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2013年8月31日 (土)

体温計の計測終了を知らせる音は高齢者には聴こえにくい。

 先日指圧をした高齢者の方が風邪を引いて腋で計る電子体温計を使ったところ、計測終了を知らせる「ピッピッピッピッの音が聴こえなくて家族に教えられてわかった」とうかがって、『こんなことは前にもあったなぁ』と思い出しました。

 寝たきりの方を往診したり、入院中の方の病室で指圧をした時に、何度か「ピッピッピッピッの音」が鳴っていることをお知らせしたことがあります。

 重篤な病気の方や末期の癌患者さんは体温計のことに気を使うどころではありませんし、そうでなくても耳鳴りがしている方には体温計の音は聴こえにくい高さの音のようです。

 「高齢者に聴こえやすい音で知らせる体温計」があっていいと思います。

 「振動で知らせる体温計」、「着信音のようなメロディで知らせる体温計」、毎日使いたくなるようなオシャレなデザインの体温計もいいですね。

 敬老の日も近いことですし、体温計の音が聴こえないという方は意外と多いので、耳で計る体温計をプレゼントするのもいいと思います。

 1秒で計れる耳で計る体温計には、耳の穴に入れる時に使い捨てのカバーが必要なタイプとカバーがいらないタイプがありますから、是非カバーのいらないタイプを選びたいところです。

 赤ちゃん用に売り出されているおでこで計るタイプは「おでこをスキャンする動作」が必要になるので、自分で自分を計るのは「難しい」という方もいらっしゃるかもしれません。

 8月が今日で終わり、手足やおなかが冷えて顔がほてるという方がこれから増えてきます。

 血行を促進し、体温の部位による差をできるだけ少なくしていくことで病気を予防し、体温計を使わなくてすむようにしていくことがこれからの季節のわれわれの仕事です。

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2013年8月30日 (金)

「押す」と「圧す」の違い。

 手偏に甲と書く「押す」は引くの対義語ですから、ドアなどを水平に押す時に使います。

 「押」の文字は手の甲が見えている状態ですから、ドアを押して開けて部屋に中に入ることを考えてみれば、肘の屈曲から伸展の動きが伴います。

 一方「圧す」は、崖や石の状態を表す「がんだれ」の下に土があって、上から下の土に向かって圧力をかける垂直圧を意味します。

 体重移動の垂直圧は肘の屈伸を伴わず上肢を通して体重を母指指紋部1点に集めます。

 重力に抗して母指指紋部1点で体を支えることができれば体重移動の垂直圧になります。

 しかし、全体重を乗せて良い場面などないと思ってください。

 ふわりと密着し、徐々に体重を乗せていき、硬さとぶつかったらそこで止まって持続をするか、徐々に戻ってください。

 適量を超えて圧したり、ねじり過ぎれば、筋肉は必ず揉み返します。

 「あん摩・マッサージ・指圧理論」では母指揉捏法は「3~4回揉むと母指の位置を換えて」と書いてあります。

 肘を屈曲から伸展させて「押して回す」揉捏では位置がぶれるので揉み返します。同じ所を5回も6回も揉捏しろとは理論にも書いていないのです。

 バリスティックストレッチ(動的ストレッチ)でぐるぐる関節を回してもこりが緩和しないのは、筋肉の中心の筋紡錘を刺激してしまうからです。

 筋紡錘を刺激しないようにゆっくりと伸ばしていくのがスタティックストレッチ(静的ストレッチ)、そのスタティックストレッチと同じようなタッチができれば筋肉は緩みます。

 つまり例えば肩上部僧帽筋中央付近の一番硬い部分を「5回も6回も強く押して回し続ければ」筋紡錘を刺激してかえって筋肉は硬くなります。

 使い過ぎで炎症があれば毛細血管や神経線維の断裂や出血もありますから、「押して回す」ような手技は状態を悪化させるだけです。使えません。

 御質問をいただいたのでここでも取り上げておきました。

 

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2013年8月29日 (木)

カラミンサとアラビアンジャスミンの鉢植えを玄関に置きました。

 昨日は風邪がなかなか治らない80代の女性のお宅に往診、夕方になると微熱が出てだるいとのことでした。

 左後頚部には熱が溜まっていて、左肩上部から左前腕外側で橈側の大腸経に痛みがあるとのこと、これは第5頚神経から第1胸神経の延長である橈骨神経に沿ったこりです。

 内科を受診して抗生物質を処方され飲んでいたとのことですから、大腸経のこりと抗生物質の服用による腸内細菌叢の善玉菌の死滅ということも頭に入れておきます。

 普段は便秘がちなのにお通じが緩くなったとのことですから、その原因には善玉菌が死滅して少なくなっているということがあります。

 抗生物質を服用後に体がだるいという方にはヨーグルトや浅漬けなどで乳酸菌を積極的に摂るようにアドバイスします。

 こっている後頚部から背部、むくんでいる下肢、どちらも指圧が気持ちいいとのこと、風邪であまり動いていなかったようなので緩める筋肉は緩め、目覚めさせる筋肉は起こしていきます。

 指圧後は後頚部の微熱も下がり、夕方涼しくなってから買い物に行ってくるとのこと、元気が出てきたようです。

 往診の帰りにホームセンターでカラミンサとジャスミンの鉢植えを買いました。

 2つで600円代はお買い得です。

 葉っぱをつまみ、花の香りを嗅いでそこにある十数種類のハーブの中から選んだのがカラミンサ・ネペタとアラビアン・ジャスミンです。

 カラミンサはシソ科で、ミンサというくらいですからミントを思わせる香りを含んでいます。カスミソウのような小さい白い花が秋の間楽しめ、多年草なので来年も花が咲きます。

 アラビアン・ジャスミンは手のひらサイズの鉢植えを買ったのですが、白い花のその香りは精油の揮発とはまた違った拡がり方で玄関から待合室、診察室まで満たしています。

 ウチの黄色いマダガスカル・ジャスミンをジャスミンと呼んでごめんなさいと言わなければ申し訳ないような格調高い香りです。

 これが300円しないなんて…、今朝はテンションが上がります。

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2013年8月28日 (水)

歩き始めに足の動きが重い→アキレス腱のこり。

 70代女性、「今朝歩き始めに左足に痛みがあって歩きにくかった」とのこと、足関節の動きは悪くなく、アキレス腱がこっていました。

 下腿後側の腓腹筋にこりがなく、アキレス腱だけがこっている時は「膝屈曲で踵を上げる動きをしていた」、つまりヒラメ筋がこっています。

 大腿骨遠位に起始する腓腹筋は膝伸展で爪先立つ時に働き、腓骨頭と脛骨ヒラメ筋線に起始するヒラメ筋は膝の屈伸に関係なく爪先立つ時に働きます。

 ですから腓腹筋とヒラメ筋を合わせた「下腿三頭筋」を働かせる時には膝の伸展が必要になります。

 しっかりと膝を伸展させて爪先立たなくても、椅子から立ち上がる動作や日常の歩行でアキレス腱がこってふくらはぎがむくむということはよくあります。

 腓腹筋はほとんど使われていないのでエクササイズになるようなテンポ速めのタッチ、アキレス腱は使われ過ぎているので弱い刺激で丁寧に緩めていきます。

 このケースでは右手を使って緊張する右肩上部僧帽筋、肩甲挙筋のこりがありましたから、左アキレス腱のこりは右肩こりと対角線のバランスをとってできたこりと考えることもできます。

 全身指圧中よく眠り、右肩こりも左アキレス腱のこりも緩みました。

 使い過ぎの筋肉と使わな過ぎの筋肉、対角線のバランス、同じ下腿三頭筋でも使い過ぎと使わな過ぎの筋肉があること。

 深刻な症状ではない時でも、適量刺激を頭で考えながらワンパターンの刺激にならないように工夫してください。

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2013年8月27日 (火)

70代女性右膝変形性関節症、歩き始めや膝の軽度屈曲が痛い。

 70代女性、2ヶ月前に指圧をしてからしばらく膝の具合が良かったのですが、畑でインゲンを採っていたら右膝の痛みが強くなって歩きづらくなったということです。

 2つの整形外科を受診したら、膝の手術を薦められたところと、保存的な治療でよいというところがあったそうです。ウチに来たということは手術は避けたいということです。

 仰臥位で低めの足枕を膝裏に当ててみたのですが、膝の軽度屈曲が痛いようなのでとりました。

 症状が重ければ軽度屈曲のほうが痛みが出ないことが多いです。

 右下肢はO脚の角度が左よりも大きく、膝関節内側の間隔が狭くなっています。

 膝が外側に倒れているので膝の曲げ始めに右膝内側に痛みが出るようですから、右大腿前側を正面に向けて膝が外側に倒れないように調整していけば痛みは出にくそうです。

 右大腿筋膜張筋から腸脛靭帯にかけての大腿外側はこっていました。

 これは右大腿四頭筋や右大腿内転筋群が使われていないということですから、このケースでも下肢の指圧後、大腿四頭筋の抵抗運動(膝屈曲からの伸展に施術者が力を加えて抵抗し、最後に「負けてあげる」)を行いました。

 大腿四頭筋の下肢伸展挙上のエクササイズで、足を正中線よりも内側に入れて行うと大腿内転筋群のエクササイズになります。

 下肢伸展挙上から牽引し大腿と下腿の間に隙間を作っておくことは非常に効果があり、軽い膝痛なら即効性があります。

 仰臥位、伏臥位と指圧をして、最後にもう一度下肢伸展挙上牽引で指圧を終えると、痛みは消えて歩きやすくなったということでした。

 膝関節の変形が軽度なら、足を真っ直ぐ前に出して膝をしっかりと伸展できれば痛みは出にくいものです。

 O脚で足が斜め外側に出るような歩き方だと膝関節の内側は接触刺激で軟骨が磨り減ってギザギザとしたささくれのような突起の刺激が痛みの原因となります。

 足関節、股関節、骨盤、脊柱、肩関節、頭の、左右前後の傾きは、膝関節を真っ直ぐに屈伸できないことに影響しています。

 足元を見て猫背で歩けばたいていO脚になります。

 胸を張って無限大遠くを見る姿勢を意識すれば、膝も心も伸び伸びします。

 右膝という一部位の痛みの緩和に、体全体のバランスをとることを見逃してはいけません。

 

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2013年8月26日 (月)

足がしびれる、ご飯が食べたくない、日曜の朝出かける直前の急患。

 出かけようとして留守番電話にしてから用事をすませていたら電話が鳴って、電話を見たらメッセージの点滅はなく、「誰か具合が悪いのだろうなぁ」と思いながら出かけようとしたら玄関のチャイムが鳴りました。

 青い顔で立っていたのは70代の御得意様の女性、お嫁さんに車で送ってもらって「もういないかもしれないのに」急いで来たようです。

 「すみません、出かけるところで用意してなくて」と申し上げると「短くていいから、足だけでいいから…」とちょっとしたパニック状態のようです。

 坐骨神経痛があり、両足の第1趾に巻き爪があるのですが「いつもよりも足がしびれる、今朝はご飯が食べられなかった」ということで、痛みやしびれとそれを感じている時間の中で続いた不安から神経性胃炎くらいは起こしていそうです。

 「昨日は腰が痛くて旦那様に圧してもらった」とのこと、旦那様は良かれと思ってのことですが、強過ぎて逆効果だったのではないかと思います。

 痩せ型で背中が丸くなっていて筋肉も細いので、強い刺激やその部位の適量を超えた時間の押圧をすると筋肉も骨も傷つけてしまうことがあります。

 おそらく背部の交感神経支配領域が強い押圧刺激によってさらに緊張して背中が丸くなり、坐骨神経が圧迫されている部位での神経への刺激が強くなっているのでしょう。

 猫背で内臓が下がって下腹がぽっこりと出ているので、消化管活動が鈍くて食欲が出ないのもうなづけます。

 高齢者の方は重篤な病気への不安を抱えているものです。

 このようなケースで一番大事なのは御客様の不安解消のために、体の部位毎の状態を一つ一つ一緒に確認していただくことです。

 急いで準備をして仰臥位下肢から指圧を始めました。

 大腿前側のこりは膝を伸ばして突っ張って使っているということです。足がしびれて、生まれたての仔鹿のような足の運びをしているようです。

 両第1趾は厚ぼったい感じがするとのことで、左の4、5趾には冷たい水が流れるような感覚があるとのこと、比較すると右足は体重をかけて使っていて左足はあまり使われておらず右よりも血行が悪いようです。

 膝の屈伸をしているとは思えず、運動不足は明らかですから、膝屈曲から足底を施術者が圧す力に抗して膝を伸ばす「抵抗運動」をこの時点で一度やっておきました。

 下肢伸展挙上の大腿四頭筋のエクササイズも行い、毎日行うと症状改善に効果がある運動を再認識していただきます。

 猫背ですから仰臥位では肩がマットから浮いています。

 しかし年齢から考えて猫背の矯正はやり過ぎないようにします(脊柱管狭窄症があれば猫背が神経の圧迫をやわらげる姿勢です)。

 顔がほてるという訴えもありましたが、これは内臓下垂の血行不良によるおなかの冷えが原因だと思われます。

 頭部顔面の指圧では耳の周囲を触って熱を感じませんでしたから、すでにのぼせは下肢、上肢の血行促進によって緩和されています。

 内臓は下がっていました。心窩部はスカスカです。

 腹部9点の手掌圧で、特に下腹部では手掌尺側を深く沈めて内臓を上げていきます。

 腹部20点の指圧などで内臓が上がって心窩部は充実しました。

 伏臥位の指圧では左中殿筋、左下肢中央の脛骨神経のライン、左右の大腿外側から下腿前側に向かう総腓骨神経のラインに神経の強い痛みがありました。

 やはり坐骨神経症状は利き足ではない左下肢が強いようです。

 もう一度仰臥位で大腿四頭筋の抵抗運動とエクササイズ行って指圧を終え、さらに立位で机に手をついて片足を後ろに引いて膝伸展+股関節内旋で爪先と踵に交互に体重移動する下肢の等尺性収縮運動を覚えていただきました。

 指圧後「足がまだしびれている」ということでしたが、ここでひるんではセラピーになりません。

 坐骨神経の圧迫は常にあると考え、巻き爪もあるのですから「完璧を目指さず症状が緩和されていればよし、痛みを探させない」と肝に銘じ、それを御客様の頭にインプットして返すことが大切です。

 来た時は100近かった脈拍は1分間に72になりました。

 出かけるついでだからと車で自宅まで送りとどけましたが、実は出かける用意がまだできておらず、一度家に帰って支度をして、結局どこか超穴場温泉でもと思っていた日曜日は、よく行くスーパー銭湯になりました。

 「事足りなん(私にはじゅうぶんでしょう)」。

 誰か調子悪いのではないか、早く出かけてしまわないとつかまってしまうぞ、そんな予感がしていた日曜日です。

 「誰かが指圧に行きたいと思って私のことを思っている」、そんな思いを感じて毎日を送ることになるのがセラピスト、誰が思い出してくださってもありがたいことです。

 セラピーはどんなに頑張っても、息が詰まるほど考えても、良い結果ばかりではありません。

 それでも「良いゲーム」を作ってください。

 プロとして恥ずかしくない試合を作りましょう。

 

 

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2013年8月25日 (日)

「伊勢と出雲」森と清流の癒し音CD(雑誌「ゆほびか」10月号付録)。

 伊勢神宮と出雲大社の自然音を集めたCDが雑誌「ゆほびか」10月号の付録としてついていたので、買って指圧のBGMとして使ってみました。

 伊勢の五十鈴川のせせらぎ、出雲大社の手水の音、出雲稲佐浜の波音などが収録されています。

 五十鈴川の流れが速くて、BGMとして使ってみると私にはせかされる感じでタッチのテンポがやや速くなりました。

 癒し系の川音というよりは凛とした体を引き締めるタイミングです。私はこの流れを1分間に72拍と感じました。

 徐脈に近づけるタイミングなら1分間に60拍に近いもう少しゆるやかな流れの川音のほうがよいのですが、それでもこのCDを使って指圧をしてみたところ御客様には特に違和感はないようで、いつもどおり眠ってしまった方がほとんどでした。

 指圧・マッサージのBGMとして作られたわけではない自然音ですからテンポの速さは受け入れて、伊勢神宮と出雲大社の音のありがたさを思えばプレミアム感が増します。

 健康雑誌によくある「何でも治りそうな」見出しや怪しげな広告も満載ですから、話半分に斜めから読む私のような人なら、「んなわけないじゃん!一概には言い切れない!」とツッコミを入れながら書店で中身をチェックしてみてください。

 「ゆほびか」は健康雑誌のコーナーで売っています。680円でCDが手に入れば、BGMのバリエーションとして持っていると助かることもあると思います。

 だるさやむくみで体を目覚めさせていくテンポの速いタッチが必要な時には、ゆったりしたBGMよりもやや速いテンポのBGMを使ったほうが良い結果が生まれます。

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2013年8月24日 (土)

静脈瘤のマッサージは直接患部にはしない。サイプレスを使ったマッサージは通常より弱い刺激で。

 静脈瘤のサイプレスを使ったマッサージについて電話で相談を受けました。

 病院で診断を受けてはいないようなので専門医を受診することを薦めた上で、静脈瘤のマッサージの鉄則「患部に直接マッサージをしてはいけない」ということをまずお話させていただきました。

 静脈瘤の患部は「静脈弁が壊れていて血管が脆くなっている」と考えられます。

 ゴリゴリと患部に直接マッサージをすれば新たに静脈弁や血管を傷つけ、瘤がさらに膨れて患部が拡がっていきます。

 足から「患部をはずして」膝窩や鼡径部へ静脈血やリンパを流し、誘導的に患部の血行を促進する軽擦をします。

 膝窩に近い下腿の静脈瘤なら、足から患部の手前→患部では手掌を浮かして→患部の先→膝窩→大腿、というように求心性に軽擦します。

 静脈瘤を改善するマッサージは5分程度にします。

 普段は弾性ストッキングを使って血行促進をするのが一般的な初期の治療法です。

 冷えがあれば足湯などで温め、足を高くして寝ることも症状改善につながります。

 静脈瘤のマッサージといえば、最初に頭に浮かぶのが血液やリンパの停滞を解消する精油「サイプレス」です。

 「サイプレスは鼻づまりを解消する血管収縮作用に優れた精油なので、マッサージで使う時は通常よりも弱い刺激をするように心がけてください。」

 スイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル5mlに対してサイプレス1滴の1%濃度で使のがトラブルの少ない使用法です。

 毎晩就寝前に5分のサイプレスを使った弱い刺激のマッサージを続けることで静脈瘤の症状が緩和されていくはずです。

 患部を含めてオイルを塗ることは是非行ってください。

 しかしくれぐれも患部の刺激はしないようにしてください。サイプレスを使った静脈瘤のマッサージは、患部をはずした求心性の通常より弱い刺激の軽擦を5分程度行うのが適量刺激です。

 効果が得られないようなら、静脈瘤のレーザー治療が受けられる病院もありますから、専門医を受診してください。

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2013年8月23日 (金)

イチロー選手4000本安打後のインタビュー「特別な瞬間は自分以外の周りの人が作ってくれる…」。

 「特別な瞬間は自分以外の周りの人が作ってくれるものだと強く思いました」、イチロー選手が日米通算4000本安打を達成した試合後のインタビューでの言葉です。

 イチロー選手の日本での活躍を知らないメジャーリガーや球場のファンの人たちが、日本でのヒットも含めて積み上げてきた4000本安打を称えてくれたことに、イチロー選手はサプライズでプレゼントを貰ったように感動したのでしょう。

 努力を続けてきたことを誰よりも知っている自分だけではなく、周りの人も認めてくれた「特別な瞬間」です。

 求道者として努力を続ける孤高のプロフェッショナルだからこそ言えた言葉だと思いました。

 「記憶に残っているのはうまくいかなかったこと、そのストレスを抱えた上で、たまに喜びが生まれるのがプロの醍醐味」

 「失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいく、これからもそれの繰り返しだと思います」

 スパイクの軽量化、グラブやバットを大切に扱うこと、体重が変わっていないという体調管理…。

 ボールをミートするまでにいくつものチェックポイントを持っていて、一つのスイング毎に瞬間的な微調整をするならば、そこに至るまでには毎日厳しい練習とへとへとになるまでの思考の連続でしょう。

 努力も感覚も自分だけのもの、それを認めてもらえたと思えた瞬間に格別な感動が溢れ出したのですね。

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2013年8月22日 (木)

「めまい、吐き気」のアロマ指圧講座 ハーバルライフカレッジ原宿表参道校。

 昨日は生活の木ハーバルライフカレッジ原宿表参道校で「めまい、吐き気」のアロマ指圧講座をしてきました。

 「めまい」も「吐き気」も、急性の重篤な症状を除けばタッチセラピーの適応症です。

 指圧・マッサージでは、めまいには脳や内耳の血行を促進して内リンパ水腫などの水の停滞を改善し、吐き気にも胃内停水などの水の停滞を改善することを目標とします。

 めまいの指圧では、顔面、頭部の基本的な指圧の他に、外耳道の前側にある耳介の突起「耳珠」の前に並ぶ3つのツボに注目しました。

 真ん中が小腸経の「聴宮」、上にあるのが三焦経の「耳門」、下にあるのが胆経の「聴会」です。

 耳珠から下がる顎関節との隙間は、浅側頭動脈に触れることができるだけでなく、顔面神経の出口でもあります。

 顔面神経は側頭骨の中では内耳神経(平衡感覚の前庭神経と聴覚の蝸牛神経)と平行しています。

 上行性に耳珠の前に経脈をつなげる小腸経と三焦経は動脈の流れ、外眼角から耳珠を経て側頭部を巡り体側を下る胆経は静脈とリンパの流れです。

 この3つの経脈は耳の中へ入る支流を持っています。

 「外耳道」の長さは2.5cmくらいで、「鼓膜」、米粒大の3つの耳小骨と耳管からなる「中耳」、そしてその先が「内耳」の三半規管ですから、持続圧で3~4cm先に圧をかけることができれば停滞した内リンパを刺激することができます。

 アロマオイルトリートメントでは、①左右の浅側頭動脈を耳珠からこめかみ、側頭部へ、②左右の眼窩上動脈を瞳の上の前額部から頭頂部へ、③後頭動脈を胸鎖乳突筋の前縁の先にある顎二腹筋後腹から乳様突起際の「完骨」、少しずらして「風池」、そして後頭部から頭頂部へ、④迷走神経支配のリラックスポイントである耳介後部を圧して引っ張って軽擦、⑤むくみを浅頚リンパ節へ還す、⑥頭皮に圧をかけてから髪をくしけずるように軽擦する頭皮マッサージ、を行いました。

 ブレンドオイルには、むくみ解消と消化促進の働きをする引き締め系の精油「フェンネル」と、消化促進作用があってリラックスや安眠など心身を緩める方向に働く精油「ネロリ」と、カメリアオイルを選択して濃度1%で使用しました。

 フェンネルは妊娠中使えない精油の代表、ネロリは妊娠線予防など妊娠中に使える精油の代表です。

 このように一つの方向に精油の薬効を集中させないことでブレンドの醍醐味を味わいリスクを減らすというのは、漢方薬の調剤でも伝統的に行われている東洋医学的な考え方です。

 タッチに隙のない密着と持続があれば、精油の濃度を濃くしたり、薬効を強めるブレンドではないほうがむしろ良いと私は考えています。

 めまいには肩こり、頭痛、高血圧などが伴うことが多く、吐き気には消化管の炎症や消化管活動の停滞を伴なうことが多いので、背部の交感神経支配領域の緊張を緩める横臥位の指圧もしました。

 症状をできるだけ出さないための救急救命体位が横臥位です。

 吐き気があれば、吐いてもいいように手の届くところに洗面器を置いておくことが「保険」になり、緊張を減らして施術を受けていただくことができます。

 吐き気の指圧では、胃の反射区となる左肩上部や下肢前側の胃経の指圧をしました。

 めまいや吐き気が主訴の方には少しでも楽な姿勢をとっていただくしかないので、施術の順番にはとらわれないようにしましょう。

 側頭骨に中にある内耳や脳に届かせる持続圧、動脈の流れをたどっていくこと、顎関節と耳珠の間のような1ミリの感覚のタッチを見つけて作っていくこと、これらはタッチセラピストが身につけておきたい奥儀とも言えるテクニックですから、何年もかけて感覚を磨いていきましょう。

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2013年8月21日 (水)

母と子を一緒に寝かせて指圧、2回目。

 先日離れたくないお子さんも一緒に寝かせて指圧をした女性に2回目の指圧をしました。

 指圧後具合がとてもいいということで、帰省中の実家から自宅に帰る前の指圧です。

 座位では胸が開けるようになって一目で姿勢が良くなっています。肩も腰も前回ほどの硬さはありません。

 しかし右母指のIP関節はしっかりとテーピングされていて、使わざるを得ないためになかなか炎症が快方に向かわないことがわかります。

 それでも前回はパンパンだった右前腕屈筋のこりが橈側のみになっていました。

 2才の男の子は定位置のようにおかあさんの左側に横になりました。

 伏臥位で右脇にポジションをとり指圧をしていきます。

 頚、肩に前回ほどのこりはありませんでしたが、右母指延長線上の右上腕二頭筋長頭と三角筋前部は圧して痛みがあったようです。

 右肩甲骨下部も前回ほどではありませんが緊張していて、前回は腰から殿部に走る痛みでしたが、今回は腰の上部の緊張が主のようです。

 そこそこ大腿二頭筋も硬くなっていましたが坐骨神経に沿った痛みや足の冷えはなく、下肢伸展挙上+股関節内旋外旋の腸腰筋のストレッチで痛みは出ませんでした。

 伏臥位の指圧が下肢に移る頃には、男の子はスーパーマンのポーズで眠っていました。

 仰臥位の指圧で前回はおなかが動く音が聴こえなかったのですが、今回は仰臥位下肢前側の指圧から消化管の鳴る音が聴こえてきました。

 下肢伸展挙上牽引では今回も踵の高さ分くらい下肢長が伸びました。

 右上肢の指圧は前回、寝ているお子さんに遠慮して一番最後にしましたが、今回は遠慮せず寝ているお子さんの真上に腕を伸ばして空中で指圧しました。

 顔の指圧では前回、右顎、右頬が下がる左右のアンバランスが気になったのですが、あとちょっとというくらいのバランスになっていました。

 さらに左右のバランスが取れるように右下顎骨のフェイスラインを縁取ってリフトアップ、さらに右頬骨から側頭骨頬骨突起を縁取ってリフトアップしていきます。

 頭部、前胸部、腹部の指圧後、以下の5つのストレッチを覚えていただきました。

①仰臥位膝屈曲で左右に倒す股関節と腰のストレッチ

②膝屈曲+股関節外転で膝を抱え込む腰椎のストレッチ

③垂直横臥位で上肢下肢を伸ばし、上になる下肢を少し後ろに引いて足でトントンと床を叩く脇腹のストレッチ

④伏臥位で前腕で体を支えて上半身を起こすマッケンジー体操

⑤伏臥位で前腕で体を支えて上半身を起こし片側ずつ平泳ぎの下肢の動きをする腸腰筋のストレッチ

 ④と⑤は痛みが出るようなので、腰の上のほうに患部が限局されてきたようです。痛みが出ない範囲で無理せずストレッチを続けてくださいと申し上げました。

 指圧終了後、大人の話が終わった全く無駄のない良きタイミングで男の子は目覚めました。

 ラベンダーの香りに対する感受性が強いのか、「自然音のBGM」がよかったのか…。

 こういう原体験が後々の進路や興味に影響を与えることもあるでしょう。

 世の中にこんな風に指圧をするところはまずないので、いつか誰かと指圧やマッサージの話になった時は話が通じなそうでちょっと心配です。

 

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2013年8月20日 (火)

右股関節の硬さが鼡径ヘルニアだった男性の指圧。

 40代男性、指圧をするたびに右股関節の硬さを指摘していましたが、右鼡径部の違和感が強くなって病院を受診したところ鼡径ヘルニアであることがわかって近々手術をすることになったそうです。

 「センセイにいつも言われていたのでヘルニアがわかりました」と感謝されました。気がついたことは言っておくもんですね。

 鼡径ヘルニアは中年以降の男性に多く、右側に多く、小腸が出ることが多いようです。

 S状結腸がある左側よりも右のほうが隙間があって小腸が出やすいのでしょう。

 加齢により筋肉や靭帯が緩んでくると、いろいろな問題が体に生じます。

 今回の指圧では応急処置でヘルニアをおなかに戻していたということもあってか、右股関節のストレッチでは可動域が拡がっていました。

 いつもよりも猫背がひどく頭が前に垂れ気味だったのは、手術を前にしたストレスもあったようですが、ヘルニアがあれば猫背になって下腹部を守ろうとするのは自然なことなのでしょう。

 肩甲骨の肩甲棘の下、棘下筋は硬く緊張していました。これは「小腸経」のこりです。

 また足が冷えていたので鼡径部で動脈の圧迫が強いのかなと思いましたが、全身指圧中はよく眠り、冷えていた足も温かくなったので、手術が終わればもっと血行が良くなることでしょう。

 無事手術が終わり、さらに健康になることをお祈りしています。

 

 

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2013年8月19日 (月)

高麗神社エール。

 日高市の高麗神社へ御参りした後に、長澤屋酒造の前を通るたびに宣伝の旗が気になっていた「高麗神社エール」を買って飲んでみました。

 造り酒屋の手作り瓶詰めジンジャエールの味に期待大でしたが、味は普通でした。香料で作ったサイダーです。

 すりおろし生ショウガが沈殿しているとか、生姜のスライスでも入っていると面白いのですが…。

 「神社エール」で検索してみると新潟の生姜入り甘酒や、アニメ『らきすた』の鷹宮神社のジンジャエールがヒットしました。

 全国にはまだいくつか「神社エール」があるかもしれません。

 昔から「神社」という言葉を聴くと外国人は「ショウガ」をイメージしないのかなぁと思っていましたから、そのうち誰かが「神社エール」を作らないかなと思っていたら、けっこう近くで作った人がいました。

 高麗から日本へ渡来した方たちが高麗郡を建郡してから1300年になるのを記念して「高麗神社エール」を作ったのだそうです。

 奈良の興福寺も建立から1300年だそうですから、その頃は外国からの文化を取り入れて日本が発展していく時代だったのですね。

 日高陸橋を越えて秩父方面に向かうと左側にあるJAいるま野日高中央でも「高麗神社エール」を売っています。

 

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2013年8月18日 (日)

ギックリ腰、安静を薦めましたが希望により指圧をした結果は…。

 40代男性、腰痛を自宅で風呂に入って温めて治そうとしたところ、風呂場の椅子に座ったら立ち上がれないほどの激痛に襲われたそうです。

 低い風呂の椅子に座る姿勢の腰への負担が「魔女の一突き」となり、慢性腰痛がギックリ腰になりました。

 整形外科を受診しようと車を運転して出かけたらお盆休みのところばかりで、車からウチに電話がかかってきました。以前何度か腰痛で指圧をしています。

 電話では「安静にして冷やす」ことを薦めたのですが、しばらく時間をおいてまた指圧を受けたいとの電話をいただいたので指圧をすることになりました。

 ギックリ腰は座ることがよくないので座位の問診触診はせず、仰臥位で患部を特定する検査から始めました。

 歩けるし、車を運転する気になった(重症なら車を運転しようとは思いません)ということもありますし、仰臥位になる時も普通よりも動作がワンクッション多いだけでできたので、この時点では中程度よりも軽いくらいのギックリ腰ではないかと診ていました。

 両膝屈曲で両膝の間隔を開かずに股関節屈曲させていくと、135°くらいまでは痛みが出ません。膝を開いて両膝を両腕で抱え込んでいただいて股関節を屈曲させても同じです。

 これは腰椎のストレッチではほぼ痛みが出ないということです。

 膝軽度屈曲で股関節を外転+屈曲させる大腿二頭筋のストレッチで患部に痛みは出ません。

 膝軽度屈曲で股関節を内転+屈曲させる半腱様筋・半膜様筋のストレッチでは痛みが出ました。

 しかしこれはハムストリングスの問題というよりも、大腿骨小転子に停止する腸腰筋を収縮させたことにより傷を刺激したのだろうと考えました。

 両膝屈曲で両膝を立てて左右に倒す股関節内旋外旋のストレッチでも痛みが出ました。これも腸腰筋の傷に響いたのでしょう。

 仰臥位の下肢、上肢、顔面頭部、前胸部、腹部の軽い指圧で患部の誘導的な血行促進をはかります。

 おなかが出ていることは腰痛の原因の一つで、普段は腹筋を使っていないと思われますが、急な激しい腰の痛みで腹直筋には緊張が現れていました。

 仰臥位の脇腹から腰部に手を入れて腰部脊柱起立筋を圧し上げる「小腸のこねあげ」で痛みはありません。

 脊柱起立筋の傷ではないということです。

 仰臥位の指圧は痛みなしに終わりましたが、伏臥位の体位変換では激痛が走りました。

 体重によって患部に圧がかかり鎮痛効果のあった仰臥位から向きを換えたことにより、指を離したことで痛みが出る「反跳痛」と同じことが起きたわけです。

 伏臥位の指圧は慎重にごく軽い圧刺激をしていきました。

 症状が重ければ腰の痛みが頚まで硬くしますが、このケースでは第4腰椎から仙腸関節上部までの痛みに限局していました。

 背部からの軽い指圧で痛みが出ることはありませんでした。

 殿部から下肢に坐骨神経症状もありません。

 下肢伸展で股関節を伸展(後方挙上)させる腸腰筋のストレッチでは左右ともに痛みが出ませんでした。

 右肩甲下部の緊張が強いのでおそらく右腸腰筋上部の傷だと診ましたが、自覚的には腰の真ん中あたりに患部があるようだということで、平泳ぎの下肢の動きを片側ずつやっていただいたところ、左右ともに激痛のためほとんど動かせませんでした。

 伏臥位のまま上半身を起こしていくマッケンジー体操も激痛のためにできませんでした。

 しかし垂直横臥位で上肢下肢を伸ばす脇腹のストレッチは全く痛みがなくできました。

 そして指圧後に起き上がると、患部の痛みがはっきりと意識されるようになり、症状緩和には至りませんでした。

 「できるだけ座位を避けて、痛みが出ないストレッチは積極的に行い、歩けるなら歩き、2~3日は温めてはいけない、できれば横になって安静にして患部を冷やす」というアドバイスをして車まで見送りました。

 中程度より軽いギックリ腰と診ていましたが、指圧後は中等度よりやや重い症状に診えました。

 おそらく今後3日は立ったり寝たりでも時には息が止まるくらいの痛みがあり、その後動きによっては痛いけれど痛みを忘れている時間が多くなって、2週間程度で或る日突然痛みが消えているのではないかと診ています。

 整形外科を受診してもおそらく鎮痛剤と湿布の投薬のみだったでしょう。

 指圧をするともっと症状を緩和できることが多いのですが、今回のケースは違いました。

 安静にして冷やしていたほうがいいか、無理のない施術のできる経験豊富なセラピストの施術なら受けたほうがいいか、どちらの結果がいいかはわかりません。

 ですからギックリ腰など急性腰痛の時は安静にして冷やすことをまずは薦めています。

 私がギックリ腰になったら絶対に私の施術を受けることを選びますが(実際に腰痛になれば自分で治してしまいますが)、さて御客様はどう思われたでしょう?

 ヘルニアではない、坐骨神経痛ではない、腸腰筋上部の挫傷(ギックリ腰)だろうというような絞込みができただけでも、施術をした価値はあったと思います。

 しかし、夢のように治らない時はその夜も翌朝もしばらくの間は「今痛いだろうなぁ」と何度も何度も思います。

 自分の力で足りない時は寺社仏閣に御参りして御願いしてきます。これから行ってきます。

 

 

 

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2013年8月17日 (土)

左頚椎下部の寝違え、右半身の使い過ぎに注目。

 70代女性、朝起きてから左頚椎下部に痛みがあり寝違えたようです。

 肩甲骨から上が頭の重さで猫背になっていますが腰椎は問題になるほど後弯していません。

 右半身の使い過ぎで、右の「側頚部、肩上部、背部、大腿後側、大腿外側、下腿前側がこっていて」、右肩甲下部が後ろに突出しています。

 右に「頚を傾け、肩を上げて、猫背で右手を使って仕事をし、座位で、股関節を開いて、踵体重であった」ということを姿勢から読むことができます。

 右肩甲下部が後ろに突出し、左はそうでもないということから、「寝る姿勢は右半身を下にした横臥位で丸くなって寝ているのではないか?」と推測できます。

 実際に話を聞いてみるとそうでした。

 寝返りを打った時に、ほとんど日常で使っていない左背部の筋肉は、ストレッチ不足、運動不足で硬くなっていて、柔軟な着地ができなかったのだと思います。

 左肩甲骨と脊柱間の菱形筋、脊柱起立筋、僧帽筋、筋膜は癒着状態で、衝撃に脆かったということでしょう。

 座位の触診時には左肩の外転外旋運動で頚椎下部から肩甲間部に痛みが走り背部の筋肉は緊張状態で交感神経が優位な状態でしたが、背部の指圧後にはよく眠り、仰臥位の指圧では熟睡していました。

 全身指圧後、左肩外転外旋のストレッチで痛みが消えていたので、傷ができていたとしても小さいもので、患部の筋肉の癒着が解消されたことによって血行促進され柔軟性が獲得でき、痛みが出にくくなったようです。

 指圧後、左肘屈曲で左肩上部のシャツを指でつまんで肩関節を後ろに回す外転外旋のストレッチを気がついた時にするようにアドバイスさせていただきました。

 右半身にばかりこりがある御客様には、左半身の筋肉を使って筋肉の左右差のバランスをとっていくようにアドバイスをしてください。思わぬ怪我の予防になります。

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2013年8月16日 (金)

母も子も寝かせて指圧。

 30代女性、主訴は右腰から殿部の痛みです。

 お盆休みの帰省中、御得意様であるお母様からの紹介で指圧にいらっしゃいました。

 その御得意様のお母様と2才の男の子も一緒です。

 猛暑の午後で眠たい時間なのでしょう、男の子はお母さんと離れるのが嫌でくっついて、涙までこぼれて、おばあさまのところには行きません。

 体と心を癒す場所で、誰かが寂しくなるのはおかしなことです。

 「いいよ、くっついてて、一緒にお母さんとゴロンとしててね」、うちはセミダブルサイズの腰痛マットですし、マットの周りにもクッションが敷き詰めてあるので川の字指圧だってできます。

 型を破るのがライブです。状況に応じて工程は変えていきます。

 座位の触診では、頚が細く長く撫で肩で肩こりであることが気になりました。

 右母指のIP関節に絆創膏をしています。

 病院で診察を受けたことはあるようでしたが問診でははっきりとした診断の認識はないようでした。

 現在進行形で痛みのある変形性関節症と腱鞘炎の両方があると考えて、仰臥位から、お子さんも一緒にタオルケットをかけて指圧を始めます。

 おそらく出産以来股関節のストレッチはできていなかったのでしょう、むくんだ下肢の指圧後、下肢伸展挙上牽引で5cm以上両下肢長が伸びました(その後右腰から殿部の痛みは再現されませんでした)。

 右手でおかあさんの右下肢を指圧しながら、男の子の背中を左手で指圧しているうちに、涙目で時々目を合わせてくる男の子は、おならが出てあくびをして、そのうちにおっさんのような寝息を立てながら大の字で寝てしまいました。

 ラベンダーとグレープフルーツのアロマミスト、ヒーリングミュージック、交感神経支配領域の指圧、2才にしてまんまと仕掛けにはまりました。

 おかあさんの右脇で寝ていたので右上肢の指圧は最後にして、おなかの指圧も左側からしました。

 伏臥位の指圧に移っても男の子は大の字で寝たまま、とうとう帰りも眠ったままおかあさんの抱っこで帰っていきました。

 抱き上げる時の右母指の外転と屈曲、前腕屈筋群の負担、肘屈曲での上腕二頭筋の収縮、肩内転内旋で鎖骨周囲のこり肩上部のこりと、子育て等による右母指の使い過ぎが診えます。

 手指の指紋部を合わせる手指伸展のストレッチ、両方の手指を組んで手首を返して伸ばす前腕内側屈筋群のストレッチ、バスタオルの両端を持って前から背中に持っていき胸を広げる背面のストレッチなどのアドバイスをしました。

 使わざるを得ない右母指は左母指よりも一回り大きくなっていました。使わないわけには行かないと思いますが、伸展のストレッチを取り入れることで変形の進行は遅らせることができると思います。

 おかあさんにくっついていたい子はくっついていればいい、そういう指圧があっていいと思います。

 おかあさんもお子さんもそういうセラピストに出会えたら一緒にリラックスすることができます。

 

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2013年8月15日 (木)

抱っこでフォアハンドのスマッシュの手首の痛みと同じ痛みが「陽谷」に起こることがある。

 お孫さんの抱っこで手関節尺側に痛みがある70代の女性、ツボでいえば小腸経の「陽谷」を圧して痛みが再現されました。

 「陽谷」は手関節背側で尺骨茎状突起の最も小指よりの際、陥凹部にとります。

 「陽谷」は尺側手根伸筋腱上のツボです。尺側手根伸筋は手関節背屈+尺屈に働きます。

 しかし、抱っこで赤ちゃんのお尻を支えたとすると手関節の形は掌屈+尺屈です。

 理にかなわないようですが、テニスや卓球のフォアハンドで手首を強く使う時(ドライブをかけるなど)を考えれば、手関節背屈+尺屈のバックスイングから手首を返して手関節掌屈+橈屈、あるいはループドライブなら手関節背屈(気味に)+橈屈で回転をかけていきます。

 抱っこは赤ちゃんを抱き上げる時に意識しないでバックスイングと同じ手首の使い方をした上、赤ちゃんの重さで手関節が背屈するのと闘っていることになり尺側手根伸筋の等尺性収縮運動をしているようなものです。

 そして手関節背側で伸筋支帯というベルトの下に位置する尺側手根伸筋腱(陽谷)は、伸筋支帯や尺骨茎状突起、月状骨、三角骨、豆状骨から狭い場所でストレスを受け続けています。

 指圧ではテニスの「フォアハンド肘」の施術と同じように、上腕骨外側上顆から前腕外側で橈側の尺側手根伸筋の緊張を緩めるだけでなく、尺骨神経となる第8頚神経~第1胸神経の出口の頚椎下部から肩甲間部を緩めます。

 抱っこは猫背になりますから背部の緊張を広く緩めてください。

 全身指圧後症状は緩和されましたが、一番の改善策はしばらく抱っこをしないことです。

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2013年8月14日 (水)

50代男性の膝痛が外側側副靭帯の疲労性炎症だと思われる症例。

 50代男性、左膝を曲げる時に痛みが出るようになり、徐々に痛みが強くなってきたことが不安で指圧にいらっしゃいました。

 下肢はO脚気味、立位で膝の間に隙間ができる内反膝です。

 仰臥位で左膝を曲げてみると、膝を深く曲げた時と股関節外転で膝を曲げた時に痛みが出るようです。

 しかし、膝の屈曲が浅い時や股関節内転での膝屈曲では痛みが出ませんでした。

 触診では左膝蓋骨を上から圧迫しても回しても痛みは出ません。

 左膝蓋骨外側の下部を圧迫すると外側側副靭帯に沿った痛みがあり、これが主訴の痛みと一致しました。

 O脚で両膝の間に隙間ができる内反膝、つまり膝を外側に緊張させて使うことにより左外側側副靭帯に慢性的なストレスがかかって炎症を起こしたようです。

 これは左の大腿四頭筋や大腿内転筋群をしっかりと使っていないということでもあります。

 御自分で左膝を強く曲げないように注意していたこともよかったのでしょう、全身指圧+下肢伸展挙上牽引のストレッチ後には全く痛みがなくなりました。

 若い頃に野球と体操をしていたということで膝の変形を心配したのですが、そういうことではなさそうです。

 歩く時に正中線の延長の一直線上に足を出すようにすることでも大腿四頭筋と大腿内転筋群をしっかりと使うことになり、左外側側副靭帯のストレスを軽減することができます。

 それができれば症状の悪化や再発もないでしょう。

 

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2013年8月13日 (火)

大腿二頭筋坐骨結節付近の痛み、クラウチングスタートの姿勢で踵に体重を移しお尻を上げるストレッチを指圧後に思いつきました。

 マラソンで大腿後側を痛め、なかなか症状が回復しないという女性に指圧をしました。

 ひどくこりかたまっているという筋肉はありませんでしたが、右上半身の筋肉が他と比べてよく使われているようでした。

 下半身の指圧では右の中殿筋と大腿筋膜張筋の指圧が患部に響いたようです。

 仰臥位、膝軽度屈曲で股関節を少し外転外旋させて屈曲させる右大腿二頭筋のストレッチでは痛みが出たので屈曲の角度を加減しました。

 同じく股関節を少し内転・内旋させて屈曲させる右の半腱様筋、半膜様筋のストレッチでも痛みが出ました。

 ハムストリングスの起始部、坐骨結節付近に傷があるようです。

 しかし圧し込んで強い圧痛があるわけではないので、治りかけの傷の伸展痛のようです。

 しばらくランニングはやめていたようですから、そろそろ動かしたり伸ばしたりしてさらなる傷の回復をはかる時期です。

 右半身の筋肉をよく使っていて、左半身があまり使えていないということがありますから、左半身のエクササイズをして左右のバランスがとれてくると右の痛めた筋肉の負担が減ります。

 また大腿後側のストレッチ=大腿四頭筋のエクササイズと考えれば、右大腿四頭筋を鍛えることでも大腿後側の違和感解消につながります。

 仰臥位下肢伸展挙上のエクササイズは下肢の重さで大腿四頭筋を鍛えることができます。

 歩幅を広くとって歩く、歩幅を広めにとってジョギングをすることでも、膝伸展の力が大きくなりますから大腿二頭筋の負担を減らして大腿四頭筋を使う割合を増やすことができます。

 ピッチ走法でハムストリングスの負担が大きくて痛めたのであれば、歩幅を少しだけ大きくとることによってハムストリングスの負担が軽減します。

 指圧後に思いついたクラウチングスタートの姿勢からの大腿二頭筋のストレッチを紹介します。

 両手を床について前の足は膝を曲げて足底をしっかりと床につけます。

 短距離走の体重移動とは逆に、踵に体重を移動していき、膝は踵より後ろに引いてお尻を高く上げます。

 仰臥位の大腿二頭筋ストレッチの四つん這いバージョンです。

 これだとお尻の上げ方でストレッチの強度を加減できます。

 腰痛があればクラウチングスタートの姿勢からではなく、テーブル等に両手をついて痛みが出ない範囲で上半身を前屈させてお尻を上げることを意識します。

 患部の筋肉の柔軟性の獲得と、その筋肉の反対の働きをする拮抗筋のエクササイズで、症状は徐々に緩和されていくはずです。

 体の左右上下のバランスがとれてくると怪我をしにくくなるので、使い過ぎで痛めた筋肉の側に注目するよりも、使わな過ぎの側のエクササイズを考えていくとマイルドなリハビリになります。

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2013年8月12日 (月)

汗をかいて筋肉が硬くなる→耳を触ってリラックス。

 昨日も40℃に届きそうな暑さでしたが、こちらでは午後から曇りがちになり、しばらく雷が続いてから夕立ちがあったのでいくらか温度が下がりました。

 それでも温度計は朝まで30℃近い温度を示したままでした。

 こう暑いとちょっと外に出ても汗もかくし、猛暑の陽射しの中で汗をかくと筋肉は使い過ぎで炎症を起こした時のように硬くなります。

 暑さはストレスですから交感神経が優位になるので血管も筋肉も収縮します。

 日陰に入って「涼しい」という感覚があればいくらかリラックスできます。

 暑い外から冷房の効いた屋内に入ってもリラックスできない時は、耳を触ると副交感神経である迷走神経を刺激することになるので、筋肉の緊張も緩和することができます。

 耳介の裏側は迷走神経支配ですから、自分で触る時に母指が耳の裏側に当たるのはリラックスするのに都合の良いことです。

 教わらなくても小さいお子さんは指しゃぶりをしながら自分の耳を触って寝てしまいます。

 教わったわけではないのに示指の関節を曲げて耳の前側に当て、後ろからの母指の圧刺激を逃がさないようにフォローしています。

 これはプロのタッチで必要な四指のフォローと同じです。

 喫茶店に入っておしぼりで顔を拭くオジサンがお笑いのネタになったりしますが、あれも汗を拭きながら耳の裏側や首筋を拭くとすると、リラックスするために迷走神経の刺激を無意識にしているのかもしれません。

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2013年8月11日 (日)

立ち仕事のむくみ防止、片側ずつ爪先を目一杯内側に向ける(股関節内旋)。

 昨日は最高気温が40℃超えの酷暑でした。

 外に出るのをあきらめてエアコンの環境下で水分をこまめにとって「むくんだ、体重が増えた」という方もいらしゃっるのではないでしょうか?

 健康体操の指導を頼まれて昨日は高齢者でもできる立位のストレッチを28種類組み合わせたプログラムを作ってみました。

 一般的なストレッチをまとめていたら、効果的な美脚ストレッチを思いついたので紹介します。

 立ったまま、むくみ解消のために片側ずつ、股関節を目一杯内旋させて爪先を反対側の足の側面の方向に向けて、ふくらはぎの筋肉を緊張させてみましょう。

 まず肩幅より少し広く両足の間隔を開いて、爪先をやや外側に開きます。

 片足はそのままで、反対側の股関節を目一杯内旋させて(膝を内側に入れる)爪先を反対側の足の側面に向けます。

 この時に膝がしっかりと伸びていれば踵がついたままでも爪先立ちと同じように下腿三頭筋が収縮するので、むくみ解消のエクササイズになります。

 10秒程度息を吐きながら持続し、反対側も行います。数回繰り返します。

 上半身は自然にねじれてかまいません。

 内旋させた側の足を動かさずに膝を伸ばしたまま重心を踵に移動すると大腿内側の引き締めになり、重心を爪先に移動すると大腿外側の引き締めになります。

 立位で両方の股関節を内旋させて両方の爪先が内側を向いても、下腿三頭筋をしっかりと緊張させることはなかなかできません。

 立ち仕事で両方の爪先が外側を向いていると踵体重になってむくむので、立っている時間が長くなったら、片足ずつ内側にねじってしっかりと膝を伸ばしてみてください。

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2013年8月10日 (土)

ゴルフで大腿筋膜張筋痛、爪先が内側を向き膝を伸ばして体幹前屈の姿勢が診えてくる。

 ゴルフの練習場で右腰痛になった40代男性、右殿部の梨状筋から下肢に走る鋭い痛みが主訴でした。

 昨夜就寝中に左ふくらはぎがつったこと、長時間のデスクワークの後の指圧であること、猛暑で筋肉の疲労が増している、腰まわりはむくんでいる、そんな問診と触診を頭に入れて指圧をしていきます。

 左肩上部、左上腕三頭筋、左背部のこりは、右にクラブを振り上げてから左に背中をひねるゴルフのスイングのこりです。

 右背部もこっていました。

 しかし右背部のこりを緩めると右梨状筋や下肢後側に走る痛みは消えました。

 伏臥位下肢伸展挙上股関節回旋の腸腰筋のストレッチで痛みがありましたが強い痛みではありませんでした。

 仰臥位への体位変換で右鼡径部の外側、大腿筋膜張筋に痛みが走ったようです。

 大腿筋膜張筋は股関節を外転させ、さらに腸腰筋と協力して股関節を屈曲させ、股関節を外旋気味にさせる腸腰筋の働きを補正して股関節を内旋させます。

 ゴルフの構えで両足の間隔を開けば股関節外転、体幹を前傾させて構えれば結果として股関節屈曲と同じです。

 これで爪先を内側に向ければ股関節を内旋させることになるので、大腿筋膜張筋を目一杯使っていることになります。

 デスクワークの座位姿勢での腸腰筋のこりと、股関節伸展のストレッチ不足(運動不足)と、ゴルフのスイングでの右大腿筋膜張筋のこりがこの腰痛の真相のようです。

 一見すると坐骨神経痛の症状でしたが、それは全身指圧後に消えて、最後には右大腿筋膜張筋痛が残りました。

 ゴルフの構えで股関節を開いて外転させ、爪先を内側に向けて股関節を内旋させ、膝伸展で体幹前傾すれば股関節屈曲になって大腿筋膜張筋を使うことになる、これが今回の指圧で読んだ体の物語です。

 右腕の力が強く、右半身を強く使っているので、左半身の強化で右半身から出す力を減らしていくと右の腰痛の予防になります。

 使い過ぎと使わな過ぎのバランスをとることを考えれば、左の素振りでゴルフを終えることも腰痛予防になります。東尾理子さんもやっていたそうです。

 

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2013年8月 9日 (金)

右片頭痛、「右脚を上に組みたくなる」という姿勢の歪みが原因の症例。

 40代女性、ここ数日右のこめかみから側頭部の片頭痛が続いています。

 座位の姿勢は右肩が上がっていて右骨盤が下がっています。

 「椅子に座っている時は右脚を上に乗せて脚を組んでいる」とのこと、脊柱を右に側弯させて右殿部に体重を乗せていると、左の骨盤が上がって右の骨盤が下がります。

 そのままでは右に倒れてしまうので、この御客様は右脚を上に組んで重心を左に寄せているというわけです。

 圧のかかる左下肢と比べて上になる右下肢はむくみやすくなり、右半身のむくみは右側頭部片頭痛の原因となります。

 右脚を上に組むと右骨盤は前に位置するので、猫背になれば結果として右殿部にかかる体重の割合が大きくなり体は右に傾いたまま手作業が続きます。

 猫背で右手で作業をすれば右肩が上がり、肩上部僧帽筋、肩甲挙筋がこってきます。

 猫背の手仕事で頭頚部の前傾が続けば鎖骨周囲が詰まります。

 頭へ酸素と栄養に富んだ血液を送る総頚動脈も椎骨動脈も鎖骨付近から延びていきますから、頭頚部の前傾は血管を収縮させ頭部への血流量を減らします。

 一部で血管が詰まり、ホースの2点を踏んづけたように血管が拡張すると片頭痛のズキズキが始まります。

 頭頚部の前傾が続くことによって本来なら後傾させる後頚部の筋肉も緊張を強いられることになります。

 肌がかさかさで、病んで老いた顔でいらっしゃいましたが、全身指圧後血色が良くなって片頭痛も緩和されました。

 しかし、寝違えもしていたようで、右後頚部には圧痛が残りました。

 これは傷なのであまりいじり過ぎず、頚は動かさずに肩だけ下に下げるイメージの僧帽筋のストレッチをするように覚えていただきました。

 右肩が上がって右骨盤が下がった姿勢は脇腹がストレッチされているとイメージするかもしれませんが、右脚を上に組むと右骨盤が前に出るので実際は脇腹が詰まったねじれた前傾姿勢となります。

 垂直横臥位の脇腹のストレッチはこんなケースでも役立ちます。

 片頭痛は体の側面の左右のバランスに注目してください。

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2013年8月 8日 (木)

日本指圧専門学校オイルマッサージ部実技講習。

 昨日は日本指圧専門学校(浪越)のオイルマッサージ部で実技の講習をしてきました。

 新学期から学科の授業は春日通りに面した富坂警察署東側の新校舎で行われるようですが、旧校舎も実技の道場、教室として残されるようです。

 改修中のため旧校舎の玄関付近は雑多なものが置かれて慌しい雰囲気でした。

 オイルマッサージ部での実技は、①セントジョーンズワートの浸出油で手関節周囲の腱鞘炎、手根管症候群、ギヨン管症候群、肘内側の肘部管症候群、「神門」で尺骨動脈(妊娠の脈)に触れる、「陽谿」で橈骨動脈に触れる、②アルガンオイルで僧帽筋と肩甲挙筋のオイルストレッチ、③ペパーミント+ジュニパー+スイートアーモンドオイルで膝から下(坐骨神経)のオイルマッサージを行いました。

 志を持って放課後にオイルマッサージ部の活動をしている生徒さんたちですから、何かをつかもうとする意欲を感じることができました。

 ベッドが高さ調節のできない低いタイプなので姿勢がひどかったり、タオルワークができるほどのタオルが用意されていなかったり、基本的に足りない部分が多く改善しなければ他では通用しないだろうということも多々あったのですが、指摘をすれば皆さんタッチを工夫していたので適応能力は高いものがあります。

 基礎の勉強をしている生徒さんたちなので、理解するための知識は一般の方よりも持っています。

 ただし、室内環境の雰囲気作りとか、臨床での実際の施術を想定しているかとか、成りたいセラピスト像を演出しているかとか、まだまだ足りないものがたくさんあります。

 型の中で収まってしまうようなタッチの世界しか作り上げられなければ、感性だけでタッチをする一般の方にもかなわないでしょう。

 会いたくなるような面白い人になって、味のあるタッチを作り上げてください。

 オイルマッサージ部の中から世界最高レベルのタッチができるまでになる人が出る可能性はあります。

 考えるタッチ、心にまで届くタッチ、こんな時自分だったらどうされたいか、思いやってください。気づかってください。

 私には楽しい幸せな時間でした。

 昨日は猛暑で、春日通りを歩いていて右ふくらはぎがつりました。これは脱水による軽い熱中症です。水分とミネラルの補給が足りませんでした。

 オイルマッサージ部で足が冷えていた生徒さんが短パン裸足だったので、自分のケアができなければセラピストにはなれないと言ったのですが(それは間違いなくそうなのですが)、私も熱中症のケアが足りませんでした。お互いに気をつけましょうね。

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2013年8月 7日 (水)

凍結防止剤のミネラルがクマやシカを増やしている。

 今日は立秋ですがこれからしばらくは猛暑の日が続く予報です。

 それでも夜明けの訪れは夏至の頃と比べて1時間ほど遅くなりました。

 今朝の産経新聞の「ソロモンの頭巾」という長辻象平さんの連載に、「冬に道路に大量に散布される凍結防止剤が野生動物のミネラル供給源となっている。これは車社会が動物のためのドラッグストアを作ったようなもので、クマやシカ、イノシシやサルが増えた要因だ」とありました。

 高速道路の標識は、山の間に入っていくとタヌキやサルへの注意が出てきます。

 高速道路に「サプリメント」を舐めに山から下りてくる動物もいるのですね。

 高速道路の下に流れ落ちた凍結防止剤を舐めている動物もいるそうです。

 車社会が動物を人に近づけ、繁殖を助けるサプリメントまで与えているので信州の山ではシカが増え、それにともなって自然死するシカの数も増えて、それがクマの餌となり信州の森はクマだらけなのだそうです。

 クマが里に出没する背景には道路に撒く凍結防止剤も関係しているのですね。

 

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2013年8月 6日 (火)

夏フェス3日間のむくみを包み込んだ筋肉痛。

 茨城で行われた夏フェス(音楽イベント)に3日間参加してきたという30代女性、今朝起きたらむくんで体が思うようにならずにどうしようもないとのことで指圧にいらっしゃいました。

 椅子に座ると身長が縮んで大腿、上腕など体幹に近い部位がむくんでいます。

 しかしむくみの指標となる下腿前側を圧してもすぐに戻りました。

 いろいろな部位の筋緊張とむくみが混在し「こりがむくみを孕んでいる状態」です。

 右拳を突き上げて頭を振っていたそうですが、動かしていた右半身よりも左胸鎖乳突筋や左肩甲下部がこっています。

 左肩甲下部と対角線の左腰部もこっていて、下肢は全体的に筋緊張がむくみを包んでいるので、前回の指圧の時よりはむくみが少ない感触です。 

 しかし指圧前後と指圧中体位変換の時の3回トイレに行ったので、そうとうむくんでいました。

 野外フェスなので熱中症予防に水分も塩分もしっかりと取っていたようですが、おそらく夏の外の食事ですから、塩分過多でミネラルやビタミンのバランスは悪かっただろうと思います。

 蒸し暑さで疲労も溜まり、体の中は疲労物質に溢れていたのでしょう、指圧中よく眠りました。

 垂直横臥位のストレッチで脇腹を伸ばすと、短パンのウエストとヒップがブカブカになりました(来た時はパッツンパッツンでした)。

 身長が伸び小顔にもなって帰っていきましたが、「帰りの車の運転ではおそらく眠くなるので気をつけて!」と声をかけて見送りました。

 蒸し暑さと3日間のスタンディングの疲労、軽い熱中症のような症状です。

 立っていることで頭の重さと重力により脊柱が上から圧迫されて身長が縮み、汗をかいて筋肉は日干しにされたように収縮していました。

 熱がこもり、疲労物質も溜まり、むくんでいて、自分でストレッチをしても緩めることができないという状態です。

 こんな時、例えば脊柱の両側を脊柱と平行に緩めていくだけではなく、菱形筋を脊柱から斜め下の肩甲骨に向かう方向に緩める、背中の外側の薄い広背筋を緩める、深部に届かせる持続圧で腸腰筋を緩めるなど、個別の筋肉に対する丁寧なアプローチが症状を緩和します。

 縦、横、斜めというタッチの水平方向の使い分け、浅い、深いというタッチの垂直方向の使い分け、起始と停止をとらえること、そして眠れるように、適量刺激の気持ちのいいタッチを心がけてください。

 疲れきっている時に自分でするストレッチでは緩和できない症状を、縦横斜め浅い深いの組み合わせで緩和していくことができてこそタッチセラピストです。

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2013年8月 5日 (月)

「マッサージ店ケガ人続々」のニュース、苦情過去最多。

 今朝は新聞でもテレビのニュースでも「マッサージ店でケガ人続々」のニュースを取り上げていました。

 国民生活センターや各地の消費生活センターに寄せられた昨年度の整体やマッサージなどの医療類似行為に関する苦情は1265件で、過去最多だったそうです。

 健康被害等を受けても苦情を訴えていない人の数はもっともっと多いはずです。

 相談には、「骨折」、「末梢神経や脊髄の損傷」、「関節を無理にひねられて捻挫」、「お灸で火傷」などの身体被害の訴えが増加しているそうです

 整体やカイロプラクティックは資格がなくても開業できますし、「マッサージ」の店名を使っていても無資格者が適量刺激を考えずに施術しているところがたくさんあるというのが現状です。

 埼玉県の8月の広報で「無資格者の施術に注意」とあったのは、注意喚起の呼びかけが厚労省からあったのでしょう。

 鍼の先生が使用済みの鍼を一般ゴミとして出して捕まった事件がありましたが、「せっけんで消毒して使い回していたから捨てていない」と主張したというのが“もっと怖かった”ことを思い出しました。

 丁寧に命に触れましょう。

 物足りないくらいで終わりましょう。施術の終わりが効果のピークではありません。

 確かな密着がある触圧刺激を全身に行えば、気圧のように、水圧のように、体全体の血行を促進させることができます。

 いきなりバキボキンなどということは危険です。

 力が弱く指の細い女性だからといって注意を怠ると、筋力の弱い女性が自分の体重を支えきれずに細い指先に体重を乗せてしまった時が怖いのです。

 関節を使って圧していればさらに危険だと思ってください。

 事故のないように、ふわりとできるだけゼロに近い刺激量から漸増、漸減でセラピーのタッチをしてください。

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2013年8月 4日 (日)

「クリスタル音叉 癒しの響きCDブック」丸山修寛著 880円 マキノ出版

 書店の健康雑誌のコーナーで「クリスタル音叉 癒しの響きCDブック」を見つけて指圧のBGMに使ってみました。

 ヒーリングミュージックのCDで880円はお買い得です。

 残念なのは曲になっているところ、2曲目の頭の音が高く強いのが気になって施術の流れが止まりました。

 「声明(しょうみょう=ユニゾンのお経の合唱)」やチベッタンベルのような深い音の共鳴を期待していたのですが…。

 曲そのものの主張にも指圧・マッサージの手が止まるので、よくよくCDブックを読んでみたところ2曲目はモーツアルトの曲のアレンジでした。

 どうもモーツアルトの曲と指圧・マッサージは相性が悪いと私はいつも感じてしまいます。

 リット(リタルダンド:だんだん遅くなる)やアレグロ(速くなる)などのテンポの変化があって、演奏家の解釈で曲の長さが変わるクラッシックは不整脈の音楽だと音楽の先生とお話をしたことがありますが、生演奏ではなくデジタルの決まったテンポでも作曲家の強い思い入れは音に注目させるような表現を含んでいるようです。

 指圧・マッサージのBGMは10回に1回大きな波が来るような「f分の1のゆらぎ」にできるだけ近いシンプルなもののほうが私は施術がやりやすいです。

 ただし、この「クリスタル音叉のCD」を使った施術では皆さんよく眠りました。

 いろいろな「病気が治った」という使用者からのコメントが本には載っています。

 ボリューム小さ目ならキンキンした高音が少し気にならなくなりました。

 私もマッサージミュージックを作っていますが、実は曲にならないようにするというのはなかなか難しいことで、音楽が好きだとどうしても好きなメロディラインを創作してしまいます。

 著者の指定に合わせて作曲家の方が作ったのだろうということを考えれば、大変苦労した仕事だったと思います。

 30分強の長さのCDですが880円ならお買い得です。本屋さんで探してみてください。

 

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2013年8月 3日 (土)

セラピーのタッチはせん妄患者さんへのタッチになる。

 NHK「ドクターG」の再放送で、副甲状腺機能亢進症でせん妄になった患者さんの回を見ました。

 副甲状腺(上皮小体)ホルモン=パラソルモンは、甲状腺から分泌されて骨からのカルシウムの取り出しを抑制するカルシトニンと拮抗して働き、「骨からのカルシウムの取り出しを促進します」。

 よって副甲状腺機能亢進症では高カルシウム血症、尿管結石などの症状が出ます。

 この症例では尿管結石による腰痛と代謝異常にによるせん妄の症状がありました。

 タッチセラピストが注目すべきことは、番組の最後に研修医の方が模範を示した「せん妄の方へのタッチ」です。

 「手掌を滑らせるようにふわりと触れて、手掌を滑らせるように名残惜しそうに離す」、これがせん妄の方にも通じるセラピーのタッチです。

 指導医の先生がフォローしていた「上から見下げるのではなく、自分からひざまずいて下から目を合わせる」ということも、錯乱していたり、幻覚を見ているような状態の方を落ち着かせるには必要です。

 「指先を下に向けて手の甲を見せるのは幽霊の手」、「手掌を見せて手を上に振れば煽る手、盛り上げる手」というのが落語にあります。

 「手掌を見せて近づいて来る、手掌が密着する」というのは友好的な手、「手背を見せる、手背や関節を使う」というのは攻撃的な手です。

 いつも言いますが、一人用のベッドでうつ伏せ寝の御客様の上にまたがって圧す、しかも関節を使うなどということは、格闘技ならギブアップしなければ命さえ危険なマウントポジションの攻撃です。

 タッチはセラピーにもなれば、殺法にもなります。

 セラピーのタッチをしてください。 

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2013年8月 2日 (金)

目のクマが消える、昨日の眼精疲労と頭痛の講座。

 昨日は飯能の生活の木薬草香園で「眼精疲労と頭痛」がテーマのアロマ指圧講座をしてきました。

 目に酸素と栄養を送るのは内頚動脈から、頭に酸素と栄養を送るのは内頚動脈と椎骨動脈から、いずれも前胸部から血管が伸びています。

 静脈もリンパも動脈に伴行しますから、眼精疲労も頭痛も目の周囲や頭部の施術だけでなく、頚部から前胸部まで施術をしないと血管の折れや詰まりが解消できないので血行不良が改善できないというのが今回のポイントです。

 目の使い過ぎで充血していれば血管を収縮させて過剰な血液を心臓に還します。

 これは強く圧すということではなく、目の周囲の眼輪筋の際に母指指紋部を密着させて、軽く当ててから離せばポンプの作用で瘀血(古い血の滞り)が改善します。

 際際に当てて皮膚をたるませないというテクニックが重要で、強さは全くいりません。

 上から顔を覗いていると圧すことばかりを考えて「皮膚に張りを作るように当てる」ということがおろそかになります。

 リフトアップするのにも、「軽く少し下に引いてから外に引いて上に持っていく」という細やかな作業をすると密着が確かなものになり、力を入れずとも血行促進の効果が高くなります。

 目の下に茶色いクマができていた受講生の方は、施術後に目の周りが白くなって静脈の青さまでがわかるようになりました。

 これは酸化した古い血が指圧によって心臓に還っていったということです。

 仰臥位で頭の重さを利用して中指薬指で持ち上げて指圧する後頚部の施術や、前胸部鎖骨周囲の指圧、顔を正面に向けたまま頭頚部を側屈させて行う僧帽筋のオイルストレッチ、頭を持ち上げて頭頚部回旋で行う肩甲挙筋のオイルストレッチ、頭皮のアロマオイルトリートメントなども行いました。

 ローズマリ・ベルベノン1滴+カメリアオイル5ml、濃度1%のブレンドオイルを使いましたから、スキンケア、頭皮ケアだけでなく、紫外線防止効果も期待できます。

 密着があれば小顔になるということは皆さん実感していただけたと思います。

 手順や行程は違っていいんです。

 臨床では臨機応変にやっていくしかありません。

 一つのタッチには必ずクレシェンド→クレシェンドの刺激量の推移があるようにします。

 必ず息を吐きながら施術をします。息を詰めれば攻撃的なタッチになります。

 施術をしている自分のストレッチになるように。

 受けた時の感覚の記憶を大切にしてください。

 手順や細かいポイントは忘れても、「気持ちよかった感覚の記憶」が正解に導いてくれます。

 繰り返し施術をしていくうちにわかってくることがあります。

 講座でできたくらいのことができれば「センセイ」と呼ばれることでしょう。

 それを否定しないでください。

 教わったことをそのまましようとするのではなく、あなたが気持ちがいいと思うタッチ、さらには被術者が気持ちがいいと思うだろうなぁというタッチを思いやって、タッチを創作してください。

 ワンタッチには文章にするととても長くなるような様々な要素を含んでいます。

 一つ一つのタッチを丁寧に紡ぎだしてください。

 そこにあなたの温かさも頼りなさも、良いところも悪いところも乗って、受ける人の体と心に伝わっていきます。

 

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2013年8月 1日 (木)

左椎骨動脈の蛇行、左前腕外側の痛み。

 8月最初の朝は6時を過ぎて雨になりました。

 中国の大気汚染は尋常ではないレベルのまま改善される気配はないようで、空はつながっているので困ったものです。

 山口県や新潟県で甚大な被害を出したかつてなかったような集中豪雨や、各地での40℃近い気温上昇にも中国の大気汚染は影響を与えているはずです。

 1時間に100ミリを超すような集中豪雨は埼玉県でもこれから増えることでしょう。

 月の始めの新聞には埼玉県の広報紙「彩の国だより」が入ってきます。

 お知らせの欄に「あん摩マッサージなどの無資格者の施術にご注意を!」という県医療整備課からの注意が掲載されていました。

 「無資格者の施術は健康被害を起こす恐れがあります。施術者が有資格者であることを確認してから施術を受けましょう」と書かれていました。

 強く圧されて顔が赤黒くなったとか、肋骨にひびが入ったとかのクレームが多くなってきたのでしょうか。

 資格があるからといって油断をしてはいけません。良かれと思って施術したワンタッチが適量刺激を超えていれば、簡単に人を傷つけてしまうことがあるのです。

 昨日はピップエレキバンを左側頚部、左肩上部、左前腕外側に貼った80代の女性に指圧をしました。

 左前腕外側には8箇所にエレキバンが貼ってありました。

 「大腸癌で右腹部にある上行結腸を切除しているので左前腕外側で橈側の大腸経に反応点ができる」というのは一つの考え方です。

 左示指から上肢を上行する左の大腸経は、右小鼻の横で胃経につながって右腹部に下りていきますから、その逆の刺激の伝わり方もあると考えに入れておきましょう。

 画像検査では左椎骨動脈の蛇行がわかっているそうです。

 加齢的な変化なのか、生まれつきなのか、いずれにしても椎骨動脈が蛇行していれば、鎖骨下動脈から分岐する鎖骨下~肩~後頚部の間のどこかで血流が悪くなっています。

 頭部への影響も、腕神経叢を介しての左前腕への影響もあるでしょう。

 左鎖骨外側下の小胸筋と、左前腕で手三里より少し手関節寄りを圧すと強い痛みがありました。

 ミシンで洋裁を続けていて、目の疲れもあるとのこと、手仕事の左上肢の固定が左の頚から前腕のこりとなったということもあるようです。

 左示指中手骨橈側近位の大腸経の「合谷」を圧して痛みはなかったのですが、「合谷は顔目の治療穴」ですから、大腸経に痛みがあれば目の疲れとの関連を考えることもできます。

 熱中症を避けるために運動不足になった高齢者は加齢的な変化が体の様々な部位にあるために血行不良となり、患部から離れた部位に痛みを持ちます。

 それでも全身指圧後、痛みのない部位のエレキバンは御自分ではがしたので左前腕がずいぶんとスッキリしました。

 主訴を緩和するのに原因を追究する道筋は一つではありません。

 1点ずつチェックしていきましょう。

 体が連れてくる主訴の物語だけでなく、脇役たちが主役のスピンオフのストーリーも考えてみてください。

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