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2012年10月16日 (火)

ぎっくり腰の往療の判断。

 昨夜ぎっくり腰の往療を断ったことについて、「行けばどうにかなっただろうか?」と目覚めた夜明け前から気になっています。

 お得意様から噂を聞いて電話をいただいたようですが、初めての方で近くの方ではない、本人・本人の家族からの電話ではない、ぎっくり腰の発症後間もない、診療時間の終わる頃の電話だったということもあって「3日くらいは強烈な痛みがあるので、冷やす、安静にする」というようなことをお話しました。

 ぎっくり腰ではなく、末期の癌などで他に画期的な治療法がなく患者様が求めていらっしゃるようならば腰が上がっただろうと思います。

 以前なら夜も眠れないくらい気になったかもしれません。

 しかし腰痛の臨床を積むうちに、いわゆる「ぎっくり腰」のような急性で炎症性の傷のある痛みへの血行促進は、発症後間もないうちは施術の効果判定に「?」が付きます。

 椎間関節の亜脱臼のようなことであれ痛みが寛解することもあるので無効とまでは言いませんが、疲労性の腰痛とは違う激しい痛みがあれば筋肉や神経が通常より大きく傷ついています。

 血行促進によって出血が広がれば患部も拡がります。

 ぎっくり腰の急性期にできることは、患部を特定(推測)し、状態によっては病院への受診を勧め、患部以外の緊張を緩和して、現状と今後の見通しを伝え、不安を和らげるということです。

 それでも「奇跡のように治る」と期待した方には不満でしょうし、こちらとしても夜に初めてうかがうお宅を探しながら出かけただけの効果があったかは疑問です。

 紹介してくださった方は「奇跡のように治ったグループ」かアロマ指圧の価値を高く評価してくださっている方だけに「行けばよかったかなぁ」という思いも残ります。

 今日もできれば安静がいいと思うのですが、気持ちは「今日は断らない」に決まっています。

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