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2013年7月22日 (月)

妊娠の脈(神門の脈)の取り方。

 掌側手関節横紋で尺側の豆状骨近位で触れる尺骨動脈の拍動は「妊娠の脈」と言われています。

 ツボで言えば心経の「神門」の位置で、尺骨動脈に触れることができます。

 しかし女性の手首は細いので手関節付近の脈は通常は触れにくく、妊娠すると触れやすくなるので神門の脈が妊娠の脈と呼ばれています。

 妊娠による体温上昇やむくみ、腎性高血圧、手根管症候群や腱鞘炎と妊娠の脈は無関係ではありません。

 妊娠していなくても気温が高く汗をかいているような時は手関節の尺骨動脈が取りやすいので練習してみましょう。

 まず掌側手関節の豆状骨の際で小指の延長線上の尺側手根屈筋の橈側(母指寄り)に、母指指紋部を爪の先端が豆状骨を向くように軽く当ててみましょう。

 この場合は三指で脈を取るよりも母指のほうが取りやすいと思います。

 軽く触れたまま手関節を中間位から、まず背屈、次に橈屈(母指の側に曲げる)させます。

 これで尺骨動脈がストレッチされるので微妙な脈が取りやすくなったはずです。

 取れなければ圧し方が強過ぎるか、当てる位置がずれているかもしれません。一度母指を離して少し当て方を調整して、もう一度ゆっくりと手関節背屈、次に橈屈させてみてください。

 橈骨動脈をいつもの手関節掌側ではなく、手関節背側で取ることもできます。

 手関節背側で母指を伸展させた時にできる短母指伸筋腱と長母指伸筋腱の間の「嗅ぎタバコ入れ」で橈骨動脈を取る時は、手関節をまず底屈し、次に尺屈してみてください(こちらは底屈だけでも取れますし、手関節中間位でも取れます)。

 触れるだけのタッチの練習です。

 血管をストレッチすれば脈が取りやすくなりますから研究してみてください。

 

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