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2013年10月 7日 (月)

母趾外転筋を使う、外反母趾のエクササイズ。

 足の動きの特徴から外反母趾を考えてみましょう。

 「外反」は体の中心軸から外側に反った状態です。

 外反母趾で外反するのは「中足趾節関節」で、母趾の付け根の関節が外側に反って「母趾は内転します」。

 このあたりの言葉の使い方がややこしいところですが、中趾を中心として他の足趾が中趾近づいていくのが内転、離れていくのが外転です。

 足趾の間隔を拡げるのが外転、足趾の間隔を閉じるのが内転です。

 外反母趾で母趾が内転することや、足趾の間隔を拡げる健康グッズが売られていることからも、母趾は外転しにくいことがわかります。

 人間の足趾は手指と違っていろいろな方向に使わなくても生活に不自由はありません。

 母趾外転筋を使って足趾の間隔を拡げ、手指のように対立圧で物をつかむということをしないので「母趾外転筋の使わな過ぎ」が日常的になっています。

 外反母趾では強制的に母趾が内転させられるので母趾内転筋は常に緊張し、母趾外転筋は緩み過ぎています。

 母趾外転筋のエクササイズは母趾内転筋のストレッチになります。

 床にできれば裸足で足趾をつけ、踵を“少しだけ”床から浮かし(上げ過ぎないように)、踵を外側にひねると母趾には外転の力が加わります。

 この運動の前に手はテーブルなどについて安定させて、バスケットボールやバランスボールなどの上に片足を乗せて、しっかりと体重をかけてボールを潰し、内回しの円運動をしておくと母趾外転筋のエクササイズが楽になります。

 足底の施術では母趾の延長線上の最も外側のラインに母趾外転筋があるので、しっかりとした圧をかけて運動をさせるつもりで刺激をして、母趾の付け根の基節骨の外側まで施術します。

 母趾内転筋は使い過ぎと考えて、強過ぎないように圧を浸透させるつもりで持続のある刺激をします。

 母趾内転筋は土踏まずから母趾基節骨の底面に細いラインで4線くらい斜めに圧してから、足底の足趾の付け根の中足骨側を小趾の方向へ圧していきます。

 土踏まずからの斜めのラインが母趾内転筋斜頭、足の付け根のラインが母趾内転筋横頭です。

 足趾の屈曲運動や、下腿後側の長趾屈筋、後脛骨筋、長母趾屈筋の強化による足の内側のアーチの形成も外反母趾の改善には必要です。この説明は次回に。

 

 

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