました。

 NHKラジオ第一放送の朝4時からの番組を聴きそうな人として思い出してもらえて嬉しかったです。

 いつもおだやかで訥々とおしゃべりをされる方ですが、ラジオではいつも以上に自然で、おしゃべりが上手な方だったんだなぁと思いました(いつもは私がしゃべり過ぎるのです)。

 年末恒例の御自宅ギャラリーでの個展にうかがった時に、「震災の影響があったのではないかと思って気になってやってきました」などと生意気なことを言ってしまったのですが、震災後には水墨画から原点であるメルヘンの絵画が多くなったことがラジオでも最初の話題でした。

 熊本の少年時代から、映画のアニメ製作、手塚治虫先生の虫プロでのテレビアニメ製作、その後フリーになって様々なテレビアニメ製作に関り、『まんが日本昔話』、メルヘンの絵画、水墨画、そしてまたメルヘンの世界へと、又野先生の絵画人生が語られていました。

 「制約がない」「自由気ままな」絵画を画きたいという御言葉、やっと和紙や墨の種類の使い分けがわかってきたという御言葉、そしてこれからもっと良い作品が残せるような気がするという御言葉、先生に御逢いする事ができて本当に良かったと思いました。

 母が亡くなった後、密教の祈りの言葉を書いた書を額に入れて持ってきてくださいました。

 又野先生も、もう70才になられたのですね。

 「飛天来迎(天女が死んだ人を迎えに来る)」、「女の子が小さい犬を散歩しながらスキップ」、「お地蔵様と野山の風景」、「山頭火(の水墨画)」など、一枚の静止した絵画ですが、私には動いて見えます。

 私はお互いになどと言えるほどのものではないのですが、「先生」と言われるのが嫌だと言ったら、それからずっと「鈴木さん」と呼んでくださいます。

 又野先生も先生と言われたくないんです。でも私は又野先生だと思っています。お話しをさせていただく時は名前を呼びませんから。

 『綺麗な心の世界を持っているなぁ』と思います。

 だから震災の後はしばらく絵画が画けなくなったそうです。

 原点のメルヘンに戻った今後の創作活動を、益々御元気で続けてほしいと思います。

 年末に「指圧に行きたいけど忙しくて…」と言われたので、つい「大丈夫そうだから来なくていいです」と言ってしまいました。

 それからまだ指圧にはいらっしゃいません。

 信頼できる大人の方です。

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2012年2月11日 (土)

オスグッドシュラッター症候群にセントジョーンズワート浸出油を使ってみました。

 営業時間を過ぎて、陸上競技をやっている30代の男性が膝が痛いので診てほしいとやってきました。

 1ヶ月ほど前から、右膝下の大腿四頭筋膝蓋腱から前脛骨筋上部に痛みがあります。

 軽く膝を曲げて、膝が伸ばしきれない感じで足をひきずってやってきたので、典型的なオスグッドシュラッター症候群だと思いました。

 オスグッドシュラッター症候群は、スポーツによる激しい膝の屈伸によって脛骨上部付近に炎症が起こる骨軟骨炎です。

 まず仰臥位で、患部と右下肢の可動域を確認しました。

 大腿四頭筋膝蓋腱付近と前脛骨筋上部に炎症があるようで、患部は軽く圧しても痛みが出ました。

 この2つの筋肉の故障ですから、膝が伸ばせず、足の他動的背屈で痛みが出ました。

 オスグッドシュラッター症候群に限らずスポーツ障害では安静が必要です。

 彼の場合は痛いのに練習を続けて症状が悪化してしまったようです。

 指圧でできることは全身性の血行促進で痛み物質や老廃物を流し回復を早めることですから、下肢だけでなく仰臥位でできる指圧は上肢から顔面、頭部、前胸部、腹部とすべて行います。

 伏臥位では膝を軽度屈曲させるために、足枕を入れて少し足を高くします。

 右膝軽度屈曲で足をひきずってあるいているので、右大腿後側にも強い緊張があり、坐骨神経に沿って指圧をすると痛みがありました。

 伏臥位の指圧後、仰臥位に戻って膝屈曲で患部周囲にアロマオイルマッサージをしました。

 ブレンドオイルは、関節痛の炎症をやわらげるセントジョーンズワートの浸出油をベースに、ローズマリー・シネオールと、ちょうど作ったばかりのスペシャルブレンドオイル(これはサイプレスやグレープフルーツやサンダルウッド・オーストラリアやカモマイル・ローマンなどをブレンドしたむくみ排出とちょっとしたこりとリラックスのブレンド)も入れてマッサージをしました。

 右脛骨上部には塗布くらいのタッチをしばらく続けます。

 必ず痛みは緩和されていくので、筋肉が紙4~5枚分ゆるんできた感覚にあわせて、紙3~4枚分圧を足して軽擦します。

 それでも患部は撫でる程度です。痛がられるようでは傷を拡げています。

 むしろ、大腿二頭筋の緊張をとることが大切です。

 こちらは負担を請け負って緊張しているのですから、血行促進のしっかりとした強擦ができます。

 膝屈曲のままで、斜め下方に向かう大腿後側に、母指で前方向の圧をかけながらの強擦もできますが、私は膝を伸ばし気味にして、四指で筋肉を持ち上げて強擦を行いました。

 こちらのやり方のほうが下肢の重さを利用して圧がかけられるので、施術に力がいりません。

 オイルマッサージ後、立ち上がって歩いていただくと「来た時と全然違う!」とのこと。

 傷が夢のように治ったわけではないので、少し膝を曲げたままの歩き方ですが、症状は緩和されたようです。

 膝の使い過ぎの炎症ですから、肝心なのは陸上競技の練習を休んで安静にすることです。

 ローズマリーはカンファーがあればシネオールに代えて使いたいところです。

 また、むくみ排出+鎮静作用を目的としたオイルをこのケースで使ってみるのも炎症には効果ありです。なかなか良いと思います。

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2012年2月10日 (金)

ぎっくり腰、右腹直筋の緊張。

 60代女性、3日前に台所仕事でぎっくり腰になりました。

 靴下を履くのも、顔を洗うのも大変な3日間でしたが、3日目の午後には少し痛みがやわらいできたので、指圧にいらっしゃいました。

 椅子に座っていただいて背中を診ると、脊柱が左に側弯し、ズボンのお尻の中央のラインも左にずれています。

 軽く腰に触れたくらいでは痛みはありませんでした。

 急性腰痛は仰臥位で腹部から指圧します。その理由は、いきなり腰を圧せば非常に痛いからです。

 上腹部は左右ともに緊張し、臍の脇の右側、腹直筋に強い緊張がありました。

 手掌圧から指圧をし、緩んできたら両母指の先端をくっつけて広い指圧点を作り、せっかく広い指圧点を作りましたが、圧は片方の母指の指紋部にかけます。

 つまり圧をかけない方の母指があるので反跳痛(圧を抜く時の痛み)が抑えられるわけです。

 おなかの緊張がとれてきたら下肢の指圧にうつります。

 左前脛骨筋と右大腿四頭筋という対角線のこりがあり、右股関節の外旋と屈曲のストレッチをゆっくりしていく途中で痛みが出たので、無理には伸ばしませんでした。

 これらのことから、右股関節の大腿骨小転子に停止する右腸腰筋に傷があるだろうことが考えられます。

 右腹直筋の緊張は、右腸腰筋を使わないように代わりに使われたためで、右大腿四頭筋のこりは、膝を曲げて股関節を持ち上げないようにつっぱていたということです。

 上肢、顔面、頭部、前頚部、前胸部と指圧し、もう一度腹部に軽い手掌圧をして伏臥位の指圧にうつりました。

 症状が重ければここは横臥位で指圧をします。

 脊柱の左側弯がありますから左脊柱起立筋はこっています。

 脊柱の左側弯は、座位で右腸腰筋に負担をかけないためで、左殿部に体重をかけて座っていたことが原因でしょう。

 右大腿二頭筋のこりもありました。これは右膝を曲げたくなかったということです。

 下肢を使いたくない、膝を曲げたくも伸ばしたくもない、御辞儀ができない、顔が洗えない、寝起きも寝返りも車の乗り降りも大変なのが、ぎっくり腰です。

 伏臥位の指圧が終わって、もう一度腹部の緊張を手掌圧で診ました。

 みごとにゆるんでいました。

 仕上げのストレッチで右股関節の外旋と屈曲の痛みがまだあったので、小さく動かしておきました。

 立ち上がる時に、動作が「楽になった!」そうです。

 来た時はコルセットを着けていらっしゃいましたが、帰りはバッグに丸めて入れて、コルセットは着けませんでした。

 ぎっくり腰の時は、弱い触圧刺激と小さなストレッチで施術します。

 傷が治るのにはどうしても時間がかかりますから、血行促進と鎮痛を目的とした今回のような指圧をすれば必ず回復を早める効果があります。

 発症後3日目ですから指圧の適応期でしたが、これが初日、2日目であれば、施術の体位変換でものた打ち回って…というようなことになります。ごくごく軽いタッチで症状を緩和してください。

 脊柱の左側弯と右腹直筋の緊張があると、患部は右なのか、左なのか迷うと思いますが、股関節を動かしてみたり、腸腰筋は座位で負担がかかることを考えれば、今回のぎっくり腰のように腸腰筋の問題であると答えを出すことができます。

 寒さや運動不足、長時間の座位姿勢、年齢的な筋肉の衰えなどが複合して発症したと思われます。

 どんなに楽になったと言われても、傷が塞がるには時間がかかりますから、小さな股関節の運動で血行促進をはかるように、アドバイスさせていただきました。

 

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2012年2月 9日 (木)

「慮とは、先のことを思いめぐらし、深く考える心である」

 『東洋医学概論 教科書執筆小委員会著(医道の日本社)』を参考に、精と神について抜書きさせていただき、少し書き添えてみます。

 精は二つに分けられ、「先天の精」は両親から受け継ぎ、「後天の精」は飲食物から生成されますから、遺伝子と食生活は命に大きく影響します。

 大人になって食生活を自分で律していかなければ、後天の精から生まれる衛気が衰えるので、人間関係に疲れ果て、ストレスから病気になります。

 神は「神・魂・魄・意・志」に分けられ、その他に「思・慮・智」も神気に属しています。

 「神」は心にあって、あらゆる活動を主宰します。

 「魂」は肝にある陽性の天に昇る霊で、こころと密接に関係し、無意識的、本能的活動を支配する「たましい」のことを指します。

 睡眠中や高熱時など、「神」の支配が薄れた時の夢や空想、幻覚は、魂によるものとされています。

 「魄」は肺にある陰性の死体にとどまる霊で、乳児の吸乳活動や痛みの感覚、注意の集中などの肉体に密着した本能的行為と深い関係があります。

 「魄」が衰えると気魄が不足し、注意力が散漫になります。

 「意」は脾にあって、単純な記憶や思考を含んだこころを指します。

 意が傷つけられると、「おもい」に苦しみ、こころが落ち着かなくなります。

 「志」は腎にあって、目的を持って思ったり、思いを持続させる心のことです。

 志が傷つけられると、記憶の混濁や忘却が生じます(痴呆には「志」の衰えが関係しているのかもしれませんね)。

 「思」は、物事を工夫し、考える心です。

 「慮」は、先のことを思いめぐらし、深く考える心です。

 「智」は、熟慮したうえで、最善の判断を下す心です。

 「精神」と言葉にすれば2文字ですが、東洋医学ではこんなに繊細に心の問題を考えてきたのです。

 このように細かく分類してきた歴史からも、人間はナイーブでセンシティブで、時におっちょこちょいなことをやってしまって、素晴らしいと思います。

 精と神の要素のすべてを自分が持っているわけですから、そのどれにも納得していますが、この最後のほうの「思・慮・智」について復習できたことが、今朝の私の朝礼です。

 

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2012年2月 8日 (水)

気のループが繋がる感覚。

 東洋医学では、気を「精」「神」「気」と分けていて、それぞれをさらに細かく分類しています。

 精には、両親から受け継いだ「先天の精」と、飲食物より得られる「後天の精」があります。

 神には「神」「魂」「魄」「意」「志」「思」「慮」「智」があって、不可思議な働きをする心の状態や霊魂を表しています。

 気の分類には次のようなものがあります。

 後天の精から得られる陽性の気を「衛気」とよび、衛気は体表近くで活動します。

 先天の精から得られる陰性の気が「栄気」で、血とともに体の内側を栄養し、活動を支えます。

 気にはその他に、先天の精から得られた「原気(元気)」や、肺で後天の精と天の気が交わって生まれる「宗気」や、「真気(正気)」「臓気」「経気」「胃気」があります。

 さて、ここからタッチと「衛気」について、私が感じていることを記していきます。

 私が御客様の体に触れる時、私の体表近くを巡る陽性の気「衛気」は、御客様の体の衛気と交流します。

 不安や病気を抱えた方の衛気は弱っていますから、私の衛気を受け入れることができれば「衛気の点滴」のようなことが起こります。

 足りないものを足せば空ろな隙間を埋めることになります。そうすると満ちてきます。

 以前の私は衛気を放出していました。おそらく体の内側を巡る「栄気」も放出していました。

 だからとても疲れました。ヘトヘトでした。

 最近の私は、体の内側を巡る「栄気」をできるだけ使わない感覚がわかってきたように思います。

 そして御客様に差し上げた陽性の気「衛気」を、また自分の体に流す「人工透析」のような感覚も感じています。

 以前は点滴、あるいは輸血をして、疲れきっていました。

 今は私から御客様に管を繋げて「良い気」を流し、御客様の悪い気は洗浄し、放出し、御客様に差し上げた自分の気も、もう一度自分の体に流しているような感覚でタッチをしています。

 何を言っているんだと思われるかもしれません。

 考えてみれば、とてもとても心が辛かった日も、体が辛かった日も、御客様の体に触れることで「良い気」をいただき、悪い気を流していたように思います。

 御客様の体にしがみつくことで、苦しい時にも自分のアイデンテティ(存在意義)を確認することができました。

 生きているといろいろ大変なことが起こります。

 一言で、心が砕けてしまうこともあります。

 でも「指圧(タッチセラピー)をしていればいいんだよ」。

 それを教えていただきました。

 そして今も、御客様から教えていただいています。

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2012年2月 7日 (火)

トラの歩き方なら肩こりと下半身太りを作らない。

 昨夜テレビで野生のトラの歩き方を見て思いました。

 トラは四足歩行で前足を使う時に肩甲骨が上に盛り上がります。

 人間でいえば肩甲骨の内転、肩甲骨を内側に寄せる動きと同じです。

 肩こりの主な原因は、猫背で手を体の前で使うということです。

 手仕事には普通、肩甲骨の外転と肩関節内転・内旋、肘屈曲が伴います。

 トラは前足で(ほとんど)手仕事をしません。

 トラの歩きは、肘伸展で肩甲骨を内転する肩こり解消の動きです。

 後ろ足を見ても、がに股で骨盤の開いたトラはいませんから(そうなれば死期が近づいています)下半身がむくみにくく、お尻のキュッと締まった体型を維持することができます。

 獲物をとるために走る時は前足、後ろ足、背筋、腹筋、それに大腰筋と殿筋を強く使うので、良いエクササイズになっています。

 獲物がとれた時に食べられるだけ食べるという生活はマネしたくはありませんが、人間にも四足歩行エクササイズは有効だろうとトラの歩き方を見て思いました。

 確かに“女豹のポーズ”は体のラインをシャープに見せます。

 男性は、まんまと引っかかってしまいやすいので、なかなかのクセモノです。

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2012年2月 6日 (月)

鏡のようなものであって鏡以上のもの。

 誰もがいくつかの問題を抱えていて(それは良いことでも、悪いことでも)、そこそこぼんやりとした答えを持っています。

 良いことでも抱えているうちはプレッシャーとなり、悪いことだとプレッシャーは重くのしかかります。

 痛みや不安を抱えた方々の体に触れてきた経験から感じることは、良い部位にも微調整が必要であるということです。

 時の流れが絶えないように、体も心も刻々と変化していきます。

 鏡に映った顔や体も心まで表しますが、自分が見れば視覚的主観、他人が見れば客観的とも言えますが実はそれも他人を見た視覚的主観だろうと思います。

 タッチは主観と客観が混ざり合って、セラピストと御客様が共有する認識を作ります。

 それは瞬間で消えていく幻想かもしれません。

 しかし人間は瞬間で消えていく幻想に突き動かされて、微調整をしながら命をつないでいるように思います。

 現状をよりよく知らせるタッチとは余計な力を入れないタッチです。

 余計な働きかけがない分、客観的な数字による収支決算のように一つ一つの体の部位の状態が明らかになります。

 人間を良い方向にも悪い方向にも突き動かす原動力は本能的な部分です。

 それは大切なことですが、冷静に考えればそんなに不安にならなくてもよかったり、浮かれ過ぎているということもあるかもしれません。

 言葉にすると嫌な感じになってしまうことがありますが、タッチなら言葉をイメージでまろやかに伝えることができます。

 検査器としての手指で、働きかけ過ぎないタッチをすると、冷静に客観的な事実を感じていただけると思います。

 ぼんやりとした答えは誰もが持っています。

 それを見守ることです。

 幸せな毎日を送るためには必ず微調整が必要です。

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2012年2月 5日 (日)

一ヶ所の不調で体は半身の緊張を作り不安が渦巻く。

 この一週間の指圧を総括すると、足のしびれや、腰痛、肩こり、腹痛の原因には「一ヶ所の傷」が関係していることがわかります。

 右母趾の巻き爪では右下肢の筋肉に強い緊張がみられ、左肘の骨折では右腰痛になり、左頚部の神経根症状では左肩から手指までのこりとしびれが起こり、虫歯の治療中の方は便になるだけの食事が摂れずに便秘からの腹痛になりました。

 症状は患側に起こることも、健側に起こることもあります。

 右半身に傷がある時に左半身を緊張させてかばうことも、右半身を緊張させてしまうこともあるということです。

 また上半身の傷を下半身でかばうこともあります。

 手技療法の役目は、体のバランスの崩れを診て、調整することです。

 矯正し過ぎてもいけません。

 体に備わった恒常性を刺激し過ぎないように、物足りない程度で終わります。

 御客様が歪んだ体に慣れているとすれば、それは傷の痛みを出さないように自らが編み出した姿勢です。

 施術後に血行が促進されたことによって調整される分の“のりしろ”を残して施術を終えます。

 血行促進によってリラックスできれば交感神経の興奮が鎮まって、不安が緩和されているはずです。

 歯の治療中で食事が満足に摂れないという方も、上肢・大腸経の指圧、腹部の指圧、背部の指圧、迷走神経に沿った前頚部の指圧でよく眠りました。

 便秘はトイレ頑張って治るものではありません。運動も食事の量も影響します。

 眠ったので、副交感神経を優位にするという目的は達成しました。

 便秘のツボを刺激してあることを伝え、「後は一人前しっかりと食事を摂れば明日にはお通じがあるでしょう」と申し上げました。

 “体の当たり前”からはずれたことを見つけ、正し、不安を解消できるだけの具体的な情報を伝えてください。

 手を貸してほしいという人がたくさんいます。

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2012年2月 4日 (土)

「拝み屋さんがあの人は良い人だと言っていた」という間接的な勧誘をされた人。

 一昨日は「占いで卦(気?)を立てたら今の体の状態は命に関るのでセンセイのところへ来た」と指圧にいらしゃった方がいました。

 以前からのお得意様の60代の女性です。

 頚椎症で頚が回らず、左肩から左手指まで痛みが走り、左橈骨動脈の脈は取れませんでした。

 左第5~6頚神経と第7~第8神経圧迫の検査所見があるようです。

 左頚椎~肩甲骨周囲の違和感は、不眠と、動悸などの心臓神経症の症状として彼女を悩ませています。

 2つの大学病院で検査をしても、心臓の検査で異常がなく、治療対象となっていないことが彼女不安を一層深めています。

 例えばこういう時に漢方薬では「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこ か りゅうこつ ぼれい とう」があります。

 腹部がどちらかといえば太く、年齢とともに動脈硬化が進行して血圧が高くなってきた人の、不眠や心臓神経症にはピッタリと当てはまる薬だと私は思います。

 頚椎症による左頚部から左上肢の詰まりによって橈骨動脈の脈が取れないのですから、指圧では血行促進により詰まりを取り除くことを考えました。

 このケースでは、普通の刺激をしてしまうと強過ぎます。

 長時間の施術もいけません。必ず症状が悪化します。

 腫れ物に触るのです。そう考えて、ふわりと、ふわりと血行促進してください。

 施術後、左橈骨動脈の脈がはっきり取れるようになりました。

 占いができる人でも、自分の後頚部や肩甲骨周囲を肉眼で見ることができる人は一人もいないのです。

 セラピーとは、セラピストが慎重に考えながら触れて、御客様の脳裡のモニターに、後頚部を、肩甲骨周囲を映し出して、お互いに共感するイメージを分け合う時間です。

 「占いで命に関ることが起きていると出たことが間違いだとは思いません。昨日癌細胞ができたかもしれません。それでももうNK細胞が癌細胞をやっつけたかもしれない。指圧の血行促進によって脈が取れるようになったのですから、私は今日明日何か命に関ることが起きるとは思いません」

 彼女は頚から肩甲骨周囲、左手まで楽になったと言って、玄関でニコッ微笑んで帰っていきました。

 一方昨日、人の顔を見ただけでその人のことがわかるという拝み屋さんに通っている美容師に「この前お店で一緒になった時に拝む先生があなたの顔を見て、『あの人は良い人だ』と言ってたよ」と言われたという70代の女性に「センセイはどう思うか?」と尋ねられました。

 「そんなのインチキに決まってます。勧誘です。ここの指圧だって易や占いと同じで五行がもとになっているし、指圧をやっていれば顔を見てそこそこその人の体の状態がわかります。触ればもっとわかる」とバッサリ言っておきました。

 彼女はこの前、誰かの入れ知恵で「足がつるのが治る」と、母趾に黒い糸を巻いてきて、「不潔だから取ったほうがいいよ」と言うと「信じてはいなかったけど…」とは言うものの、なかなか取れないような人です。

 よく知りもしないのに良い人などと簡単に口に出すようなヤカラはセールストーク、都合の良いカモだと思われたいうことです。

 私は「良い人だ」などと誉めませんが、触って調べて言葉にするだけ相当マシです。

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2012年2月 3日 (金)

脈を知らせて安心させる。

 昨日も大腿骨骨折の方のお宅で指圧をしてきました。

 「高齢者は多愁訴である」と考えておかなければいけません。痛みがあればあちこちに次々と不調を訴えます。

 昨日はいつもとは逆に患部の右を下にした横臥位で寝ていました。

 私が寝る向きを換えることも大切だと毎回言うので、奥様が気をきかせて向きを換えていたようです。

 指圧中に心窩部(胸骨剣状突起の下)の痛みを訴えたので、胃か心臓の問題を考えました。

 鎮痛薬を含めてたくさんの種類の薬を飲んでいるので、胃壁に薬が貼り付いて胃炎になることもあります。

 狭心症の症状ということも考えられます。

 両手首の橈骨動脈はしっかりと脈打ち、脈が跳ぶこともなく、左上肢の放散痛の訴えや足の冷えもありません。

 言葉のもつれや顔の歪みもないので、脳や心臓、血管に大きな問題は起きていないと思いました。

 気になる体臭もないと思いながら腹部の指圧をし、「湿布を貼ってほしい」と言ったので、そこにあった冷湿布を剣状突起にかかるように心窩部に貼りました。

 前日デイケアに行って、足が氷のように冷え切って帰ってきたということですから、暖房はしていても施設の足元の温度は低いようです。

 車椅子からの移乗の際やシャワーの介護の時に、上腹部を強く抱きかかえて傷つけてしまったのではないかということも、ちょっと考えてしまいます。

 また、体が冷えていたら冷湿布は嫌がるものです。家ではしっかりと保温された環境で手厚く介護されているからできることです。

 デイケアに行きたがらないのも、わかります。

 全身の指圧をしているとそのうち、「おならが出そう」の宣言直後にふとんに差し入れた腕の隙間からなかなかの臭いがしてきました。

 『便が出きっていない』と言っていたそうで、それをものがたる強い臭いを確認しました。

 その後心窩部の痛みを訴えることがなかったので、ガスによる腹部膨満感が一番の問題だったのでしょう。

 向きを逆にして左を下にした横臥位で右半身を指圧すると、ぐっすりと眠り、帰る時も寝ていました。

 高齢者は多愁訴ですから、どうやって安心させていくか、どの順番で安心させていくかを考えます。

 胃炎かもしれないし、肋軟骨にひびが入ったかもしれませんが、一番の問題は脳と心臓の病変です。

 まず意識や脈や呼吸を確認します。

 そこに問題がなければ、一つ一つ可能性を消していきます。

 命にかかわるような大きな問題ではないことを伝えながら、一つ一つの訴えに対処していってください。

 最後に答えを一つ出すゲームではないのです。

 右大腿骨の骨折があり、胃炎もありそうだし、肋軟骨のひびか、肋間筋の傷があるかもしれない…、そんな感じでも、血行促進し、ガスが出て、体位も換えて、スヤスヤ眠っている、それでいいんです。

 

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2012年2月 2日 (木)

股関節の痛みの緩和に貧乏ゆすりが効く。

 昨日の秋田、玉川温泉の雪崩死亡事故のニュースは残念なことです。

 噂の玉川温泉で、大雪の中で岩盤浴をしていて亡くなった3人の方は、難病を抱えていたのかもしれません。御冥福をお祈りいたします。

 他に雪崩に巻き込まれた人はいないか、今日も捜索が行われるようです。

 また、アメリカで「ヨガは体に悪い」という議論が熱くなっているというニュースもありました。

 議論に火を点けたのは、ヨガのインストラクターが股関節を痛めて人工関節置換手術を行ったことで、ヨガインストラクターの粗製乱造もあって、初心者や教わる側だけでなく、教える側まで体を害する事例が多いことが問題になっています。

 ストレッチを安全に行うためには、小さな関節の動きから徐々に大きな関節の動きにしていくことです。

 若くて健康で経験の浅い“センセイ”が間違いやすいのは、自分のできることを初心者や病気の方もできるように教えてしまう、やらせてしまう、ということです。

 これはセラピストもヨガインストラクターと同じで、それぞれの方の関節可動域に無理のないように、プログラムを調整していかなければいけません。

 昨日のNHK『ためしてガッテン』は、「股関節痛に“貧乏ゆすり”が効果あり」という内容でした。

 貧乏ゆすりは座位でするので、股関節に体重の大きな負担をかけずに刺激を伝える運動になり、血行促進によって軟骨の再生が活発になります。

 時間はかかりますが、半年、一年と貧乏ゆすりを続ければ、磨り減った軟骨が再生されて、股関節の痛みが緩和されていくようです。

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2012年2月 1日 (水)

ジュニパー+ラベンダー、右下肢の筋肉痛、左下肢のむくみ。

 「早朝3時に座骨神経痛による足のしびれと痛みで目覚めて、それから営業開始時間をずっと待っていた」という70代の女性、寒さが厳しいので症状が悪化して眠れないという方も多いようです。

 全身指圧とストレッチ、PNFなどで症状は緩和できましたが、「アロマオイルマッサージもしてほしい」とのこと。

 早朝のしびれと痛みの不安から、もっとよくなりそうな“魔法”が欲しくなったようです。

 左腰痛、両母趾のしびれ、足が一回り大きくなったような感じ、大腿から足に時々血液が流れるのがわかる(動脈硬化の兆候)、などが自覚症状です。

 右下肢は体重がかかって緊張し、左下肢は腰痛もあって体重をかけないのでむくんでいました。

 こんな時は精油の効能を説明し、魔法(暗示)をかけながらブレンドオイルを作ります。

 「右は筋肉が硬く緊張しているので“痛みをとるラベンダー”、左はむくんでいるので“むくみを流す”ジュニパーがよく効くので、この2つをブレンドしてマッサージをしますね」

 テンポの良いタッチで筋肉に運動をさせればむくみは解消し、筋肉の緊張には弱い刺激で対応できるので、右にラベンダー、左にジュニパーと分ける必要はありません。

 むくみの奥、深部の筋肉に指圧ではとらえにくい緊張を見出すことができるのがオイルマッサージの特長です。

 むくんでいる左ふくらはぎの深部にはむしろラベンダーが効果的と思われる緊張があり、右下肢の筋肉は緊張していていましたが大腿内側やふくらはぎにはむくみがありました(これが普通です)。

 同じ効能の精油を足していくブレンドが効果的なこともありますが、違う効能の精油を合わせることがブレンドの醍醐味であり、強過ぎて毒性をおびるということのない(安全性の確保につながる)東洋医学的な考え方です。

 足趾~足、膝窩の『委中』、大腿後側遠位で外側の座骨神経(≒膀胱経)が分かれて総腓骨神経になる部位、ふくらはぎの深部内側と外側、左腰部と、痛みやしびれの訴えを確認しながら手掌軽擦、母指軽擦、時に母指強擦を加えながらアロマオイルマッサージを行いました。

 痛みとしびれが「抜ける感覚」が御客様にあったようですし、私も感じることができました。

 魔法がかかっていますから、「すっかりよくなった気持ち」になっていただけたようです。

 玄関を出て歩いていく後姿も軽やかでした。

 感覚を楽しみ、味わうための資料として、精油に関するエピソードや産地、効能などの知識を会話に盛ることで、アロマテラピーの効果が上がります。

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