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2012年12月23日 (日)

出産後4週目の指圧、腰痛、眠れない。

 30代女性、出産後4週目(25日)の指圧です。

 陣痛から1時間、分娩室に入ってから15分で2400gの男の子が産まれました。

 初産で予定日より5日早い出産でしたが、これ以上の安産はないかもしれません。

 妊娠中の体重増加が6kgで、出産後の母乳の出もよく、体重は戻っていて、今は妊娠前の体重よりも痩せ始めています。

 陣痛が始まる直前も落ち着いて家事をこなしていて、病院へ向かう間も、分娩室に入ってからも不安は感じなかったとか。

 結婚前から指圧をしてきた女性で、精神的にも肉体的にも繊細過ぎるところがあったのですが、「キミは何をつかんだのでしょうか?」

 マッサージができる女性でオーガニックな食事を心がけていますから、是非出産前後の自分の感情の動き、脳内麻薬の溢れた状態、体の感覚など、思い出し、書きとめて、これから出産をする女性の力になってあげてほしいと思います。

 さて、いいことだらけの出産でしたが、初乳をあげる時から背中を起こしているだけでも辛かったようです。

 自覚的な冷えがありますが、足に触ってもさほど冷たくはありません。

 肩の筋肉、背中の筋肉は細くなっています。

 筋肉が落ちて熱が作れない、筋肉が細くなったから抱っこや背中を起こしておくことですぐに疲れてしまうということはあるでしょう。

 脊柱は腰で左に凸に側弯しています。

 仰臥位下肢の指圧から始めました。

 やはり下肢も筋肉が落ちています。

 むくみはありますが、ひどい状態ではなく、足先の指圧の頃には足は温かくなっていました。

 左下肢伸展挙上牽引で腰に痛みが走ります。

 脊柱の左側弯は出産時の、あるいは妊娠後期の姿勢の影響もあると思います。

 陰部には出産時の傷もありますから、そこに響くということもあるのでゆっくりと丁寧に股関節から足関節までを伸ばします。

 上肢の指圧で肩関節の可動域は正常、おなかの指圧で左下腹部に緊張がありますが、想定内という感じです。

 伏臥位は妊娠中から久しくしてこなかったようですが、伏臥位の指圧ができました。

 それでわかったことは背部に強い緊張があることと、大腿後側のこりです。

 夜中の授乳など、眠りを中断しなければならないことでの疲労や不安は強いようで、それが交感神経支配領域の緊張をさらに強めているようです。

 母乳がよく出るので、赤ちゃんが飲み残してしまうと肩甲骨付近がうずくそうです。

 肩甲間部、肩甲骨周囲の指圧は、母乳の分泌を促進させることができるポイントです。

 現在赤ちゃんの体重は3000gを超えているということですが、まだまだ赤ちゃんの体力と母乳の需給関係は供給過剰の状態にあるようです。

 背部の指圧で脊柱左側弯は矯正され、その後仰臥位下肢伸展挙上牽引で左腰痛は再現されませんでした。

 大腿後側のこりは膝屈曲の姿勢が常であったと考えられ、膝の伸展不足、つまり歩いていないということが大きな原因です。

 今は実家で静養中ということですから、足踏みでも、階段の上り下りでもいいので、膝をしっかりと伸展させる意識を持つことは必要です。

 赤ちゃんの体重増加がちょうどよい負荷の増加となり、肩や背中の筋肉は次第に戻っていくことでしょう(タンパク質をたくさん摂ってほしいと思います)。

 彼女は出産で、本能的な、遺伝子に組み込まれているような心身の革命(革新)が起こったようです。

 今までは虚証でしたが、実証の体に変わったのではないかと思います。

 今後どんなふうに変わっていくのか楽しみです。

 眠れないことも、もう昨晩は折り合えているのでは?

 

 

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