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2013年9月 6日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「腹痛」。

 昨日は飯能の生活の木薬草香園で「腹痛」をテーマにアロマ指圧講座を行いました。

 内臓の痛みの背中の治療点だけでも、東洋医学では背部兪穴、西洋医学では脊椎側点、ヘッド帯、マッケンジー帯などいろいろあります。

 内臓痛や深部痛は局在性に乏しいので、いろいろな部位に痛みが現れます。

 内臓の痛みの反射として起こる腹壁の「筋性防御(腹筋が板のように固くなる)」や腹部を押して指を離すと痛い「ブルンベルグ兆候」は、腹痛時に触診でわかる重篤度の判断材料です。

 吐き気や発熱などを伴うような激しい腹痛は指圧・マッサージの適応ではないので、すぐに病院へ向かわせてください。

 月経困難症の治療穴として、背部では①腸骨稜上部中央に位置する「腰眼」、②第2仙骨棘突起外下方1寸の仙骨孔「次髎(じりょう)」、③第3仙骨棘突起外下方1寸の仙骨孔「中髎(ちゅうりょう)」、④上前腸骨棘から尾骨に向かって3cmの「浪越圧点」、下腹部では④任脈(正中線上)で恥骨から臍に向かって2寸の「関元」を中心に、⑤その上1寸の「石門」、⑥その下1寸の「中極」をピンポイントでとらえる指圧をしました。

 どれも効果的なツボですが、特に「次髎」「中髎」は副交感神経である仙骨神経を直に刺激することができますから、棘突起から1寸という定義にこだわるのではなく「一番ジーンとする微妙な位置の修正と圧し方」にこだわって最適な圧刺激を考えていただきました。

 私は滅多に講座で圧してもらうことはないのですが、とらえられるまでしつこく駄目出しをしながら何度も角度や位置を微調整して圧してもらっていたら、ドンぴしゃりの圧刺激がヒットして感動しました。

 「このワンタッチだけで十分に価値がある」と思える、それは経験したものでなければわからない触圧刺激の波紋のような広がりでした。

 技術の指導をする時に、技術が未熟な人のタッチを自分の体を犠牲にして受けるべきではないと私は思うのですが、私の講座を見つけて来てくださる方は感受性が豊かな方が多いので、細かい注文をつけていくと「まるで私に圧されているみたいな感覚のタッチになる」のですね。こんなタッチがあるなんて本当に凄いことです(自画自賛ですみません)。

 この他に胆石症の治療点の指圧と、カモマイル・ローマンとラベンダーを使った鈍い痛みにも鋭い痛みにも対応する目的のブレンドオイルによる腹部マッサージを行いました。

 硬さとぶつかったらそれ以上は指を沈めないということ、「触圧刺激の伝達が優先されて、痛みの伝達は抑制される」つまり手当ては鎮痛効果があるということ、慢性の鈍い痛みが長く続くような腹痛には指圧・マッサージが十分に効果を示します。

 仙骨の圧し方は、また講座で取りあげたいと思います。

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