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2013年10月31日 (木)

腰痛?息を吸うと脇腹が痛い、これは側腹筋の痛み。

 月曜日に高く伸びすぎた椿の枝を高枝切り挟みで切っていたら、翌日に右腸骨稜のあたりに痛みを感じ、水曜日の明け方には右脇腹の痛みで目が覚めました。

 腸腰筋の筋肉疲労による腰痛だと思っていたのですが、息を深く吸うと右脇腹に痛みがあります。

 たまに右脇腹の痛みを訴える御客様がいらっしゃいますが、「なるほど、これか」と思いました。

 息を深く吸うと痛いのですが「笑ってしまうような痛み」です。

 軽く圧して触診していくと、痛みは右腸骨稜から右の脇腹にかけて拡がっています。

 右肋骨を触って痛みはないので肋間筋には問題なさそうです。

 また股関節の屈曲や伸展で痛みはないので、腸骨稜で腸骨筋には傷があるかもしれませんが、大腰筋の問題ではなさそうです。

 体幹の前屈、左側屈、左回旋では右脇腹に痛みが出ます。

 側腹筋は肋骨を引き下げ体幹を前屈、側屈、回旋させ、腹圧を高める働きをします。

 吸気の時には肋骨は引き上げられるので、息を深く吸う時の痛みは傷のある側腹筋が引き伸ばされる時の伸展痛のようです。

 側腹筋のうち、腸骨稜に起始する内腹斜筋か腹横筋か、あるいはその両方を傷めたようです。

 高い椿の枝を切る時に、両腕を目一杯伸ばして、体幹を上下左右にスイングさせながら高枝切り挟みでねじ切っていたので、側腹筋には大きな負荷がかかったようです。

 当日は軽い筋肉疲労くらいしか感じなかったので、特に何もしませんでしたが、翌日に右腸骨稜に湿布を貼り、その翌日は右脇腹から右腹直筋に湿布の位置が変わり、昨夜から骨盤ベルトをしています。

 「こういうふうに傷が拡がっていくのか」と経過観察中ですが、昨日よりも今朝のほうが股関節のストレッチはしにくくなっていました。

 しかし脇腹の肉離れというほどの治りにくさはなさそうな感じです。

 蟻の一穴のような傷から、傷が拡がっていったようです。この症状の対処法は患部の安静と周囲の血行促進以外にはなさそうです。

 ストレッチやウォーキングは痛みが出ない範囲でいつも通りしていて、指圧は良い姿勢をしていれば問題なくできます。

 ぎっくり腰と同じような状態ですが、脇腹中心の痛みなので立ったり座ったりで痛みはありません。

 昨夜から骨盤ベルトで圧をかけてみたところ、体の動きによる痛みが減っています。

 「骨盤ベルトで圧をかけてみてはどうか?」という感覚は正解でした。

 「患部を指圧したくない感覚」も正解でしょう。

 この経験を今日の指圧に活かしたいと思います。

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