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2012年7月 6日 (金)

腰のメンテナンス。

 昨日の飯能、生活の木、薬草香園のアロマ指圧講座は「腰のメンテナンス」がテーマでした。

 「伏臥位で腰を圧しても、圧しているのは腸腰筋(大腰筋)ではない」、まずこれがわかっていないと話になりません。

 お辞儀をする、または大腿を挙上することで腰痛が確認できれば、それは腸腰筋に原因があると考えられます。

 猫背と長時間の座位は、お辞儀と大腿挙上を続けているようなものなので腸腰筋が収縮し疲労します。

 背中側から腰部脊柱起立筋を圧すことは腰椎を正常な前弯の状態に近づけることができますし、腰部の血行促進になりますが、脊柱のおなか側についている腸腰筋に直に触れているわけではありません。

 腰痛には強い圧ではなく、「腸腰筋に届くような持続による深い圧刺激をすること」、これは「解剖学的なタッチ」を考える時の一つの典型になりますから、しっかりと自分のものにしてください。

 ぎっくり腰のような急性腰痛ではお辞儀をする腸腰筋を使わないようにして、その代わりに腹筋を使って体幹前傾の動作をします。

 急性腰痛では伏臥位になりにくので、仰臥位で腹部の手掌圧から始めます。

 腹筋の緊張を緩めるとともに、脊柱よりおなか側にある腸腰筋に届くような持続による深い手掌圧をします。

 伏臥位では、軽く圧して痛みの強い部位は触れる程度にしてはずしていきます。

 殿部の仙骨前面から大腿骨大転子へ停止する梨状筋を膝屈曲で股関節の外旋位でとらえて、足関節を揺さぶって股関節の内旋+外旋で圧すと、指力に頼らず坐骨神経をとらえることができます。

 坐骨結節と大腿後側の際を、坐骨結節の方向に(頭部に向かって)圧し込んでから圧し下げるという圧し方も、坐骨神経をとらえるテクニックです。

 大腿後側中央部を真っ直ぐ下りていく坐骨神経~脛骨神経のラインと、大腿後側の外側から下腿前側に向かう総腓骨神経のラインはまさに“圧さえておきたい”ポイントです。

 足まで指圧をしたら、最終的には伏臥位下肢伸展挙上+股関節の外旋・内旋で腸腰筋のストレッチ(=大殿筋のエクササイズ)が目的です。

 下肢伸展挙上では伏臥位でも牽引することで、大腿骨小転子に起始する大腰筋のストレッチはより効いてきます。そのまま足首を持って微振動を加えることも効果的です。

 アロマオイルマッサージでは、カモマイル・ローマンとジュニパー+スイートアーモンドオイル1%濃度のブレンドオイルで鎮静とむくみの排除による坐骨神経を介した腰痛の緩和の実技をしました。

 仰臥位でわずかに膝を曲げて外側に倒し、片手で足を底屈+内反させ、後脛骨筋収縮の状態で内踝からアキレス腱、下腿内側、膝、と軽擦していくと、効率の良いむくみの解消ができ、足首が細くなります。

 もちろんこのラインは坐骨神経の延長の脛骨神経に沿った軽擦になるので、第4腰神経から第3仙骨神経の出口付近の腰部、仙骨部へと伝わる刺激となります。

 腰を良い状態に保つには腰だけ圧して終わりではないということが一番のポイントです。

 インド音楽風のBGMを作っていって流してきましたが、ここにも仕掛けがあって、大きなリズムの流れは1分間に50拍、細かいリズムの刻みは1分間に100拍で、被術者の脈拍をゆったりさせるタイミングを持ちながらも施術者には動作を次につなげやすくしたつもりです。

 施術者が動きやすいマッサージミュージックは作り続けていこうと思っています。

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