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2013年10月 3日 (木)

レビー小体型認知症の「幻視」には触圧覚刺激や聴覚刺激が効果あり。

 昨日のNHKテレビ『ためしてガッテン』では、レビー小体型認知症を取り上げていました。

 レビー小体型認知症は、タンパク質の塊りであるレビー小体が脳に溜まって発症します。

 レビー小体はパーキンソン病の原因物質でもありますが、今のところレビー小体を取り除く薬は開発されていません。

 アルツハイマー型認知症との違いは「幻視」があることと、筋肉のこわばりや小股歩きなどのパーキンソン病と共通する症状です。

 レビー小体は視覚野のある脳の後部や視覚情報に意味付けをする脳の側部に溜まりやすいために、「幻視」が起こるようです。

 幻視がある場合には「否定をせずに、本人以外には見えていないことを伝える」、「幻視が見えやすい環境を減らす」「視覚以外に注意をそらす」、これらのことが症状の緩和に効果があると番組では紹介していました。

 レビー小体型認知症の方が幻視を見ている時には「空中に手を伸ばす」、「壁に話かける」などの行動を取るようです。

 「幻視が見えやすい環境を減らす」ということでは、人の唇と錯覚しやすい赤い小物を置かないようにするとか、カーテンなどの柄でも人と見間違うことがあれば変えると効果があるようです。

 「視覚以外に注意をそらす」ということでは、「幻視の見える場所まで本人が行って触ってみて、そこに何もないことを確認する」、「幻視が見えている方の手を一緒にいる方が触って軽擦し、それをお祓いの動作としてからおまじないとして手をポンと叩く」という触圧覚の刺激と聴覚の刺激が有効であるという患者さんの実例を番組で紹介していました。

 視覚情報には錯覚があり、触圧覚刺激は薬になる、これはタッチセラピーのタッチそのものにも通じることです。

 レビー小体型認知症では鬱、大汗、大きな寝言、便秘(自律神経症状として)などの特徴もあるようですが、向精神薬を服用すると副作用によって症状が悪化することもあるようです。

 症状が現れては消えるということも特徴のようですから、そんな時は触圧覚に注意をそらす、タッチが役に立ちますね。

 

 

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