« 「曲池」に母指を当て、肘屈曲から伸展の関節運動だけでツボ刺激をする。 | トップページ | 腸内細菌叢の善玉菌がビオチン(ビタミンH)を作り、それがEPAになる。 »

2013年3月24日 (日)

妊娠6.5ヶ月、花粉症+下痢。

 妊娠6.5ヶ月になった女性が下痢で調子が悪くなったということで指圧にいらっしゃいました。

 前回よりも目の周りの皮膚炎(赤い丘疹群)の赤味は薄らいでいます。

 上のお子さんが四月から通う幼稚園の見学に行った後に下痢になったようです。

 花粉のピークと黄砂とストレス、幼稚園では普段接しない細菌との接触があったかもしれません。

 免疫力の低下もあって下痢になり体はだるいようですが、下痢がデトックスになって目の周りの皮膚炎が治まってきたのではないかと思います。

 座位の触診では頚から腰までの緊張が強く、クシャミをした時に左腰がぎっくり腰になりそうだったことがあったようです。

 おなかはずいぶん大きくなってウエストは現在94cmだそうです。

 ウエスト100cmを超えないようにと産婦人科で注意されたということでした。

 下痢の時にオシッコが出なくなったそうですから、体液のバランスは悪くなっていたようです。

 仰臥位下肢の指圧から始めると、大腿はむくんでいましたが足首やふくらはぎはさほどむくんでいません。

 足が冷えていましたが指圧をするとすぐに温かくなりました。

 横臥位の指圧で背部の緊張を緩め、左腸骨稜上部の腰方形筋が最近はこりやすいポイントになっているので時間をかけて弱いタッチで緩めました。

 腰方形筋の位置に大腸兪があることも意識します。

 下痢といえば下腿内側の脾経も注目ポイントですが、妊娠中は「三陰交」から「地機」といった脛骨に沿った脾経のツボを強く刺激してはいけません。

 また下痢も治まっていたので、内踝上8寸脛骨際の「地機」が特別な反応点ではありませんでした。

 全身指圧後、明らかにウエストの後部がくびれ、背中が伸びました。指圧後のウエストは94cmないでしょう(もちろんおなかの側面や前面に強い刺激をしてはいけません)。

 花粉症で運動不足もあり、お子さんの幼稚園入園準備などもあって心身にストレスと老廃物を溜めていたようです。

 おなかが前に突き出してきた重みで恥骨にも負担がかかり、股関節の動きも悪くなっていました。

 「花粉の飛散が収束したら歩いてください。今でも大きなショッピングモールに行く機会があれば是非歩いてください」と申し上げて指圧を終えました。

 転勤や新入学の時期と花粉の時期が一緒なのは困ったものです。

 

|

« 「曲池」に母指を当て、肘屈曲から伸展の関節運動だけでツボ刺激をする。 | トップページ | 腸内細菌叢の善玉菌がビオチン(ビタミンH)を作り、それがEPAになる。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 妊娠6.5ヶ月、花粉症+下痢。:

« 「曲池」に母指を当て、肘屈曲から伸展の関節運動だけでツボ刺激をする。 | トップページ | 腸内細菌叢の善玉菌がビオチン(ビタミンH)を作り、それがEPAになる。 »