マッサージベッドを使ったセルフストレッチ&エクササイズでセラピストの疲労回復。
マッサージベッドのクッションによるしなりと高さを利用したセラピストの下肢のむくみ解消法を紹介します。
立位で片方の下肢をベッドに乗せ、膝伸展で大腿前側遠位を片方の手掌でベッドに向けて圧し、片方の手で足趾をつかんで屈曲させながら足を底屈させて下腿三頭筋を緊張させます。
踵を当てたベッドのしなりで膝が軽く曲がろうとする所を大腿前側遠位を圧して膝を伸ばして、下腿三頭筋を収縮させます。
膝屈曲で足底全体をベッドに乗せてから、手掌で大腿前側に膝伸展の圧をかけたり、膝伸展でベッドに下肢を乗せて足背屈と底屈を繰り返すことも効果があります。
また、足を乗せている側の骨盤を後ろに引いて背部のストレッチを加えながら行うこともでき、立脚側の膝は軽く曲げて姿勢を調整します。
ベッドの高さがあってむくみが還りやすいので、後は片手で足趾まで屈曲させて足をしっかりと底屈させることで下腿三頭筋がしっかりと収縮できるマイベストなやり方を探ってください。
ベッドを使った背中、腰のストレッチは、立位で胸をベッドに沿わせるように体幹を前屈させ、ベッドの角付近を片手でつかんでその手の側の骨盤を後ろに引きます。
この時に反対側の手は肩関節外転120°位の楽な位置でベッドの側面をつかみ、両足は肩幅程度に開いて動かさず、片側の骨盤だけを後ろに引きます。
ベッドを使ったセルフストレッチ&エクササイズでベストな方法を探ることは、セラピストが御客様のストレッチを微調整する練習になります。
御客様にこのベッドを使ったスセルフトレッチ&エクササイズをやっていただくのはあまり形の良いものではありませんが、セラピストならせっかくあるベッドを疲労回復アイテムとして利用してみるのもいいと思います。
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