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2012年10月24日 (水)

中性脂肪が高く、運動不足のX脚で疲れやすい男性の指圧。

 20才の頃と比べて10kg太ったという30代男性、最近疲れやすく、中性脂肪が標準値を大きく超えています。

 お酒の量は350mlの缶ビール1本程度、甘い物をたくさん食べるということでもなく、問診で遺伝的な家族性高脂血症もなさそうです。

 運動不足であることは間違いないようで、最近は歩くことが少なく、おなか周りは洋梨形の肥満体型です。

 まだまだ食事は見直す点が多いだろうと思われます。

 おそらく炭水化物中心の食事が中性脂肪の数値に表れています。

 食事の時間が空き過ぎて「主食でおなかを一杯にしたい」という食習慣が10kg太ったおなかを作ったようです。

 筋肉は発達しています。足に冷えもありません。

 上半身が発達したこのような固太り体型の男性は、肩こりの訴えがないのが常です。この男性も例外ではありませんでした。

 右半身の緊張が強く、右の背中から腰、右大腿外側、下腿後側がこっていました。

 時々片頭痛がするということでしたが、原因はこの外側への体の開きと血中脂質の多さにありそうです。

 膝関節がとても硬く、仰臥位では下腿から足が外側を向き、膝が浮いていました。

 Ⅹ脚です。

 膝の伸展が不十分で膝軽度屈曲を常とし、大腿四頭筋が衰えています。

 先天性もあるかもしれませんが、股関節を開いて足の内側で重心を支えて立つ癖によって、筋肉の一部だけを使うために足の疲労度、体全体の疲労度が増しているようです。

 脈診でも、背部、腹部の指圧でも「肝の問題」は感じられませんでした。

 全身指圧後、関節の可動域が拡がり顔色も良くなったので、脂質や老廃物による血液の渋滞は解消されました。

 この後しばらくして血液検査をすれば中性脂肪の数値は下がっていることでしょう。

 今重篤な異常があるとは思えないので、食事と運動でウエストがサイズダウンしてくれば中性脂肪の数値も基準値以内におさまってくると思います。

 出産したばかりの奥様が心配して指圧によこした旦那様ですが、「大丈夫です」。

 そんなにすぐに壊れる体ではありません。

 食事、運動、そして立ち姿勢を正して足全体で体重を受けとめるように気をつければ、代謝も上がって中性脂肪の数値も下がるはずです。

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