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2012年11月 5日 (月)

垂直圧の練習にプラスチックのハンガーを使って肩を圧してみましょう。

 プラスチックのハンガーのクエッションマークの先端のようなところ、円の直径が5ミリ~7ミリくらいあれば指圧グッズとして使えます。 

 指圧棒でグリグリ圧すのは筋肉の繊維を断裂させてしまう可能性が高いので、プラスチックハンガーの先端で「引っ掛けて斜め前下に引く」感覚で“肩に垂直圧”をかけてみましょう。

 これが垂直圧の練習になる理由の第一は「見ないで圧すしかない」ということです。

 視覚が感覚の8割を占めますから、指先を見ることで垂直圧の方向を視覚によってずらしてしまい、指先を見れば猫背になるので体重移動ができないということは以前にも書きました。

 肩上部僧帽筋のやや背中側に下った部位にハンガーの先端を当てて、肘を曲げてハンガーの下部をつかみ、斜め下前方に息を吐きながらゆっくりと漸増圧で引いていきます。

 この感覚は指圧の指から肩関節までの体重移動を逆転させたような圧刺激の方法になりますが、力を抜いてこの方法で垂直の方向を微調整しながら圧すことができれば、「自分が施術をしている時の当たり」を自分で確認することができます。

 自分の指で自分の下肢などを圧すのとは違った「当たりの微調整」が必要なので、これでタイミングの良い、自分でも気持ち良く、誰かに圧してもらっている感覚で圧すことができたら、その感覚がセラピーのタッチには必要です。

 肩甲骨のほうに下がれば圧しやすく、鎖骨のほうで圧すのは難しくなりますが、角度による微調整は指を当てる角度の気づきにもなると思います。

 道具を使う時でもグリグリ圧さずに肩こりが緩和されることがわかれば、弱い力を最大限に使えるセラピストとしての実力がついてきたということです。

 昨日私は温泉に入った後、緩み過ぎてのぼせてしまったようで頭が痛くなって、指圧でいいし、指圧グッズも数々あるのですが、何となく「プラスチックハンガーで圧したら気持ち良さそうだとひらめいて」頭痛を治してこれを書いているので、実証済みです。

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