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2012年7月19日 (木)

頬杖をついて両拳を頬骨周囲にあて、拳の位置を変えながら頭部顔面の重さを利用して胃経を刺激する。

 エアコンの効いた屋内から外へ出て、外気の蒸し暑さ、車の暑さ、そしてやがてエアコンの効いてきた車の環境と太陽のまぶしさを感じながら運転していたら、急に眠くなりました。

 不快な環境から快適な環境に変わり、サングラス越しのセピアに鈍く光る昼間のまぶしさは、血管拡張、副交感神経優位に働き、眠気を誘ったようです。

 猛暑の中に置かれた体は、環境と戦って気づかないうちに疲労しています。気をつけないといけませんね。

 運転中に眠気に襲われたら、車を安全な場所に止めて休憩をとるのが一番です。

 眠れるなら15分でも眠りたいところですが、エアコンを切った車の中では暑くて眠れませんね。

 サービスエリアなどのテーブルのある場所なら、『テーブルに肘をついて両拳を頬骨周囲にあててすこしづつ位置を変えながら頬杖で顔面の胃経の刺激』をしてみましょう。

 ① まず瞳の下から鼻に向かう頬骨の上部に薬指と小指の中節骨をあて、目を閉じて「顔をグッと下に向けることで」胃経のツボ『承泣』『四白』を刺激します。

 拳はあてているだけで圧し込みません。顔をゆったりゆらゆらと左右に振ると、圧刺激が浸透するのがわかると思います。

 ② 同様に頬骨と小鼻の間『巨髎』

 ③ 拳の広い面・基節骨を使って頬骨下面内側~唇の外側『地倉』

 ④ ③の下、指節関節をあて、下顎骨に沿って唇の外端斜め下『大迎』

 ⑤ 下顎骨に沿って④の上、頬骨斜め下の咬筋上『頬車』

 ⑥ ⑤の上で頬骨下面に沿った下顎骨の際『下関』

 拳の使う部分を変えながら、位置を移動して圧迫していきます。

 顔を下に向け、左右にゆるゆると顔を振ることで、頭部顔面の重さを両拳に伝えて、圧を奥中央の延髄あるいはその下部の頚髄に向けるようにイメージします。

 目を閉じて、自分の力を使わない圧刺激を感じていれば、上手な指圧師の指圧を受けてウトウトとしながら体の疲れがとれていく状態と同じです。

 どうでしょうか、眠気が覚めてきたのではないでしょうか。

 靴を脱いで、反対側の大腿の上に膝を曲げて下腿下部を乗せ、第2趾を母指と示指、中指でつまんで牽引しながら足を底屈+反対側の手で足の甲を手前にひねって足底を外に向けるようにする(足の外反をする)と、前脛骨筋のストレッチになるので、顔で行った胃経の刺激を足まで引っ張ってくることができます。

 立位で片方の足首を持って膝関節を最大屈曲する大腿四頭筋のストレッチも胃経のストレッチになるのでやっておくとよいでしょう。

 何故胃経なのか?

 運転中に眠くなると頭が下がってきますから、眠気で頭を下げた姿勢を圧迫で刺激きる経絡が胃経です。

 目の周囲の指圧で目の血行を促進すれば眼精疲労の回復にもつながります。

 アクセルに乗せた足が背屈に使われるのはスピードを落とす時や、ブレーキペダルに足を移す時など運転中には何度もありますから、胃経の前脛骨筋をしっかりとストレッチすることに意味があります。

 他にも反応点や経絡の引きつれ感があれば、そこにも力を使わない指圧を考えてみてください。

 大きな効果が発揮される時の自己指圧は、圧してはいるけれど自分の力は使わずに、誰かに圧してもらっているような感覚に包まれます。

 力を抜いて重力を利用すれば、自己指圧の間に体を休める睡眠をとっているのと同じ疲労回復効果が期待できます。

 

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