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2013年3月 7日 (木)

「割り箸の真ん中に両母指を、反対側に両四指を当てて半分に折る」、その時に母指で圧し込まないのが体重移動の指圧です。

 昨日は指圧師の方が勉強に来てくれました。

 資格を取ったからといってそのタッチが指圧になっているかと言えばそんな簡単なことではありません。

 指を見て深爪にしないようにアドバイスさせていただきました。

 深爪で指の先端が爪より前に出てしまっているのは指力で押し込んでいるからです。

 爪が指の先端を覆うように指のコンディションを整えなければいけません。深爪では指を傷めます。

 そして指圧をする時に四指の間隔が空いていることも注意しました。

 柔らかく圧す時は四指の間隔を空けていいのですが、「指圧を見せる」場合は基本指圧をしてください。我流でも素晴らしく理にかなっていれば文句は言いませんが…。

 指圧の時に四指をそろえる意味を「割り箸を折る」ことで説明してみましょう。

 まず両母指を割り箸の真ん中に当て、反対側に両四指を当てます。

 割り箸が指の間隔を空けられるほど長くないということもありますが、もっと長い木の枝でも、短い楊枝でも、「半分に折ろうとする時」は四指の隙間はなくなるはずです。

 つまり大きな力を出そうとすれば四指の間隔が空かないのが自然なのです。

 四指の間隔を空けた指圧は力を逃がしています。

 体重移動の圧を逃がしている人は指力で補うという余計なエネルギーを使うことになります。

 「割り箸を折る時に、母指は当てただけで力を入れなくても、四指の密着と手関節の尺屈だけでポキリと半分にすることができます」、これが指圧です。

 母指で押し込むのではありません。

 これを割り箸を折る時のような母指と四指が対立する位置で行うだけではなく、背中のような平面的な曲面でも行うのが指圧です。

 母指は皮膚表面に密着させるだけ、四指指紋部で皮膚をとらえたままそれをずらさずに四指を母指に寄せてくることで1点への体重移動の構えが完成します。

 これに肘が伸びている、おなかを引っ込める、背中を伸ばす、手元を見ない(頭を下に向けない)といった条件が加わって、体を母指1点で支えるプッシュアップの体重移動となります。

 猫背で肘を曲げる方向にプッシュダウン?すれば圧迫法にはなりますが「指圧ではありません」。

 指圧師の方に全身指圧を受けていただいた後、指圧の体重移動のポイントをいくつかアドバイスさせていただきました。

 極端なクローズドスタンス(前の足が内側に入る)で上半身は反対側にひねり前にのめる指圧だったので、足をスクエアにして上半身を起こすことだけをイメージしていただきました(確かに「トルネード」と私が呼んでいる体をひねることで上肢を竜巻の回転軸にして難しい部位に垂直圧を作る高等テクニックもありますが、それをやってフォームを崩すくらいならそれはやめておきましょう)。

 ベッドで膝枕への指圧をしていただきましたが、繰り返すうちに、姿勢の良い、小さな力を最大限無駄なく伝える効率の良い体重移動の指圧になっていきました。

 それが本当に自分のものになるのはもっと先だと思いますが、人間の体と向き合い、体からの発見を重ねていけば、重力を操る面白さがきっとわかることでしょう。

 資格をとってわかることなど人間の体に複雑さからすればほんのわずかです。

 情報発信基地となる面白い人になってください。

 体のメンテナンス具合からしても、まだまだ勉強することがたくさんありますから、興味のあることやわからないことを追求していけば、それを知る喜びがこれから数限りなく訪れるはずです。

 

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