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2013年9月28日 (土)

体幹の右側屈+右回旋姿勢による「左背部」の痛み。

 40代女性、主訴は「あちこちが痛い、だるい」で、座位では体幹が右側屈し、右肩甲骨が後ろに突き出ているので体幹は右回旋もしています。

 右手を使うために右肩を下げてバックスイングをする時の姿勢です。

 この場合、右脊柱起立筋は短縮しますから、右肩甲間部、右肩甲下部はこっていました。

 左側に痛みはなさそうなものですが、脊柱の右側が詰まれば左側の椎間関節の間隔は開いて不安定になっています。

 左下部胸椎際には強い筋緊張があって、広く指紋部を使って弱い圧で指圧をしたところポキッと音がして筋緊張が緩んだので、「ずれていた椎間関節による神経根症状」が頭の方向にも足の方向にも走って全身の重だるさとなっていたようです。

 また左肩甲骨外側の小円筋、棘下筋もこっていました。

 これは右肩のバックスイングの使い方の時には左肩は逆に前・上・外に向きますが、右肩が前に出る時の左肩は小円筋と棘下筋が働いてバックスイングをします。

 左肩が前・上・外にある時も小円筋と棘下筋には等尺性収縮の力が加わることも、不動性萎縮と同じような状態になることも、それ以上伸展しないように収縮することもあります。

 左右の肩ではこの一連の動きが繰り返されたということです。

 右大腿四頭筋と左大腿内転筋群にも筋緊張がありました。このこりは肩の動きと連動した下肢の動きによるものと考えられます。

 右利きのテニスプレイヤーが右サイド奥ギリギリのボールに反応して、右フォアハンドでボールを打つ時、回り込む余裕がなければ左大腿を内転させて左爪先が右を向き、右足は爪先立って膝が伸び右大腿四頭筋を緊張させることになります。

 全身指圧後、体幹のねじれは矯正できました。

 昨日は前頭部に締め付けられるような頭痛があったそうですから、体幹の右へのねじれがあっても右片頭痛になるとは限らないということです。

 また、この御客様はテニスをして体がねじれたわけではありません。

 日常生活動作の積み重ねの中で、小さな歪みがやがてフットワークを使って腕を一杯に伸ばしてフォアハンドでボールを何度も打った後のような大きな体の歪みになってしまうこともあるのです。

 

 

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