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2012年11月21日 (水)

80代女性、左肩痛、左坐骨神経痛、「頚が支えられない」。

 久しぶりの方が続きます。80代女性、左肩が痛くて上がらず、左殿部に痛みがあって下肢がしびれています。

 背中の後弯が増強し、頭が肩より前に倒れています。

 左薬指にばね指の症状があるということですが、弾発現象までは再現されませんでした。

 自転車でいらっしゃったのですが、途中でバランスを崩して倒れたのだとか。

 幸い雑草がクッションになって大事にはなっていないようでしたが、80才を過ぎて体の動きが悪い状態での自転車は危険です。

 座位で左肩上部肩根点を圧すと、頚がガクンと前後に揺れます。

 頚椎が神経を圧迫した神経根症状があると思われ、脊柱管狭窄症の影響が上半身にも下半身にもあるのだと思いました。

 左肩関節は前方挙上も外転も90°で痛みが出ます。

 仰臥位になれないということで、バストマットを置いた伏臥位で指圧を始めます。

 左の肩根点を圧すと伏臥位でも頚が前後にガクンと揺れます。

 神経の痛みから体が逃げようとしているということもあるのですが、「首が据わらない新生児」のように筋肉の衰えも感じます。

 痛くて動かさないので余計に不動性の萎縮傾向が強まっています。

 「接骨で裸にされて強い力で圧された」そうで、何でそんな必要があるのか意味がわかりません。

 器械を使ったということと、頑丈な人だけが我慢できるマニュアルのタッチだったということなのでしょう。

 足に冷えはありましたが、坐骨神経に沿った下肢の硬さはそれほどでもありませんでした。

 しかしストレッチ不足、運動不足であることは間違いありません。

 ☆ そしてこの後、仰臥位になる時に…。

 背中が伸びたので仰臥位になってもらいましたが、姿勢を変えるのに左半身に痛みがあるので、、右手でプッシュアップして体幹を起こして体をねじった後、「勢いよく頭から後ろに倒れました」。

 びっくりしました。

 もちろん下はマットで柔らかい枕も置いてありましたが、枕をはずれて、大袈裟に言えば「受身を取らずに頭から落ちたような形」です。

 頭の重さを支える首の筋肉が衰え、背筋も腹筋も非常に衰えていました。

 私が体幹を支えなければいけませんでした。まさかの倒れ込み体位変換でした。

 全身指圧を終え、左肩は135°まで上がるようになりましたが、仰臥位膝屈曲で股関節を屈曲させて(おなかに近づけて)いくと90°で左殿部に強い痛みが出ます。

 脊柱管の狭窄で坐骨神経はかなり重く傷ついているようです。

 電池も換えられない、お湯も沸かせない旦那様(認知症ということではなく昔気質の男ということのようです)との二人暮らしで、旦那様は何もやらないので畑を耕運機で耕し、竹林の竹も切らなければならないのだとか。

 農地だと固定資産税が安いとか、農地なら耕作をしておかなければいけないとか、いろいろ事情はありそうです。

 とにかく背中は伸びました(背中はだいたい伸びます。無理な力で伸ばすのは厳禁ですが、それが気持ちのいい時間であれば、無理のないちょうど良い位置まで背中は伸びているものです)。

 坐骨神経症状は悪くならないようにしておくということになりそうですが、左肩は物干しに手が届くようになっています。

 加齢でも首が据わらなくなるのですね。倒れ込むような体位変換にはヒヤッとしました。

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