« 寝たきりになると足の甲がむくむ。 | トップページ | 40代男性、鼡径ヘルニア手術後の指圧。 »

2013年10月26日 (土)

関節が鳴る→使わな過ぎ→牽引のストレッチをする。

 午前2時過ぎの地震は横揺れが続いて、2年前の東北大震災の揺れの始まりと似ていました。

 幸いしばらくして地震はおさまりましたが、家から外へ出ることも考えて様子をうかがった地震は久しぶりでした。

 台風27号が近づいていましたが夜明けには雨が止んでいて、ウォーキングをしてきました。その後、さらに台風近づいてまた雨が降り出したので雨に降られずにウォーキングができたのはラッキーでした。

 雨が続いて体を動かさずに家でじっとしていると、筋肉の柔軟性が失われ、動きの少ない関節は引っかかりや詰まりができてきます。

 昨日指圧をした坐骨神経痛の70代女性は、左肩甲下部の第9胸椎のあたり、右踵、左第4趾がポキッと音を立てました。

 関節包の隙間で空気が弾ける音がこの「ポキッ」という音だと言われています。

 関節が十分に動いていれば関節包の中を滑液がスムーズに移動できますが、同じ姿勢が続いて久しぶりに動いた関節では滑液の移動時に隙間ができて滑液が気化して弾ける時に「ポキッ」という音がするようです。

 この御客様は、猫背で座っていて、利き手の右よりも左手を使わないことで左の肩甲下部が「猫背の支点」となって筋肉も椎骨関節も短縮していたのでしょう。

 左肩甲下部と対角線の右腰部、右大腿筋膜張筋、右大腿後側という坐骨神経痛に関連するこりがありました。

 右踵のポキッは足背屈姿勢の持続による踞骨下関節の詰まりによるものでしょう。

 左第4趾は爪先立っていないということです。右踵も左足趾も足背屈姿勢の持続は同じですが、利き足の右足趾は立ち上がる時などに爪先に体重移動することもあって左よりも使っていたのでしょう。

 坐骨神経痛の足のしびれに対して「猫背で背部のこっている人が自分で足を圧したり揉んだりすれば余計に猫背になり、肩や手にも力が入って肩や腕もこって手が疲れる、さらに強くグイグイ圧すので患部が刺激を受け入れることができずに血管や筋肉が収縮してしまい状態が悪くなってしまった」のがこのケースです。

 若くて筋肉と骨の太い人は、過剰な刺激でもそれを我慢して、自分の治癒力で治してしまうこともできます。内出血するほど圧されても気持ちがいいと思える人は自分の体に余裕がある人です。

 普通の人、体の弱い人には、まず浅く軽い刺激で表面から緩めていき、次第に深部へ圧を入れていきます。

 関節をいきなり引っ張るのではなく、筋肉を緩めて、血行を促進して、関節部の滑液の流れをスムーズにしてから、関節をストレッチし、牽引します。

 指圧後、この御客様の背中が伸びて下肢が伸びて、足の関節運動も滑らかになりました。

 台風の前後は調子の悪い人が増えます。台風が過ぎた後は寒さも強まるようです。

 段階的に緩めていくことができるのが指圧・マッサージのメリットです。

 我慢させないように、本当に気持ちのいいワンタッチを続けてください。

 適量刺激を間違うなら、弱いほうに間違ってください。

 

 

|

« 寝たきりになると足の甲がむくむ。 | トップページ | 40代男性、鼡径ヘルニア手術後の指圧。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 関節が鳴る→使わな過ぎ→牽引のストレッチをする。:

« 寝たきりになると足の甲がむくむ。 | トップページ | 40代男性、鼡径ヘルニア手術後の指圧。 »