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2012年11月 9日 (金)

孤独死の後始末で肩こり、下肢のしびれ。

 「糖尿病と末期の癌で治療を拒否し、酒とタバコに明け暮れ孤独死をしていた」義弟、「お店に飲みに来ない」ことから何事か感じた飲み友達の連絡で幸い死後何日も置かずに発見されたそうですが、「その後が大変で…」と語る女性の主訴は肩こりと左下肢のしびれです。

 退職金を派手に使っていたようで、自棄になった毎日は幸せだったのか、苦しかったのか。

 自分で選んだ最期ではありますが、後の始末をする兄弟(義姉)は大変です。

 家の片付け、借金のあるなし、保険のこと、通帳や印鑑のありかなど、死後2週間でやらなければならないこと、49日までにやらなければならないことなど、ストレスで肩こりや坐骨神経痛が悪化したようです。

 誰かに話したいけれど滅多に話せることではありませんから、指圧を始めてすぐにそのことがわかったわけではありません。

 体が緩み、血行促進で腎機能が活発になって途中でトイレに行き、そのデトックスの勢いが胸に溜まった疲労の原因を吐き出させたようです。

 ゆっくりといろいろな話をしながら体に触れていると、左下肢のしびれがとれ、肩が緩んでいきました。

 この指圧は「嫁が義理の弟の死」を受け留め、義姉や夫に気を使いながら過ごした2ヶ月を肯定することがテーマです。

 「フーテンの寅さん」のような…と思えば幸せな最期だったのかもしれません。

 自分で人生の終わりを演出できたのですから。

 しかし後の始末をしなければいけない人は大変です。

 エンディングノートの用意があれば違いますが、亡くなった御本人も命のゴールはまだもう少し先にあるように感じていたのかもしれません。

 一周忌までに、これからいろいろな(予期せぬ)ことがわかってくるかもしれませんね。

 お疲れ様でした。でも体は大丈夫、冷えもなく、脈も元気です。

 しびれが何か大きな病気の予兆ではないかということでいらしゃったようですが、脳血管障害の心配はいらないと申し上げました。

 前頚部にも後頚部にも強い硬直はありません。

 指圧後の姿勢、表情、会話からもリセットできたと思います。

 少しずつ日常の生活に戻っていけるでしょう。

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