木登りは外反母趾を改善する足の使い方。
ヤシの実を採りに木に登る人の足の使い方は、体重を支えるために足趾屈曲+足底屈・内反で木に足底を巻きつけています。
これは足の内側のアーチを鍛える足の使い方です。
外反母趾の外を向いた母趾の向きと現代人の日常の足の使い方は、木登りをする時の足の使い方とは真逆です。
ということは、木登りは外反母趾改善のエクササイズになります。
木登りは、木に抱きつくことで森林セラピーの効果もあります。
樹齢何百年という大木に抱きつくことで得られる癒し効果は、樹上生活をしていた頃のDNAに残された記憶も関係しているのではないでしょうか。
昨夜テレビのダイエットの番組で、武井壮さんがゴリラやキリンの動きのエクササイズを教えていました。
狩猟採集の生活をしなくなって、人間の体にはしっかりと使っていない筋肉があります。
太極拳の動物の動き、武井さんの動物のエクササイズ、木登り。
屋内で壁を登るボルダリングの施設があるくらいですから、屋内に森林セラピーを兼ねた木登りエクササイズの施設を作ると外反母趾の改善やむくみの解消、美脚効果などで人気が出るのではないでしょうか?
花粉症の方や蚊や虫が苦手な方は、森で木登りはできないでしょうから。
ボルダリングの壁の突起とは逆に、初心者や外反母趾の方向けに、手指と足趾のはまる溝を掘っておくといいのでは、どうでしょう?
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