« マイコプラズマ肺炎後のむくみとだるさ。 | トップページ | 「弱いタッチでも疲れしまう方はいます」、揉捏やストレッチなどの御質問にお答えして。 »

2012年7月12日 (木)

「包丁は垂直に圧さない」、包丁の使い方と指圧。

 昨夜の「ためしてガッテン」は包丁の使い方がテーマでした。

 包丁をまな板に対して垂直に圧しつけて切ると、柔らかい食材の繊維は潰れてしまい、見た目が台無しになります。

 包丁の刃は曲線に見えても実はノコギリのようにギザギザしているので、圧しこむのではなく「前に押して切る、後ろに引いて切る」ことが、柔らかい食材を綺麗に切り分けるプロのテクニックなのだそうです。

 幅の狭い包丁の刃を垂直に圧しこむと食材の繊維が潰れてしまうということを、指圧に当てはめてみましょう。

 指紋部を立て気味に使って皮膚表面に狭く当てて指圧をする時は筋繊維が潰れてしまい、逆に指紋部を広く使って垂直圧をかければ「筋繊維を傷つけない」のです。

 「包丁は、前に押したり、後ろに引いたりしてこそよく切れる」、これを指圧に当てはめてみると、狭い指紋部の密着で皮膚を前や後ろにずらして圧して圧刺激の向かう方向が斜めにずれてしまうと、筋肉を傷つける揉み返しが起こります。

 ケーキを切り分ける時は「ケーキの直径より長い包丁を使って、刃先はケーキから出したまま、包丁の重さを利用して切るとケーキが綺麗に切れる」というプロのコツも紹介していました。

 「包丁の重さを利用して」「意外と圧さない」のがコツ、これは指圧にも当てはまります。

 指圧も「意外と圧さない」のがプロのコツです。

 手首から先の重さで、肩から先の重さで、体幹の重さで、利用できる重さを計算に入れてちゃんと使っていれば、圧し込まないほうが綺麗な圧刺激になります。

 「指圧は芸術である」、料理のプロやアーティスト、アスリートの極意がそのまま指圧に活かせることからも、タッチだけではない様々な分野のトップレベルと共通する真理を感じることができるのが指圧です。

|

« マイコプラズマ肺炎後のむくみとだるさ。 | トップページ | 「弱いタッチでも疲れしまう方はいます」、揉捏やストレッチなどの御質問にお答えして。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「包丁は垂直に圧さない」、包丁の使い方と指圧。:

« マイコプラズマ肺炎後のむくみとだるさ。 | トップページ | 「弱いタッチでも疲れしまう方はいます」、揉捏やストレッチなどの御質問にお答えして。 »