青森から新幹線と電車で6時間、老老介護の疲れ。
80代の書道の先生が久しぶりに指圧にいらしゃったので、作品展の準備でお疲れかと思ったら、昨夜は青森から帰ってきて家に着いたのは10時を過ぎていたとのことでした。
正月にはさほど呆けてもいなかったお姉さんが階段で転んで入院し、痴呆が進んで要介護認定3となり、しばらくその御世話に行っていたのだそうです。
御自分も3日前にお姉さんが転んだお姉さんのお宅の階段ですべって左母趾を挫いたとのことで、左母趾には湿布が貼ってあります。
歩きを見ると普通に歩けていますし、腫れもひいて変形もないようですから、捻挫のようです。
夕方4時半過ぎの新幹線に乗って6時間座ってきていますから、大腿後側の大腿二頭筋に強い緊張があります。
肩もこっていて、病院で処方されている睡眠導入薬を昨日青森から宅配の荷物に入れて送ってしまったとのことで、昨夜はほとんど眠った気がしないということでした。
青森には3週間居たそうですが、27日夜8時の岩手で震度5弱という地震はほとんど感じなかったとか。
こちらに帰る数日前に老人介護施設に空きができてお姉さんを預けることができたということですから、階段ですべって足趾を挫いた頃には疲れもピークに達していたのでしょう。
痴呆がすすんだお姉さんを温泉施設に連れていったら、親切な女性が二人でお姉さんの手をとって入浴の介助をしてくれたということもあったそうです。
介護の仕事をしている方たちだったかもしれませんね。
お姉さんのお宅には旦那さんが残されていて、グランドピアノが2台とアップライトピアノが1台あるそうですが、家の中の掃除やゴミ出しだけでも大変なことになっていたようです。
お姉さんは音楽の先生で、まだ音楽を教える意欲もあって、入所した老人介護施設では合唱の指導をしていたのだとか。
今まで「私より若い人たちなのに年寄りじみて元気がない」と言っていたそうですから、そこに入所することになるとは…。これから一波乱ありそうな感じです。
青森での介護生活の苦労話しをうかがいながら、声を出して思いを吐き出していただくのが私の指圧です。
全身指圧を終えると、背中が伸びました。指圧を始める前と途中でもトイレに行ったので、デトックスはばっちりです。
この後は髪をカットしに行って、午後には青森から送った荷物が届き、作品展用にあと十枚書を書かなければいけないそうで、この後またいつ青森に行くことになるかもしれず、老老介護がスケジュールに入ってくると大変です。
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