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2012年10月19日 (金)

日本脳炎の予防接種で10才男児が死亡。注射を嫌がる子供にもインフォームドコンセントが必要なのでは?

 日本脳炎の予防接種を受けた10才男児が、5分後にショック状態となり死亡したというニュースがありました。

 「元気な子」と予防接種をした医師が語っていたので、その男の子は注射をとても嫌がっていたのではないでしょうか?

 予防接種ですからその日でなければいけないということはないはずです。

 嫌がる子どもに予防接種を受けさせてその子が死んでしまったのなら、親御さんの気持ちは悔やんでも悔やみきれないと思います。

 万に一つの稀なケースかもしれませんが、子どもだからと説明も同意もなく嫌がっているのに予防接種を受けさせてこんなことになったのだとしたら残念です。

 注射も病院も白衣も消毒液の臭いも苦手な人は、大人にだっています。

 ワクチンの添加物や保存剤によるアナフィラキシーショックが死亡原因として疑われているようですが、不安で自分でもわけのわからないようなパニックに襲われた時にも、「胸に野球のボールが当たった時に心室細動を起こすようなこと」があるのではないかと思います。

 ウサギは寂しいと死んでしまうという話を思い出しました。

 予防接種が必要なことを説明して、本人が納得しないならその日はやめて別の日にしていたらどうだったでしょう?

 強い不安や恐怖は頭の中で巨大化しますが、現実の姿を具体的に伝えることができれば気持ちは和らぐものです。

 アナフィラキシーショックが原因なのかもしれませんが、10才にもわかるような説明と同意の時間(インフォームドコンセント)があったらどうだったでしょう…、このニュースを知ってそう思いました。

 

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