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2012年11月10日 (土)

八会穴(はちえけつ)の髄会である「絶骨」というツボ=胆経の「懸鐘」。

 八会穴という特定の疾患に効く八つのツボがあります。

 「腑会」「臓会」「筋会」「髄会」「血会」「骨会」「脈会」「気会」が八会穴です。

 このうち髄会のツボは「絶骨」です。

 「ツボに絶骨ってあったけ?」と思ったのではないでしょか

 絶骨は「懸鐘(胆経、外踝から陽陵泉に向かい3寸)」のこと、髄の疾患に用います。

 髄は東洋医学で骨に栄養を供給するものとされていますから、現代医学での骨髄の働きとほぼ同じようにとらえていたことになります。

 (骨の髄までしゃぶるという言葉があるように、獣肉の食と解体によって髄の解剖学的な観察、研究は大昔からなされてきています。)

 絶骨(懸鐘)は下腿の外踝上3寸、短腓骨筋上に取ります。

 骨に栄養を与え造血作用のある髄の疾患に用いる髄会ですから、白血病や貧血のツボであると考えることができます。

 また骨会を補佐するのが髄会であると考えられるので、背部にある骨会の「大杼(膀胱経、第1・2胸椎棘突起間外1寸5分)」の刺激と髄会「絶骨」の刺激を「骨折の治療穴」として私は用いています。 

 以下に八会穴を記します。

 頚椎と胸椎の境であるとか、横隔膜、手関節など、八会穴のある部位は体の連絡の要であることをよく考えてみてください。どれも特効穴であることの意味わかってきます。

 ①腑会=中脘(任脈、へその下4寸)。腑(中空臓器)の疾患に用いる。

 ②臓会=章門(肝経、第11肋骨前下端)。臓(実質臓器)の疾患に用いる。

 ③筋会=陽陵泉(胆経、腓骨頭前下際)。筋の疾患に用いる。

 ④髄会=絶骨=懸鐘(胆経、外踝から陽陵泉に向かい3寸)。髄の疾患に用いる。

 ⑤血会=膈兪(膀胱経、第7・8胸椎棘突起間外1寸5分)。血の疾患に用いる。

 ⑥骨会=大杼(膀胱経、第1・2胸椎棘突起間外1寸5分)。骨の疾患に用いる。

 ⑦脈会=太淵(肺経、手関節横紋橈骨動脈拍動部)。脈の疾患に用いる。

 ⑧気会=膻中(任脈、乳頭線で胸骨体と正中線の交差するところ)。気の異常に用いる。

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