スマホ症候群、女性の半分はストレートネックという見解も。
スマートフォンの普及により、下を向いている時間が従来の携帯電話よりも長くなった人に起こる眼精疲労や肩こりなどの症状は、すでに「スマホ症候群」と呼ばれているのですね。
病名もコマーシャルのように、キャッチーな名前がどんどん付くようになりました(いいことなのか…? チャラい、アカデミックではない感じがしますが…)。
現代の女性は、首の細さや首の筋肉の弱さのため頭の重さを支えきれず、斜角筋が短縮して、50%がストレートネックではないかとも言われています。
下を向いて頭が前に倒れると、頚椎の生理的前弯が減弱してストレートネックの状態になります。
その姿勢が続けば前頚部の筋肉や、手を使う時の前胸部・腋窩・肩上部・上腕の筋肉が短縮し、目も酷使するので首から上の血流が悪くなり、肩こりや頭痛などの様々な不調に襲われます。
スマホに集中して歩く時間が減り運動不足になれば、血行不良から便秘、肌荒れ、生理痛などの症状も悪化します。
頭だけ使い糖質を欲してストレス食いでもすれば、体の酸化、老化が進みます。
甘いトマトの見分け方が「トマトの表面に指を滑らせると止まってしまうもの」というのも、皮の下に糖が集まって硬くなるから、つまり人間の肌の老化・酸化と同じ様なことが起こっているからです。
狩猟採集の生活の時代、人間は安定して糖質を摂ることができませんでした。
農耕が始まり、米や麦、ジャガイモ、トウモロコシなどの炭水化物、でんぷん質が蓄えられるようになって、現代の日本人は炭水化物や糖質を摂り過ぎる傾向にあります。
動かずに下を向いてスマホばかりを見ていては、頚椎が変形し、老化がすすみ、太ります。
スマホにはいろいろなアプリの他に、使用時間が長いと“症候群”までついてくるようです。
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