いよいよ黄砂とPM2.5が飛んできます。発癌性があり、心筋梗塞、不整脈の原因にもなるので注意が必要です。
今日から黄砂が飛来するようです。
排気ガスやすすなどの大気汚染物質「PAH(Polycyclic Aromatic Hydorocarbon=多環芳香族)」が黄砂と結びつくと窒素と反応して「NPAH(Nitropolycyclic Aromatic Hydorocarbon)」となります。
(アロマテラピーで芳香族について学びますが、PM2.5の名称には「Aromatic」がついているのですね。今朝の発見でした。)
PAHにも発癌性がありますが、NPAHのほうがより人体への悪影響があるようです。
PM2.5は2.5mmの1000分の1の大きさですから、吸い込めば気道の奥まで侵入して細胞を傷つけ、発癌性の他にも心筋梗塞や不整脈を起こすリスクがあるそうです。
またNPAHは発癌性物質であるだけでなく「内分泌攪乱物質(環境ホルモン)」でもあるので、ホルモンの分泌を誘発したり阻害したりして、人体に悪影響を及ぼすことが懸念されています。
ディーゼルの排気ガスもPM2.5ですから、ずいぶん前から国内にPM2.5はあったことになります。
中国の大気汚染と中国からの黄砂の飛来も今年に始まったことではありません。
しかしニュース映像で見る中国の街の大気汚染の状況から、今年黄砂とともにやってくるPM2.5の量は間違いなく増えているでしょう。
数年前から顔がチクチクするとこの時期に感じていた方は黄砂とぶつかってNPAHとなったトゲトゲした微粒子であるPM2.5を感じていたのかもしれません。
今日からはマスクとメガネと帽子でPM2.5との接触を避け、吸い込まないようにしたいものです。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 秋の風、夏の陽射し。(2022.08.19)
- 23℃でも蒸し暑い朝。(2022.08.18)
- 40代女性、コロナ後体調不良の指圧、左腰外側の痛みもある。(2022.08.17)
- コロナの嗅覚異常リハビリに、レモン、ローズ、クローブ、ユーカリの精油の匂いを嗅ぐ。(2022.08.16)
- ほおずき。(2022.08.15)
コメント