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2012年10月 4日 (木)

緊張性頭痛は上に、後ろに引っ張られている。

 前頭筋、後頭筋、側頭筋について考えてみましょう。

 前頭筋は眉毛を上に引き上げるように上に収縮します。

 後頭筋は帽状腱膜を下に引っ張るように収縮します。

 側頭筋は下顎を上に、後ろに引っ張ります。

 前頭筋、後頭筋、側頭筋が緊張して、前から見て頭皮が「上に、後ろに」引っ張られて、頭全体が締め付けられるように痛むのが「緊張性頭痛」です。

 まばたきをせずに、ずっと携帯電話やパソコンの画面を見続ければ、前頭筋はストレッチされていないことになります。

 意識をしなければ眼輪筋はなかなか使うことができないので、目を開けて画面を注視するのにも前頭筋が使われています。

 後頭筋は上や横、下の筋肉からの緊張が押し寄せてくる位置にあります。

 肩や後頚部の筋肉が緊張すると、下から後頭筋への血流が悪くなり、前頭筋や側頭筋が緊張すれば前や横からの血流が悪くなります。

 我慢をして、悔しいと思って、叱責されて、歯を喰いしばれば側頭筋が緊張します。

 目を使い、息を詰め、ストレス状態が続けば頭は締め付けられます。

 目を温める時には目を閉じます。額まで温めることができれば前頭筋の緊張は緩和され、上に後ろに引っ張れるように緊張していた前部帽状腱膜の緊張も緩和されます。

 側頭筋を緩めるのには、耳のマッサージが効果的です。

 耳を下に、前に引っ張れば側頭筋のストレッチになります。

 耳の周囲を圧して痛いようなら側頭筋も緊張しているということです。

 後頭筋の緊張を緩和するには、後頚部や肩の緊張を緩和する必要があります。

 後頭筋は周囲からの緊張を集めますから、ストレッチ方向としては下から上に向かうのが理にかなっているはずなのですが、頭部のマッサージで頭を逆撫でする手技はあまり見かけません。

 その理由は、頭部の筋肉が薄いので逆撫でする方向にこだわらなくても緩めることができるからなのでしょう。

 前頭筋を目の方向に撫で下ろし続ければ「顔のたるみ」を作ってしまいますね。

 それでもストレッチの方向性を考えて、手技の中に一回くらい入れてみると「超気持ちのいいミラクルタッチ」が生まれるかもしれません。

 私は仰臥位で後頭骨と後頚部の境の「天柱」のあたりから、後頭部を両3指で軽く持ち上げて髪を櫛削るように上行性に軽擦、点圧する手技を取り入れています。

 

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