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2013年5月31日 (金)

40代男性、右腰痛の指圧。

 40代男性、主訴は5日前からの右腰痛です。

 「右目の白内障の手術をした」という病歴に驚きました。

 目をこすって感染症から白内障になったということです。若くても白内障になることがあるのですね。

 座位では頭頚部が左に側屈し、頚椎から円弧を描いて脊柱が側弯し、腰椎は後弯しています。

 背部からの脊柱起立筋、脊柱棘突起の触診で痛みはなく、強度のギックリ腰や椎間板ヘルニアではなさそうです。

 立ち仕事をしているということ、指先が黒く汚れる手仕事であること、触診での肩上部のこり、大胸筋のこりを頭に入れて指圧を始めます。

 まず「仰臥位になれるか、寝る姿勢になる時にどれだけ大変か」を診ます。

 仰臥位になるのに時間がかからず、肘屈曲で指先を頭上に向ける姿勢を取りました。

 「腰の状態は治りかけている」、「胸郭出口症候群になるような猫背ではない」と診ました。

 咳をしても激痛が走るようなギックリ腰ではないことはわかりましたが、頚から腰にかけては「ふわりと乗せるタッチ」をファーストタッチとします。

 「触れるだけで痛む部位はないか?」をまず確認します。

 筋肉が発達しているので徐々に圧を乗せていく指圧で、筋肉は緩んでいきました。

 臀部から下肢にかけて異常な筋緊張はなく、坐骨神経痛症状もありません。

 下肢伸展後方挙上股関節回旋のストレッチも丁寧に行えば痛みはないようです。

 仰臥位の体位変換も躊躇なくできました。

 右大腿前側の指圧から胃腸が音を立てて動き始めたことから「右腸腰筋の傷」がますます疑われます。

 全身指圧後、垂直横臥位側屈のストレッチをこのケースでもやってみました。

 左右ともに痛みなくできました。

 伏臥位で肘をついて体幹を起こし、片方の下肢伸展で反対側の股関節を平泳ぎのように外転外旋させるストレッチでは左右ともに右腰の奥に響いたようです。

 施術後立ち上がる時にはすでに楽になっていたようで、座位では脊柱が真っ直ぐになり腰椎も前弯を取り戻していましたから、これでほとんど治ったと言っていいと思います。

 後は全身の血行促進でどんどん体全体がリフレッシュされていきます。

 右目白内障の病歴(手術後よく見えるので右目で見ている)と体の左側屈の関係がありそうだと感じた症例です。

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2013年5月30日 (木)

垂直横臥位側屈のストレッチを続けたら身長が3cm伸びていました。

 昨日健康診断を受けたら身長が3cm伸びていました。

 思いあたるのは「椅子に座る時に100円ショップで買ったイグサ枕を2つ十字にクロスさせて腰にあてて骨盤を起こしていたこと」と「体が床と垂直になるような横臥位でテーブルの足を持って側屈する脊柱のストレッチを続けていたこと」です。

 過去に測った身長の中でも一番高かったと思います。

 関節の間隔が1ミリずつ伸びれば頚から骨盤まででも2.4cm伸びます。

 毎日横臥位側屈のストレッチをしていたら脇腹を中心として上半身と下半身を伸ばした姿勢が形状記憶されたようです。

 座位で骨盤を起こしておくための2つのイグサの枕のうちの一つは椅子の座面から背もたれにあてて立て、もう一つはその前に横向きにクロスさせて腰にあてます。

 畳目の摩擦で2つの枕をクロスさせて使っても横向きの枕が落ちることはないので、枕を背もたれに押し付けるように深く腰掛けて骨盤を起こし、当てる腰の部位の高さはそのつど調整して使います。

 垂直横臥位側屈のストレッチは、椅子かテーブルの足のできるだけ下の部分を両手で握り、腕をいっぱいに伸ばして脇腹が伸びるように側屈の負荷をかけます。

 体は床面と垂直にして上になる足は「遠くへ伸ばす、下へ伸ばす」というイメージで手と足で体の側面をアーチ型に引っ張り合います。

 上になる足を少し後ろにずらせば床面まで下に、遠くに引っ張ることができます。

 昨日は80才の女性にも指圧後にこのストレッチをしてみました。

 先日は妊婦さんにもしています。

 腰痛緩和やウエストを細くすることを考えて始めたこのストレッチには身長を伸ばす効果もあるようです。

 指圧後の下肢伸展挙上牽引のストレッチで下肢長が3~5cm伸びることはあるのですが、体重をかければ元に戻っていくものです。

 横臥位側屈のストレッチでまさか身長が3cm伸びるとは!

 他にもいろいろなストレッチやエクササイズをしていますし、食事で栄養摂取の工夫もしていますから、この横臥位のストレッチだけで身長が伸びたのではないかもしれませんが、このストレッチを指圧の中に取り入れて研究していきたいと思います。

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2013年5月29日 (水)

右肩こり+脊柱右側弯(右に凸)+右変形性股関節症。

 60代女性、右肩上部がこっていて、脊柱が右側弯(右に凸)、右股関節内転で痛みがあり病院での診断はありませんが右股関節には変形があると考えられます。

 日焼けをしていて朝30分の畑仕事を日課にしています。

 おそらく右股関節を内転させないために右足全体をしっかりと地面につけて股関節の動きを無意識に制限しているために、脊柱を右側弯させて反動をつけて鍬や鎌などを使っています。

 自覚的な強い不調はないようですが疲労が蓄積しているので畑仕事がエクササイズになっている体をメンテナンスしていきます。

 伏臥位左背部の指圧で脊柱が矯正できましたから病気としてとらえる脊柱側弯症ではありません。

 右肩上部のこりは右肩を上げる動作を繰り返していたことを示しています。

 使って太くなった筋肉は周囲から緩めていきます。

 こって硬くなった筋肉とやみくもにぶつからなくても、下肢の指圧の時にも血行は促進され続けますから「ほぐす」などというイメージは捨ててください。

 ほぐせば揉み返します。

 指圧中よく眠り、眠りながら時々咳が出ました。

 畑では土埃も吸い込むので、デトックスの咳だと考えることにしましょう。

 仰臥位左大腿前側の指圧でおなかがグーッと大きな音を立てました。

 これが背部の指圧で交感神経支配領域の緊張が緩和されて消化管が動く余裕ができた、つまり指圧でリラックスさせることができたことの目安です。

 全身指圧後背中が伸びて疲れがとれたようです。

 御得意様ですから、脊柱側弯のことと右股関節のことは特にお話しませんでした。

 御本人が取り立てて気にしていない時、「寝た子を起こすようなまね」はしなくていいと考えています。

 痛みが出ないような施術、症状を進行させないような施術をしていることは言葉に出さなくてもわかっていただいていると思っています。

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2013年5月28日 (火)

大阪の訪問マッサージの会社、保険不正請求のニュース。

 昨日テレビで「大阪の訪問マッサージの会社、保険不正請求」のニュースを見ました。

 この会社はフランチャイズ契約の68店と直営店1店を24都道府県で展開しており、そのうちの加盟店6店と直営店の合計1200件、3870万円の不正請求を大阪、和歌山、岡山の後期高齢者医療広域連合より指摘されたそうです。

 「訪問マッサージをやらないか?」という勧誘の電話は私のところにも来たことがありますから、その会社からだったかも…。

 わが町の今月の広報誌では「柔道整復師の施術を受けられる人へ」と題して「負傷原因がハッキリとしている骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷のみに国民健康保険が使え、単なる肩こりや筋肉疲労、労災適用となるものは対象となりません」と注意を呼びかけています。

 柔道整復の不正請求は数千億円はあるとみられているようですし、訪問マッサージの不正請求額も全体では億の単位になるでしょう。

 施術部位や施術回数を増やした不正請求により健康保険の財政は圧迫されています。

 「接骨院、整骨院では肩こりや筋肉疲労は保険適用外」だということを知らない人のほうが多いのではないでしょうか?

 最近主要な街道沿いで見かける激安マッサージ店の求人広告には「1週間の研修後に仕事ができる」というようなことが書いてありました。

 やれやれ…。

 「架空の施術」や「安かろう、悪かろうの施術」は手技療法のワンタッチの値打ちをどんどん下げていきます。

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2013年5月27日 (月)

ニュージーランドリンゴ「ジャズ」。

 今朝の天気予報で「今日にも西日本は梅雨入りするかもしれない」と言っていました。

 関東地方も今週中に梅雨入りするかもしれないということです。

 この時期、日本とは気候が反対のニュージーランドから「ジャズ」というリンゴが輸入されます。

 去年初めて食べたのですが、ジャズは酸味も甘みも強く、小ぶりな形と固い歯ごたえは日本のリンゴではなかなか味わえないので、ここのところ毎日1個食べています。

 紅玉とも違い、プラムに似た味で、ジンジャーエールのような爽やかな甘味もあります。

 わが町でリンゴを作っていた農家の方に先日指圧をしたら「温暖化でリンゴは駄目になった。ブルーベリーだけになった」と言っていました。

 家の畑でもブルーベリーはたくさん薄緑色の実をつけていて、梅雨が過ぎれば濃い紫色の実に熟すことでしょう。リンゴの苗も植えてありますが育たないかな?

 今年の早い梅雨入りも地球温暖化の影響がありそうです。

 ジャズをご褒美に昨日はプチ断食をしたので今朝は体重が減りやすい方向にリセットされたような感じがしています。

 普段も食事と運動は気をつけているほうなので、体重1kg減とか体脂肪1%減とかのレベルですが、そういう人が落ちにくい体重を落とす時にはプチ断食がいいのではないかと思います。

 2食食事を抜いて、水分は摂り、早目の夕食に、無塩のナッツ、野菜、ゆで卵、もずく酢、納豆、梅干、無脂肪牛乳、無脂肪ヨーグルト+レーズン、ところてん、ご褒美にニュージランドリンゴジャズをいただきました。

 ジャズはこの時期にしか店頭に並びませんしテンションが上がる味なので、見つけたら是非一度食べてみてください。

 

 

 

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2013年5月26日 (日)

妊娠8ヶ月、腰痛の指圧。

 30代女性、3人目の妊娠も8ヶ月となり、ウエストは92cm、経過は順調です。

 旦那様は単身赴任中、上の子を幼稚園に送り、下の子を一時保育に預けての指圧です。

 主訴は左腰痛、右股関節が開き気味で右大腿と左下腿がむくんでいます。

 おなかの赤ちゃんの頭は右に位置しているということで、おなかの軽い手掌圧では左下腹部に動きを感じました。バタバタと足を動かしていたようです。

 指圧前、指圧途中の体位変換の時、指圧後と3回トイレに行ったので、むくみが流れたことは明らかです。

 前回の妊娠ほどはむくんでいないのですが、重たいおなかを抱えて遊びたい盛りの2人の子供の相手は重労働で、リラックスできる時間はほとんどないようです。

 仰臥位の指圧後、股関節のストレッチで動きに問題はありませんが、右下肢伸展挙上牽引でも左腰の痛む部位に響くということですから左腰の筋肉には傷ができているようです。

 横臥位の指圧では、右肩甲下部と左腸骨稜の対角線で筋肉の強い緊張に触れました。

 右大腿と左下腿がむくんでいて、右下腿はむくんでいないことから、「右股関節が開いて右足主動で歩いている、左足は爪先を使うことなく後から引きずるように前に出している」ことがわかります。

 右下腹部に位置するおなかの赤ちゃんの頭の重さで右股関節は右外側に開くのが自然です。

 左腰はほとんど動きがなく筋肉も腰椎の間隔も短縮しています。

 左右の横臥位で頚から背部、腰、下肢と指圧をしてから、右半身を下にした左横臥位で「両上肢、両下肢をそろえてまっすぐに伸ばし左脇腹から左肩を伸ばすストレッチ」を行いました。

 自分で行う時にはテーブルの足や椅子の足などをつかんで横向きで床面に対して体を垂直にして体幹を側屈させるイメージでストレッチします。

 後頭骨下際を母指先端で圧し上げ、骨盤を母指と手掌で圧し下げるストレッチも行いました(これは体を倒し安定した横臥位でセラピストが行います)。

 指圧後、腰の痛みが楽になったということでした。

 「柄の長いコロコロカーペットを両手で持ってもらって、壁の高いところを腕をいっぱいに伸ばして上下に掃除する」、これも腰のストレッチになるので指圧後に実際にやっていただきました。

 おなかの赤ちゃんは軽く手掌で圧をかけるとおなかの左側でバタバタと動いていました。

 おかあさんと私の会話もずっと聞いていたことでしょう。

 キミは「生まれたくて生まれたくて生まれてくるこども」です。

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2013年5月25日 (土)

肩こりが主訴、咬爪症(爪をかむ癖)が気になった症例。

 30代女性、「肩こりがひどく頭痛がする」ということで御得意様の紹介で指圧にいらっしゃいました。

 一昨年に階段から落ちて尾骨骨折を経験しています。

 右肩こりと締め付けられるような頭痛を感じていて、ズキズキするような頭痛ではないということです。

 上肢外側から右中指にかけてのしびれがあるということで、橈骨神経(第5頚神経~第1胸神経)の圧迫があると考えられます。

 学生時代にバスケットボールをしていたそうで女性にしては肩幅が広く、肩上部よりも側頚部、鎖骨周囲がこっています。

 撫で肩であればもっと肩こりはひどかったはずです。

 右肩甲間部は筋肉が癒着したようで、圧して沈む余裕がありません。

 便秘だということなので、交感神経支配領域の緊張で消化管活動は停滞しています。

 肩が内旋していますから胸郭出口症候群を念頭に置いて指圧を始めます。

 伏臥位で頚部から背部のこりを弱い刺激の指圧を繰り返して緩めていきます。

 腰から大腿後側にかけては腰痛、坐骨神経痛の自覚症状があってもいいくらいの緊張があるのですが、筋肉が強いからなのでしょう、これが普通の状態になっています。

 尾骨骨折の影響が少し残っているのかもしれません。

 下肢のむくみは問題にしなくていいレベルでしたが、足趾の指圧ではかなり痛みを感じたようでストレッチ不足は明らかです。

 仰臥位に姿勢を換えて、下肢の指圧でおなかが動き出すことが多いのですが、上肢の指圧でおなかが動き始めました。

 爪を見て驚きました。

 両手の10本の爪が半分しかありません。

 爪を噛んでいるようです。

 咬爪症の背景には心理的な問題がありそうです。

 お子さんもいるようですし、指導的な仕事をしていて、受け答えも明るくハキハキしていますが、御本人にも自覚のないトラウマがあるのかもしれません。

 爪を噛む癖と肩こりは無関係ではないと考えたほうがいいでしょう。

 特に両前腕外側の指伸筋の指圧でおなかが動いたことと、右手中指のしびれと爪噛みは関連していそうです。

 肘を曲げて爪を噛むように口に持っていくと、指伸筋が緊張します。

 指伸筋は指を伸展させる筋肉なのですが、逆に指を曲げて手関節を屈曲して爪を噛む姿勢でも「強いストレッチを続けることで指伸筋が緊張する」ということです。

 全身指圧後、肩こり、頭痛、右手中指のしびれは解消されました。

 肘を曲げて肩上部を指でつまみ、肩関節を外転・外旋させるストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 三角胸筋溝の指圧、腋窩の肩甲下筋の指圧では強い痛みがあったので、肩の内転、内旋姿勢の矯正は必須です。

 長い間メンテナンスしてこなかった肩なので小さい動きのストレッチから徐々に肘が耳の近くを通れるようにしていきます。

 四十肩、五十肩や指のリウマチ、腱鞘炎の心配はありません。

 10本全ての爪が半分しかない(しかも薄い)咬爪症は初めて見ました。

 明るく元気に見えるだけに、かえって何回か指圧をしたいと思いました。

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2013年5月24日 (金)

サンパチェンスは打ち水効果で温度を下げる。

 玄関のサンパチェンスの鉢植えが濃いピンク色の花を2つつけました。

 サンパチェンスは二酸化窒素やフォルムアルデヒドなどを取り込む環境改善植物であるだけではなく、打ち水効果で気温を下げる植物でもあるようです。

 気温32℃、地面温度42℃の環境下の計測でサンパチェンスの表面温度は31.5℃、インパチェンスやベゴニアの表面温度は35℃だったそうです。

 サンパチェンスは一般的な植物と比べて3.5℃も低く温度を下げる力があり、高温多湿に強く、緑色の濃い葉からは水分が蒸散されて打ち水効果を得られます。

 丈が1mくらいに大きくなるようなので、大きな鉢に植替えようと思っています。

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2013年5月23日 (木)

ウエストは伸ばして圧をかければ痩せる。

 ウエストを引き締めるベルトが売られています。

 おなかをへこませるヨガの呼吸法もロングブレスダイエットもウエスト痩せのベルトも、ウエストを伸ばして圧をかけていることになります。

 猫背で骨盤が後傾して背中が丸くなれば、下腹と脇腹がたるみます。

 ウエストを痩せさせるには骨盤を起こして脇腹が伸びている姿勢を意識します。

 ウォーキングの時に中身を重くしたウエストバッグをきつめに締めて負荷をかけると、骨盤を起こす意識が持続できて下腹もへこみます。

 横臥位で脇腹を伸ばして下肢伸展で上になる下肢を挙上(外転)させる中殿筋と大腿外側のエクササイズには、脇腹を締める効果もあります。

 脇腹をしっかりと伸ばしてこのエクササイズを行うために、椅子の足などを両手でつかんで床面と横臥位の体が垂直になるようにします。

 腰背部や脇腹の伸展不足は運動不足ですから、指圧・マッサージやスーパージェットバスのような圧注浴による刺激も効果があります。

 横臥位で脇腹に持続的な手掌圧を繰り返しても圧注浴の効果が得られます。

 脇腹のたるみに指圧をするイメージはなかなか持てないかと思いますが、揉み出さなくても手掌で持続的に圧をかけていけば普段使われない脇腹の脂肪が燃焼してウエストが引き締まります。

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2013年5月22日 (水)

豚肉、牛肉をたくさん食べる男性は糖尿病の発症率が42%増加。

 国立医療研究センターと国立がんセンターによる45~75才の男女65000人を対象とした5年間の研究で「豚肉と牛肉をたくさん食べる男性は糖尿病の発症率が42%増加した」そうです。

 女性は豚肉や牛肉をたくさん食べても糖尿病の発症率との関連はなかったということで、男女ともに鶏肉や加工肉と糖尿病の発症率との関連もなかったそうです。

 豚肉と牛肉に多く含まれる「鉄分と飽和脂肪酸」がインスリンの分泌を阻害して糖尿病が発症すると考えられるようです。

 「女性は月経で鉄分が失われるため豚肉や牛肉をたくさん食べても糖尿病になりにくいのではないか」ということのようですが、対象者の年齢から考えるとこれはどうなのでしょう?

 また調査をしたのが沖縄県、東京都、岩手県、長野県の男女ということですから、これらの県の調査が日本の平均なのかなという疑問も感じます。

 研究からは、「豚肉と牛肉を1日平均83g食べる男性は15gの男性と比べて糖尿病の発症率が42%増えた」ということがいえるようです。

 肉食が直立歩行を可能にしたとはいえ、ヒトの消化管や胃酸の濃度は草食動物に近く、肉食動物ほどには肉食に適していないようです。

 ヒトより体温の高いブタやウシの肉を食べると、その脂肪は消化吸収された後、体内で元のように固まります

 飽和脂肪酸を過剰に摂取すれば血中コレステロール値が上がり、血管が詰まり、インスリンにも影響(抵抗性(効きが悪くなる)や分泌の低下)が出ます。

 男性は毎日100gの豚肉や牛肉を食べるという食事はしないほうがよさそうです。

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2013年5月21日 (火)

棘下筋と大胸筋の緊張を緩めて肩の動きが円滑になった症例。

 70代女性、正月に風邪をひいて高熱で寝込み、その後右肩の痛みが治りません。

 2月、3月と接骨院で電気による治療とマッサージを受けていたそうですが症状が改善されることはなく、治療をやめてしまったそうです。

 座位では明らかに背中が丸くなっています。右肩の外転(側方挙上)と屈曲(前方挙上)での痛みはありません。

 一時は物干しに洗濯物をかけることもできなかったようですが、肩は上がるようになってきています。

 おそらく接骨院では棘上筋と肩甲上腕関節に対する治療をしていたのではないかと思いますが、それ以外にも治療ポイントがあるはずです。

 まず「洗濯物が干せない」「吊革につかまれない」という時には胸郭出口症候群が疑われます。

 猫背ですから肩関節内転・内旋筋を緩める必要があります。

 右腋窩を圧して肩甲下筋にはさほど痛みはありません。

 週に2回卓球をしているそうで、卓球をして痛みはありませんが胸の前で肘を伸ばして肩関節を斜め上に伸ばす右棘下筋のストレッチでは肩の痛みが再現されました。

 右肩甲骨下部の棘下筋を圧しても痛みが再現されました。

 また右大胸筋を圧すと強い痛みがありました。

 これらのことから右肩関節内転筋である大胸筋の使い過ぎによる緊張と外転・外旋のストレッチ不足が肩の痛みの原因と考えられます。

 肩関節を強く大きく内転(+内旋)させると外転・外旋筋である棘下筋は「それ以上引き伸ばされないように戻そうとして緊張し短縮します」。

 これは野球の投球フォームで腕を背中側に引く時に使われる広背筋が、投げ下ろした後にもう一度緊張するのと同じです。

 伏臥位の指圧で右肩甲骨下部に注目して頚部から背部の筋肉を緩め、仰臥位の指圧では鎖骨周囲から上腕にかけて緩め、胸を開くようにしていきます。

 全身指圧後、座位で右肩甲骨下部を母指から中指の3指で押えながら右肘屈曲で肩関節外転・外旋のストレッチをして指圧を終えました。

 このストレッチは大胸筋の緊張を緩めると同時に棘下筋の患部の指圧効果があります。

 最後に胸の前で肘を伸ばして斜め上に手先を向ける棘下筋のストレッチをしていただくと痛みは再現されませんでした。

 卓球のフォアハンドの素振りの動作はは肩関節を内転にも外転にも使うので力が入らなければ肩関節のストレッチになります。

 しかしスマッシュッのように強く打ち込めば大胸筋にも棘下筋にも強い緊張が生まれます。

 「猫背の手仕事姿勢」の一つと考えれば、背中を伸ばし、胸を開くような施術が必要になります。

 棘上筋の問題として肩甲上腕関節の治療をしているだけでは治ることのない症例です。 

 

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2013年5月20日 (月)

圧刺激の進入角度を変える。

 温泉施設へ行って立ったまま入浴できるようなジャグジーがあれば、体の向きを変えて水流を当ててみてください。

 例えば腰への水流は体を少し斜めに動かすだけで絶妙な深部に届くようになることがあります。

 「上から潰すイメージで指圧をしていては絶妙なポイントに届かないことがある」、これを常に意識することでタッチが微調整され表現力が増していきます。

 伏臥位で肩甲下部を遠心性に指圧をしていくと腰に向かって低くなっていきます。

 上から真下に潰せば皮膚の表面に対して角度は垂直ではなく筋肉を下向きにねじっていることになり揉み返しの原因となります。

 こういう感覚をジャグジーの圧注浴で自分のものにしていくと、少し斜めに当てたほうがいいとか、噴出口から少し離れたほうがいいとか刺激の進入方向や強弱について指圧に反映させることができます。

 筋肉の中心を垂直に潰すことがベストではないということを感じてください。

 もっともこっているポイントは少しはずしたほうが治療効果が上がると考えてください。

 あえて深く進入せずに浅く当てて弱い圧を維持するとか、筋肉の内側から斜め上に牽引気味に圧す(しかもねじらないように)など、垂直に潰すだけではないタッチの表現方法はいろいろあるのです。

 私は全てのタッチの表現を変えてこそ適量刺激の施術になると思っています。

 やり過ぎない、もう一つ圧し込まない、硬さにぶつかれば進まなくていいのです。

 セラピーのタッチは気配りのタッチです。

 

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2013年5月19日 (日)

うつ病、首こり、腰痛に「高い所を拭く」。

 「パソコンやスマートフォンで下を向いた姿勢を続ける人にうつ病が増えている」そうです。

 下を向いた姿勢を続ければ首こりから頭痛、めまい、全身のだるさなどの症状が出るようになり、こうした状況が長く続くと鬱病にまでなってしまうことがあるようです。

 肩こりも腰痛も猫背姿勢が大きな原因です。

 下を見続ければ肺が拡がらず呼吸が浅くなり内臓が下がって消化管活動も停滞します。

 「顔を上げて高い所を見る」、「手を高い所に伸ばす」、「背中を伸ばす」、「座位をやめる」、これが同時にできるのが高い所の拭き掃除です。

 頚椎症があれば顔を上げることは勧められませんが、筋肉のこりなら、首こりでも肩こりでも腰痛でも、高い所に手を伸ばして肩関節を動かすことがお勧めです。

 高い所に手を伸ばした作業では腰が自然に牽引されて腰のストレッチになります。

 この時期には風呂場のカビ対策も必要ですから、雑巾や長い柄のついたフローリングワイパー(モップ)で、窓や壁、天井などを拭いてみてください。

 首、肩、腰のストレッチになります。

 私はこの時期、庭の木を高枝切りバサミで切っていますが、ギックリ腰の時でもこの動作は痛みを感じずにでき、治癒を早めるストレッチになったと感じています(寝起きの動作が痛いくらいの時でも高枝切りバサミは使えました)。

 上を見る、遠くを見る、手を上に上げて高い所の作業をする、普段しないことはストレッチになります。

 顔を上げれば視界が広がり、気持ちも開放的になります。。

 手を上げれば胸が拡がり呼吸が深くなり、ウエストも締まって内臓が上がります。

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2013年5月18日 (土)

腰痛のお母さんの横に6ヶ月の赤ちゃんを寝かせて指圧。

 ダブルのサイズのマットを使って指圧をしているので、腰痛の30代のお母さんの横に生後6ヶ月になる赤ちゃんを寝かせて指圧をしました。時々赤ちゃんにも指圧をしながら。

 腰痛はストレスや不安によって悪化します。

 「子供を連れていってもいいか?」と聞かれた時点で、その要望を受け入れることは不安を一つ解消することになります。

 赤ちゃんには「顔や体にアトピー性皮膚炎ができている」と聞いていましたが、漢方の外用薬やステロイドの外用薬の治療が効いているようで綺麗な顔をしています。

 妊娠中にはおなかの上から指圧を受けていた子だからか、治療室のマットの上に寝かせてもご機嫌でした。

 アロマミストにはオレンジスイート+レモングラス、CDは波の音の「究極の眠れるCD」を使いました。

 座位の触診ではお母さんの腰椎が左に凸に側弯しています。

 赤ちゃんをお母さんの顔が見える右側に寝かせて、伏臥位左大腿前側からお母さんの指圧を始めます。

 下肢の筋肉はあまり使われておらず、下腿がむくんでいますが冷えはありません。

 最近鼻血が何度も出たということですから、腰から上がのぼせています。

 完全母乳の育児で体は疲れています。少し痩せたようです。

 右の骨盤が開き気味でどちらかといえば右腰の痛みが強く、右大腿の付け根を圧すと痛みがあります。

 大腿前側の緊張は腰椎上部と関連し、大腿後側の緊張は腰椎下部~骨盤と関連します。

 面白いものでお母さんの大腿の指圧と同時に赤ちゃんの右大腿の付け根から胃経に沿って膝まで圧していくと、「もっとやってくれと」小さな拳でトントンと自分の大腿を叩いて要求します。

 これは何を目的としているかというと一番は「お母さんのストレス軽減」です。

 お母さんの喜びもストレスも子育てですから、「赤ちゃんが指圧を受けて気持ちいいと感じているのを目にすることで自分のこりも緩和される」という視覚からのリラックスが得られます。

 お母さんの股関節の動きは正常です。お母さんの下肢のストレッチの時には赤ちゃんも下肢をバタバタさせて大腿四頭筋を鍛えていました

 お母さんのおなかの指圧では内臓が下がっていました。

 車の座席に取り付けるベビーチェアはそのまま取り外して赤ちゃんを運ぶカゴとしても使えるので、骨盤に乗せて運んでいるようです。

 骨盤にベビーチェアを乗せて運べば腰が反って下腹が前に突き出ます。ベビーチェアはかさばるし、頑丈でけっこう重たいことも負担です。

 左後部座席に取り付けているベビーチェアを持ち上げる時には、体幹前屈腰椎右側弯から大きく腰椎を左に側弯させ背中を反らせることになり、この動作は腰に強い負担がかかります。

 横臥位の指圧では赤ちゃんとお母さんの顔を合わせられるように、左、右と赤ちゃんの位置を変えながら指圧をしました。

 途中授乳での中断やトイレの中断があり、伏臥位ではとうとう眠くなって泣き出したのでざっくりと背部から下肢を指圧して終えました(赤ちゃんは指圧をしてあげるとおとなしいのですが、お母さんに集中するとご機嫌が悪くなります)。

 全身指圧後、お母さんの腰の側弯は解消しました。ギックリ腰や骨のズレを心配するようなものではなく筋肉の疲労による腰痛です。

 「ベビーチェアの位置を後部座席の左・右と時々変える」、「赤ちゃんを運び出す時にはベビーチェアではなく籐のカゴなどの軽いものに移す」ということは腰の負担軽減に必要です。

 母乳で育てたい自分の気持ちと「疲れているようだからミルクにしたほうがいい」という周りの意見とのぶつかり、赤ちゃんのアトピー、子育てでいろいろと気になることはあるようですが大丈夫そうです。

 赤ちゃんを私に見せたかったというのもあったと思いますし、ここなら普通ではないオーダーメイドのセラピーがあると期待したということもあったでしょう。

 筋肉がしっかりした赤ちゃんで、中指で腰を持ち上げても足裏の指圧もおなかの指圧も気持ちよかったみたいです。

 昔ならアトピーと気づかずに育ててしまったのではないかという程度のアトピーのようです。

 こんなのでよければ、また赤ちゃんと一緒に指圧をしましょう。

 

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2013年5月17日 (金)

試供品 塗る温泉クリーム「らくちんクリーム温感マグマ」。

 いろいろな試供品が送られてきます。

 「らくちんクリーム 温感マグマ」もその一つで、木の枝を切って筋肉痛の前腕外側に塗ってみました。

 温感と皮膚刺激による麻酔効果は即効性があり、鎮痛効果を感じました。

 主な成分には効きそうなものを全て入れたのではないかというくらい25も書かれていて、しかもその他とも書いてあります。

  このクリームの成分の中での目玉はイオウの一種の「MSN(メチル・サルフォニア・メタン)」のようで、関節痛に効果があるそうです。

 その他に、コンドロイチン、グルコサミン、ヒアルロン酸、コラーゲン、加温作用のあるバニリルブチル(バニラに含まれる)、ローズマリー、ラベンダー、ユーカリ、、セイヨウハッカエキス、当帰、陳皮、生姜、尿素、トコフェロール(ビタミンE)など、アロマも漢方も含んでいます。

 3gの試供品クリームの使用ですが効果が感じられました。

 100g入りで4,200円だそうです。

 同封のチラシにはこのクリームを使っているマッサージ屋さんの記事も載っていました。

 効果のあるクリームだとは感じましたが、私が購入して使うことはありません。

 25種類以上の成分が入ってこの値段ですから、一つ一つの成分の含有量は極わずかです。

 絶妙なブレンドかと考えればそういうことでもないでしょう。

 加温作用で成分が重なり過ぎていたり、ユーカリとラベンダーに対して整肌・芳香とだけ説明されているのは精油への知識が不十分ではないかという疑いを持ってしまいます。

 MSN+バニリルブチルでの効果が知りたいものです。

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2013年5月16日 (木)

体幹側屈で腸骨稜上部の腰痛→腰方形筋の傷。

 腰痛で腸骨稜の外側に強い痛みがある場合は、腸骨筋あるいは「腰方形筋の傷」を疑います。

 腸骨筋+大腰筋=腸腰筋は、体幹前屈、股関節屈曲(大腿挙上)に働きます。

 腰方形筋は片側が働けば肋骨を下げて体幹を側屈させます。

 体幹の前屈や股関節の屈曲で痛みが再現されれば腸骨筋の傷、体幹の側屈で痛みが再現されれば「腰方形筋の傷」です。

 長距離ドライブやパソコン作業で座位の時間が長く、猫背姿勢で骨盤が倒れて傷つけるのは腸骨筋です。

 腰方形筋は、例えば「フラフープ」を買ってきて、急に腰を左右に強く振ったような時に傷つくことがあります。

 腰方形筋は「後腹筋」ですからウエスト周りをスリムにするためには鍛えたい筋肉です。

 しかしいきなりフラフープで強く腰をひねるとギックリ腰になることがあります。 

 フラフープ初心者は、ストレッチや通常の腹筋のエクササイズを準備運動としてしてからフラフープを使うことをお勧めします。

 腰方形筋が傷ついた場合は坐骨神経に沿った痛みが起こることはまずありません。

 腰方形筋は肋骨を下げて体幹を側屈させる筋肉ですから、腰方形筋の傷では背伸びをしても痛みが出ません。

 腰方形筋の傷では腸腰筋の傷ほどは車の乗り降りで痛みが出ませんが、体幹が側屈される寝起きの動作では強い痛みが出ます。

 ギックリ腰(筋肉の傷)であれば、お風呂に入りたくない(温めたくない)、強く圧すと痛いので圧されたくない、ストレッチができない、歩きたくないなどという気持ちになるはずです。

 その気持ちにしたがってください。

 患部を強く圧したり、無理なストレッチをすれば傷口を拡げるだけでそんなことが治癒を早めることにはなりません。

 最近は安静よりも早くから歩くのがよいと言われていますがそれも程度問題で、歩いてみて全ての意欲が低下するほどの痛みがあれば、その日は無理をせずできる方向に体を軽く伸ばす、腰方形筋の傷なら背伸びのストレッチをしてください。

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2013年5月15日 (水)

60代男性膝痛、間違ったエクササイズ、ゆる過ぎて落ちるいらない膝サポーター。

 60代男性、主訴は肩こりですが膝痛もあり便秘だそうです。

 降圧薬と抗高脂血症薬を服用中です。

 以前は整形外科で膝に注射を打っていたそうですが、今は膝痛の運動で症状が改善されてきて整形外科には通っていないということでした。

 座位の姿勢は背中が丸くなり骨盤が倒れ、股関節が外側に開いています。

 頭は肩より前に倒れ、前頚部の付け根のこり、肩関節の硬さが気になりました。

 伏臥位で頚から腰までの筋肉を緩めていきます。

 交感神経支配領域が緊張していますから、肩がこり、血圧が高くなり、便秘になります。

 暑い日だったので額に熱を感じましたが、頭がむくんでいるようなことはなく、頭痛になることもほとんどないということでした。

 週に2回ゴルフをしているそうで、上肢や背部の筋肉が発達しています。

 自覚的な腰痛はないそうですが、腰の筋肉は硬くなっていました。

 下半身はむくんでいます。

 左右の下肢にサポーターをつけていましたが、膝ではなく下腿にずり落ちています。

 「いつも下がってしまう」そうですが、サポーターをしていると安心だからつけているそうです。

 しかしこれではゆる過ぎて膝のサポートの意味がなく、むしろ血行を阻害しているだけなので、こんなものでおまじないになるなら現在サポーターは必要ありません。

 伏臥位の指圧の途中で眠り、仰臥位に移る前にトイレに行きました。むくみが流れたようです。

 仰臥位下肢の指圧では膝に痛みはなく、関節運動では膝関節内側を狭くした時だけに痛みが出ました。

 O脚にしていれば痛みはなく、膝をますっぐに使っても痛みは出ません。

 上肢の指圧では上腕や大胸筋が発達しているため、肩の関節の可動域が狭くなっているようでした。

 上半身を強く使い、膝痛もあって車を使ってほとんど歩かないという日常のようです。

 全身指圧後、念のために整形外科で教わったという膝の運動を見せていただきました。

 するとどこで間違ったのでしょう、全く大腿を鍛える運動になっていません。

 仰臥位で足を蹴り上げていますが膝が曲がっていて静止もないので、股関節のバリスティックストレッチになっています。

 横臥位で上になる下肢を挙上する(股関節を外転させる)中殿筋+大腿外側の運動も、テンポが速く一回の動きが小さい上に股関節が屈曲している(前に出ている)ので中途半端です。

 膝痛の方には毎日朝晩やっていただきたい仰臥位下肢伸展挙上10秒×10回(反対側の膝屈曲)の運動と、膝の抵抗運動もして指圧を終えました。

 座位では骨盤が起きて、頭が肩の上に乗っています。

 最後に肘屈曲で肩関節を外転・外旋するストレッチも覚えていただきました。

 指圧後にもう一度トイレに行ったので、むくみが流れたことと血圧が下がったことは間違いありません。

 正座ができるということですから膝の変形は軽度です(正座はしないようにと申し上げました)。

 先日膝の指圧をしたお客様から聞いて指圧にいらしたそうで、「ここに来る前に喫茶店で膝が悪いという人にここを紹介しておいた」ということなので、また新しいお客様との出会いがありそうです。

 

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2013年5月14日 (火)

重症肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの警戒をWHOが呼びかけ。 

 新型コロナウイルスによる死者が18人となり、WHOはヒトからヒトへの感染拡大への警戒を公表しました。

 重症肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは昨年秋にサウジアラビアで見つかり、現在はフランスやイギリスでも感染者が見つかっているそうです。

 33人の感染者が確認されたうち18人の死者が出たということですから危険なウイルスです。

 ウイルスは形を変えて次々と新しい脅威が生まれます。

 「適度な運動、栄養のバランスの良い食事、質の良い睡眠」、ストレスの解消と血行促進で免疫力を低下させないように気をつけたいと思います。

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2013年5月13日 (月)

腰痛解消法、その場でゆっくりとほふく前進。

 背中を反らすことは腰痛解消法の一つですが、脊柱管狭窄症の場合は背中を反らすことで痛みが出ます。

 ギックリ腰のような急性の腰痛や腸腰筋の筋肉痛でも大きく背中を反らせれば痛みが出ます。

 そこで伏臥位で両下肢を伸ばした状態から「両前腕を床について痛みの出ない範囲で小さく背中を反らす」+「片側の膝を屈曲して股関節を外転・外旋から元に戻す」を左右の下肢でゆっくりと繰り返します。

 片側の下肢は平泳ぎのような動きになり、そのまま前に進めば「匍匐前進(ほふくぜんしん)」になります。

 背中を起こす角度と股関節外転の角度の組み合わせで、この動きでストレッチされる部位が違ってきます。

 主として腸腰筋のストレッチになり、下肢を伸ばしている方の腰にも効き目のあるストレッチです(どちらかといえば下肢を伸ばしている方の腰に響いているのがわかると思います)

 猫背で倒れた骨盤の矯正にもなり、腰の疲労を緩和するストレッチでもあり、角度を調整することで発見もあるので、最近私は毎朝やっています。

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2013年5月12日 (日)

ストレスで右手のしびれ。

 天候不順に強いストレスが加わると体にはいつの間にか普段よりも力が入って、肩こりだけではなく手のしびれまで起きたという症例です。

 40代女性、自宅でピアノ教室を開いています。

 主訴は右上肢外側で橈側の大腸経に沿った前腕から手指のしびれと腰痛です。

 右上肢は上腕よりも前腕が太くなっています。

 伸筋のこりですから、力が強く入った右手指伸展を続けたようです。

 写真を撮った時に頭の右側屈が気になって、最近は意識して頭をますっぐの位置にするように心がけているということです。

 座位の触診では胸椎より上はまっすぐになっています。

 しかし、腰椎は右に凸の側弯になっています。

 腰痛の原因は頭の位置を矯正した歪みが腰椎に現れたということのようです。

 伏臥位の指圧では背部の交感神経支配領域の緊張が強く、御自分でも「ストレスがある」ということでした。

 ストレスの原因を特に聞き正さなくても、気持ちの良い刺激は心の扉を開いていきます。

 「ピアノの発表会で町の施設使用を予約していたところ、耐震工事のため使用できなくなったことは仕方がないとしても、昨年の秋には予約していたのに会場が使えないことの連絡もなかった」という施設側の対応に相当こみあげてくるものがあったようです。

 「たまたま用があってこちらが確認したからわかった」ということで、その後変わりの会場を斡旋してくれることもなく、急遽新しい会場を探したそうでお役所仕事にしても対応が悪過ぎです。

 「ホームページで気づいてほしかった」と言ったそうですからあきれます。こちらまで腹が立ってきました。

 肩に力が入ったのでしょう、肩から上腕にかけては右肩甲挙筋と右三角筋前部、右上腕二頭筋がこっています。

 これは肘を曲げて肩が上がっていたことを示しています。

 右上腕三頭筋がたるんでいることからも、肘の伸展はほとんどされていません。

 ピアノでは鍵盤を叩くと前腕屈筋がこるのですが、前腕伸筋がこっています。

 怒り(ストレス)で鍵盤から手指を離すほうの筋肉にも力が入ってしまい、前腕全体の筋肉がパンパンになって橈骨神経に沿った手指のしびれが起きたようです。

 橈骨神経はC5~Th1(第5頚神経~第1胸神経)支配ですから、右頚部から肩甲間部が指圧のポイントになります(ピンポイントにではなく広い目付けをします)。

 全身指圧後、右上肢のむくみと筋緊張が緩和され、頚から肩のこりも緩みました。

 写真で気づいた頭の位置の矯正は「左に側屈気味だった腰椎を側弯させる」ことで正していたようです。

 指圧後は右腰の筋肉が伸びたため腰椎も伸びて脊柱全体がまっすぐになりました。

 思いもかけなかったところからの突然のストレスで、ピアノを弾くにも「エイッ」と力が入っていたのではないでしょうか。

 自分の胸にしまっておかないで指圧の時に自然に話してしまうということはストレスの濃度を薄めることになります。

 手のしびれをとるのに「会話のデトックス」も必要だったと感じた症例です。

 この時にアロマミストはレモングラスを使っていました。

 指圧の終盤、「いい香り」と言っていただいた時に、副交感神経を優位にするレモングラスもちゃんと役に立っていたことがわかりました。

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2013年5月11日 (土)

ヒノキの花粉が少なくなって肩こりや腰痛が軽くなる方もいますが…。

 毎回一緒に指圧にいらっしゃる30代の御夫婦、ヒノキの花粉症がある旦那様はもうすっかり症状が治まったということでしたが、奥様は鼻の周りが真っ赤になっていてまだアレルギー症状が続いているようです。

 強い風が吹けば様々なアレルゲンが巻き上げられますから、ヒノキの花粉は少なくなってきていても、剥き出しの顔や手にアレルギー反応が強く出ている方がいます。

 先に指圧をするのはいつも奥様です。左肩上部の肩こりが主訴ですが、今回は右の腰にも強い緊張がありました。これが施術において重要な治療ポイントとなる対角線の緊張です。

 アレルギー反応がある時には上肢外側中央のライン=三焦経に緊張が溜まっていることがあります。

 今回は特に右前腕外側中央の三焦経がこっていました。この緊張が緩むとおなかが音を立てて動き始めました。

 左肩は胃の反応点で、右上肢外側中央の三焦経は口から肛門までの消化管と対応する経脈です。

 皮膚炎のある鼻の両側は大腸経ですから、アレルギー反応による鼻の周囲の充血と消化管運動の停滞は関係しています。

 アレルギー→リラックスできない→消化管運動の停滞ということです。

 全身指圧後、奥様の鼻の両側の赤みが引いていました。

 血行促進によって消化管の血行が促進されたためと考えられます。

 旦那様は花粉症の症状が治まったことによって前回の指圧の時よりも右肩上部の肩こりも右腰痛も軽くなっていました。

 玄関ではサンパチェンスの濃いピンク色の花がやっと開きました。

 PM2.5の除去能力に優れたサンパチェンスは葉も濃い緑色で、サンパチェンスのおかげもあるのでしょうか、先に指圧を終えた奥様が待合室で待つ間、鼻をかむ音も咳やクシャミも聞こえてきませんでした。

 

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2013年5月10日 (金)

寒冷アレルギー(血管運動性鼻炎)の人が増えています。

 ここのところの寒暖差の大きな日々で体調を崩している方が多いようです。

 風邪をひいている人もいれば、30℃近い暑さになった昨日は熱中症で救急搬送された方もいたようです。

 食中毒が増えるのも5月で、35℃くらいが細菌の最も繁殖しやすい温度だということです。

 そういえば昨日はフランスパンを作っていて、サッシの窓越しの陽射しでパン種の一次発酵が2倍半に膨らむのに十分な温度になっていました。

 温度は高くても昨日の最高気温を体が覚えているから比べるからでしょうか、今朝は寒く感じます。

 連休で各地のウイルスがシャッフルされたためか疲れのためか、風邪が流行っているようですが、花粉症に似ていて鼻詰まりがあっても目のかゆみがない「寒冷アレルギー(血管運動性鼻炎)」も増えているそうです。

 冷えに対する体の余裕がないとアレルギー反応で血液が集まってきて鼻の血管が充血して鼻が詰まるということが起きます。

 冷たい空気を吸い込んでアレルギー症状を悪化させないためにはマスクが有効です。

 寒冷アレルギーでなくても「寒い」と感じたら上着をはおるとか、就寝中は毛布でも出すなど気をつけたい寒暖差の大きな毎日が続いています。

 今日も日中は上着を脱ぐような気温になりそうで、こまめな水分補給、塩分補給も去年の夏を思い出して始めていかなければいけません。

 「駐車場の車の中で熱中症」や「食中毒」のニュースがないことを祈ります。

 

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2013年5月 9日 (木)

「陣痛促進剤使用77%不適切」のニュースは出産事故で産科医療保障制度の補償対象となった188件のうち陣痛促進剤を使った56件の中の43件ということ。

 「陣痛促進剤使用の8割が過剰投与などの不適切による」と昨日テレビのニュースで報道していました。

 しかしそれは多過ぎるだろうと確認してみたら「出産事故で赤ちゃんが重い脳性まひになり産科医療補償制度の対象となったケース188件の中で陣痛促進剤が使われていた56件のうちの43件」ということでした。

 陣痛促進剤を使った妊婦さん全ての8割ではないわけです。

 このニュースで「陣痛促進剤=怖い」という意識だけが頭に残ってしまった人が多いかもしれません。

 確かに自然分娩と陣痛促進剤を使った分娩は違います。

 産科の先生の過剰勤務を避けるためにやむを得ないという理由もあると思います。

 陣痛促進剤は子宮を刺激して出産を促します。

 指圧・マッサージでは妊婦さんへの過剰なツボ刺激は禁忌ですし、アロマテラピーでもむくみの排出を強く促したり、女性ホルモンの分泌を活発にして妊娠の維持を妨げることになるような精油は妊娠中に使わないようにしています。

 確かに陣痛促進剤は妊婦さんの体を大きく刺激しますが、「陣痛促進剤を使用した妊婦さん全ての8割に不適切に使用されたわけではない」ということは、もう一度明らかにしておいたほうがよいと思います。

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2013年5月 8日 (水)

「パンケーキ・シンドローム」、粉製品の常温保存でダニが混入しアレルギー発症。

 昨日は風が強く吹いて、朝一番に指圧にいらした方は鼻水が止まりませんでした。

 アレルギー症状がひどくなっている方が多いようで、連休疲れだけではなく、花粉やPM2.5の影響もまだ続いているようです。

 今朝は産経新聞で「パンケーキ・シンドローム」という記事を見つけました。

 パンケーキ・シンドロームとは「粉製品の常温保存でダニが混入し、ダニが繁殖した食材を使った料理を食べてアナフィラキーショックなどのアレルギー症状を起こすこと」をさします。

 日本では「お好み焼きの粉やタコ焼きの粉が原因」であることが9割を占めるそうです。

 パンケーキ・シンドロームはダニアレルギーのある人に多いようですが、ダニアレルギーがなくてもダニの混入した食品を繰り返し食べているとパンケーキ・シンドロームを発症する可能性があるということです。

 開封した粉製品を密封性の高い容器に入れてさらにポリ袋に入れるなどしても、常温で保存した場合はダニの混入を防ぐことは難しいそうです。

 ダニは1ヶ月で成虫になり、成虫になるとたくさんの卵を産んで爆発的に増殖します。

 私は連休中におからを使ったパンをいろいろと試作して、おからパン、おからピザなどに使った残りの強力粉は常温保存してありましたが、今朝から冷蔵庫保存にしました。

 イーストと小麦の発酵の面白さにはまっていろいろな粉を買ってきましたが、開封後冷蔵庫保存ということになると冷蔵庫はパンパンです。

 粉から何でも作れてしまうのは魔法のようだと感心していたのですが、収穫前の鳥や収穫後のねずみ、製粉後のダニなど、粉にもいろいろな試練があるのですね。

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2013年5月 7日 (火)

70代女性、両下肢のしびれ。

 70代女性、主訴は両下肢のしびれです。

 腰椎が後弯し脊柱全体が円弧を描いています。

 不眠、肩こり、手足の冷え、右耳の耳鳴りの訴えもあり、睡眠薬と降圧薬、抗高脂血症薬を服用中です。

 問診の応答は普通ですが精神科に通っているということです。

 2年前に御主人を亡くされたそうですから、その頃には鬱状態であったかもしれませんが、現在は精神科を受診するような状態であるようには思えません。

 白内障も以前手術をしてもいいレベルと言われたことがあるようですが、現在眼科には通院していません。

 両下肢のしびれでは整形外科に受診したことがあるそうですが、その時にはビタミンB12や鎮痛薬が出て電気をあて軽くマッサージをして終わり、その後通院していません。

 脊柱管狭窄症が疑われますが、その診断を告げられてはいないようです。

 「バイクに乗れる、猫背のほうが痛みが出ない、少し歩くと座って休みたくなる」など、問診で脊柱管狭窄症を示す答えが出てきました。

 脊柱管狭窄症では猫背になれる自転車やバイクに乗ったほうが痛みが出にくいのです。

 しかし白内障や耳鳴りや精神科に通院しなければならない状態があるのだとすれば、バイクの運転はやめたほうがよさそうです。

 自宅ではブルーベリー農園をやっていて、草刈り機で体幹を左右にひねって下草を刈る動作では痛みが出ないということでした。

 脊柱管狭窄症では体をねじる動作は勧められませんが、膀胱直腸障害もないとのことなので、変形はあっても小さいのかもしれません。

 伏臥位では足枕で膝以下を高くしたほうが楽なようでした。

 頚から肩、腰にかけて強い緊張がありましたが圧して痛い部位はなく、臀部から下肢後側に強い筋緊張はみられません。

 下半身はほとんど使えていないようです。爪先は冷えていてO脚、踵体重の日常です。

 おそらく腰椎での脊柱管狭窄による両下肢に及ぶ馬尾症状です。

 明らかに全身のメンテナンス不足ですから丁寧に全身指圧をしました。

 指圧後、仰臥位両膝屈曲両股関節屈曲で膝を胸に近づけていっても痛みはありません。

 仰臥位両膝屈曲で左右に膝を倒す股関節内旋外旋のストレッチと、立位で壁に両手をついて痛みが出ない範囲で軽く背中を反らすストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 腰椎後弯は解消できましたが、脊柱管狭窄症では矯正のし過ぎは禁物です。

 少し室内を歩いていただくと両下肢のしびれは残っているとのことでした。

 全くストレッチをしなければ症状の改善はありませんし、やり過ぎれば症状が悪化します。

 手術がすぐに適応となるような状態ではなさそうです。手術をすれば後のリハビリもなかなか大変です。

 猫背を維持しながらも関節の隙間を作るような指圧で次回も調整していきたいと思います。

 先日初めて指圧にいらしたお客様から薦められていらしゃったお客様ですから、何とか期待に応えたいと思います。

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2013年5月 6日 (月)

松井VS長嶋、打つ気配を感じたという気配り。

 昨日の長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞授与式では、師弟の深い信頼関係と松井さんの気配りをいろいろな場面で見ることができました。

 始球式後の「打ちにくるという殺気を感じた」という投手の松井さんのコメントと「打ってやろうと思った」という長嶋さんのコメントには阿吽の呼吸の気の交流を感じました。

 左手一本でスイングをする長嶋さんに体に近く比較的打ちやすい内角高めを投げたのは、新人の頃から内角高めを意識してバットスイングすることを求められたというだけではなく、「それならば」是非とも打ってもらいたかったということもあるでしょう。

 あいにく投球が高めにストライクゾーンをはずれて長嶋さんは空振りだったので、キャッチャーの原監督が捕球しながらあわてて飛びのいたのも、長嶋さんの本気のスイングにファールチップの直撃が怖かったようです。

 指圧・マッサージでも、目が語る意志や体全体から醸し出す筋肉の緊張をしっかりと見る訓練を続けていくと、相手の気持ちや体の状態を察することができるようになります。

 長嶋茂雄という天才の感覚的な表現に従い、やがてそれを自分のものにして巨人とニューヨークヤンキースで4番打者をつとめた松井さんもやはり天才です。

 謙虚さが前に出て天才を表に出さない松井さんと、「始球式は空振りする」という常識を持ち前の感覚で簡単に超えてしまう長嶋さん、タイプが違う師匠の感覚を信じて超一流の野球人生を送った松井さんの「気配を感じるという気配り」を昨日は見させていただきました。

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2013年5月 5日 (日)

交通事故、交差点で側面からぶつけられ左に急ハンドル、左半身のこり。

 20代女性、主訴は頭痛です。

 咳をしていて、額、首、背中などに触れると微熱を感じます。

 左後頚部「天柱」から左仙骨上部まで脊柱に沿って痛みを伴うこりがあります。

 4月の初めに車を運転中、交差点で右から来た車にぶつけられ、咄嗟に左にハンドルを切ったために右側のドアが傷ついただけですんだそうです。

 過失は100%相手側にあり、整形外科の診断では異常なしということでした。

 背中を触診しながらその話を聞いて場面を想像し「怖かったねぇ!」という言葉が自然に飛び出したのは「体が物語を連れてきたから」なのだと思います。

 瞬発的に左にハンドルを切ったために体をねじ切るようなもの凄く強い力が働いたのだと思います。

 頚椎症の診断はありませんが、左後頚部や左腰の筋緊張はむち打ちやギックリ腰に近いレベルです。

 左半身の詰まりだけでも頭痛の原因となりますが、咳をしていて喉の炎症は今後さらに悪化しそうな気配がします。

 事故に遭ったのは仕事で一人暮らしをしている福島県ですから、ゴールデンウイークに帰省して張り詰めたものから解放され、安心して風邪を引いてしまったようです。

 仰臥位では腋窩、鎖骨周囲にも強い痛みを伴うこりがありました。

 顔を伏せ、猫背になって目をつむって急ハンドル、急ブレーキで止まったのかもしれません。

 他の車や人を巻き込むことがなかったのが不幸中の幸いです。

 全身指圧後、眠りから覚めてもあくびが出ます。リラックスはできたようです。

 後頚部が緩むと背中の微熱はとれましたが、喉の周りの熱はかえって上がったようです。

 血行促進によって炎症部位の充血が増したのでしょう。

 「病院に行ったほうがいいくらいの風邪のようだ」ということはお話しましたが、連休だし、体力もある頑張屋さんなのでのど飴くらいで治してしまうかも…。

 左半身の緊張が緩んだので、風邪が治れば頭痛に悩まされることもないでしょう。

 事故の後遺症が出るようなこともないと思います。怖い思いをしましたが、大事にならなくてよかったです。

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2013年5月 4日 (土)

白米と糠の間に免疫活性化成分を発見(香川大医学部)。

 香川大医学部の稲川裕之準教授らの研究グループが白米と糠の間の亜糊粉層に免疫活性化物質が存在することを発見したそうです。

 この免疫活性化物質は朝鮮人参やワカメにも含まれる糖脂質だということです。

 昨日指圧をした60代の女性は朝鮮人参を含む漢方薬と海藻、納豆、玄米などを中心とした食事に変えて一年くらい続けたところ、胃癌の一歩手前の段階として経過観察をしていた腫瘍が内視鏡の検査で消えていたそうです。

 かかりつけの病院と超有名な大学病院の内視鏡検査で2回とも異常が見つからなかったということですから、前癌状態の腫瘍は治癒したのでしょう(大学病院では切除の用意をして検査をしたそうです)。

 アロマ指圧の血行促進とリラックス効果もお役に立てたのではないかと思います。

 白米にも免疫活性化成分は残るようですが、玄米にはその5.9倍含まれるそうです。

 やはり免疫活性化成分を削った白米よりも玄米を食べたほうが免疫力は上がりそうです。

 糠や小麦の外皮、おからに注目して私は毎日いただいています。

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2013年5月 3日 (金)

体幹前屈で指先床間距離を短くする腰痛の施術ポイント。

 昨日は飯能生活の木でアロマ指圧講座をしてきました。

 テーマは慢性腰痛です。

 指圧では体幹前屈での指先床間距離を縮めるポイントに施術しその後施術部位に他動的ストレッチを行います。

 アロマオイルトリートメントでは振せんを加えて股関節を揺らしながら刺激を腰や骨盤の深部に到達させる施術をしました。

 腸腰筋の働きは「体幹の前屈「と「股関節の屈曲(大腿の挙上)」ですから猫背と座位姿勢は腸腰筋に緊張を強いることになります。

 猫背や中腰の作業後に腰を叩いて伸ばしたくなったとしたら、使い過ぎで腸腰筋がこっています。

 脊柱起立筋を働かせて背中を反らせば腸腰筋がストレッチされ、大殿筋を働かせて股関節を伸展(後方挙上)させても腸腰筋はストレッチされますから、腰痛の施術は猫背で使われていない脊柱起立筋や垂れてしまったお尻を引き締める施術と考えることもできます。

 「背中から腸腰筋は圧せない」ということはしっかりと理解しておいてください。

 また指先床間距離を縮めるには膝を屈曲させる時に働く大腿後側のハムストリングスをストレッチさせる必要があります。

 膝が伸びきらなければお尻の位置が後ろにずれるので、体幹を最大に前屈させても曲がった大腿に沿って指先は斜め前に向かい指先床間距離を短縮させるには遠回りになります。

 テレビ番組ではよく指先床間距離を縮めてゴッドハンドだなどと持ち上げていますが、もしそうなら昨日の受講生の方々は皆さんゴッドハンドです。よくできていました。

 施術の時に背中を起こして手元を見ないということは猫背にならないということです。

 肘伸展で背中を起こして指圧をすれば、指圧をすることが腸腰筋のストレッチになります。

 腸腰筋を疲れさせるような施術をすれば、たとえ被術者の腰痛を緩和できても新たに腰痛を作ってしまうことになります。

 指圧やアロマオイルトリートメントは自分も健康になる時間です。

 脊柱起立筋の指圧は直接腸腰筋に触れることはできませんが、脊柱を反らせる方向にストレッチしていることをイメージしてください。

 アロマオイルトリートメントではマジョラムを動脈血の血行促進に、サイプレスを静脈血とリンパの血行促進にと考えてブレンドしました。キャリアオイルはスイートアーモンドオイル、濃度1%です。

 オイルを使って軽擦した後に、脊柱の両側をまたいで両四指と母指で振せんを加えながら前後に揺らすタッチ(股関節が内旋外旋するように)、上肢の筋肉の等尺性収縮で母指で深部に圧を加えるタッチを行いました。

 オイルを使うということは滑らせるということです。強く圧すのではなく徐々に刺激を深部に到達させていきます。

 腸腰筋は腰椎の腹側と腸骨窩から大腿骨小転子に停止します。股関節を揺らすことは腸腰筋のストレッチになります。

 指力で強く圧すことはしなくとも実技後に皆さんの指先床間距離は短くなっていました。

 難しく考えずに体に残った感覚でセラピーとなるタッチ、セラピーの雰囲気を思い出してください。

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2013年5月 2日 (木)

穴場日帰り温泉、都幾の湯PH8.7(都幾川四季彩館)800円。

 埼玉県ときがわ町にはPH11.3の強アルカリ性温泉「旅館とき川」があります。

 日本でベスト3に入る強アルカリ性温泉ですが、日帰り4組限定予約制で懐石料理付き、山を上がっていく(車で行けます)というアクセスの大変さなどでまだ行ったことがありません。

 とき川町には温泉スタンドもあり、山道を上がらなくても日帰り温泉「都幾の湯」があります。

 内風呂と露天風呂だけということで今まで行かずにいたのですが、昨日期待せずに入浴してお湯のスベスベ感にびっくりでした。

 都幾の湯のPH8.7は、PH10を超える強アルカリ性温泉の花和楽の湯(小川町)や武甲の湯(秩父)にアルカリ度では劣っているはずなのですが、肌のスベスベ感ではそれら入浴済みの温泉のPH10を超えています。

 木の浴槽の底はタイルのように段々が刻まれていて滑りにくくなっています。さすが「木の町」です。

 露天の下を眺めれば都幾川が流れ、庭石にする巨岩の三婆石を見ることができます。

 連休中の平日ですが空いていました。ちょっとわかりにくい場所にあるからでしょうか。

 都幾川には魚がたくさん泳いでいて、川岸にはバーベキューができるピクニック広場があります。

 バーベキューセットはレンタルでき、食材も1人前1,200円から用意されているので手ぶらで行ってバーベキューが楽しめます。

 脱衣所は鍵付きのロッカーではなくカゴで、脱衣所の手前に男女共通の貴重品ロッカーがあります。

 木の風呂と石の風呂があるので、おそらく男女日替わりなのでしょう。

 脱衣所には無料の麦茶が用意されています。洗面台の水が飲めるというのも水の良い土地ならでは、都会の温泉施設にはないことです。

 内風呂の天井には松玉ならぬキノコ玉が二つ吊られていました。

 在宅酸素の機械をレジ袋に入れて鼻にチューブを通して入浴している方がいらっしゃいました。

 スベスベのお湯なのに足が滑ることはなさそうで、体の弱い方にもやさしい温泉です。

 入り口から浴場までの廊下には足湯があり、川に面した木々を眺めながらゆっくりと足湯をしている方もたくさんいました。

 入浴後にまた足湯につかりたくなるのがわかる、のんびりとした気分になる環境です。

 サウナも岩盤浴もありませんが穴場の日帰り温泉です。

 

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2013年5月 1日 (水)

黄砂に含まれるニッケルによるアレルギー。

 5月は花粉が少ないという予報ですが、昨日も花粉症から喘息の発作を起こし、その後高熱が出て気管支炎が続いているという30代の女性に指圧をしました。

 まだ青い痰が出るそうで、指圧中にゼロゼロという下気道の詰まった咳が何度か出ました。

 かすれた声で、胸骨の上とマスクのひもが当たる頬に接触性の皮膚炎ができていました。

 指圧の前日にはお子さんと公園に行ったそうで、花粉の飛散は少なくなったといってもアレルゲンはあびていたことになります。

 今年は顔や手などの露出部分に皮膚炎や肌荒れのある方がいつもより多いようです。

 このお客様の手も1ヶ月前の指圧の時と比べると荒れがひどくなっています。

 関東地方は黄砂の影響が少ないとはいえ、黄砂に含まれるニッケルアレルギーの方が多いのではないかと思います。

 今黄砂が飛来していなくても舞い降りた黄砂が風で舞い上がることもあります。

 4月20日、21日の寒さ以後体調を崩したお客様が続いています。

 花粉症で免疫力が落ちているところにアレルゲンが下気道まで侵入して炎症反応を起こし、その後細菌感染を起こしたということなのでしょう。

 喘息の起座呼吸による肩こりと猫背姿勢をゆるめるために、上半身には弱い圧で血行促進をしていきました。

 何度も眠りましたが、咳で目覚めました。

 指圧に来た時に熱はなく、移されそうな感染力の強い菌による症状ではなさそうでした。

 以前からこのお客様には肩こりの指圧をしてきましたが、頭痛になったのは生まれてから今回が初めてだとか。

 指圧に来る女性では大変珍しいことです。

 頭痛を感じたことがないような血管の詰まりにくい体であっても、出産や加齢による変化などの女性ホルモンとの兼ね合いもあって、高脂血症から動脈硬化へと進みやすいのが女性の体です。

 「上半身にはこりと炎症によるのぼせがあり、下半身にはむくみと冷えがある」、これは典型的な症状ですから上半身には弱い刺激、下半身には筋肉を運動させるためにテンポの良いしっかりとした圧をかけます。

 全身指圧後、体が軽くなったとのことですが気管支の炎症はまだ続いています。

 痰が切れやすくなる胸骨の上際のツボ「天突」を示指で軽く圧すことと、腋を締めて肩関節内旋+軽く伸展(後方挙上)の猫背矯正のストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 咳で猫背になれば上肢内側で橈側の「肺経」に沿った緊張も生まれます。

 肺経の緊張をゆるめて胸が開けるようになると気管支の圧迫が軽減されます。

 肺経の指圧と、脊柱の生理的なS字の弯曲を取り戻す膀胱経の指圧で「前と後ろのこり」をゆるめ、さらに上半身の緊張と下半身のむくみという「上下のアンバランス」も正してください。

 

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