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2013年10月 5日 (土)

風船を持って、手を離して飛ばしてしまうことを不安に思わず、自ら手を離して、手を伸ばして風船をつかむ(マリリン・モンローの日記より)。

 映画「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」が今日から公開されるので、その話題とともにラジオのパーソナリティが或る日のマリリン・モンローの日記を紹介していました。 

 「風船を持って、手を離して風船を飛ばしてしまうことを不安に思うのではなく、自ら手を離して、手を伸ばして風船をつかむ」、マリリン・モンローは詩のような日記を書いていたそうです。 

 「大切なものを得た時の失ってしまうことへの不安を、あらかじめ取り戻すシュミレーションしておくことで打ち消してしまおう」というマリリンのファイティング・スピリットが、日記に表れているようです。

 シュミレーションとして飛ばした風船をつかまえる準備には、「長いヒモをつけておくこと」を考えついたかもしれないし、自分がしゃがんでから風船を離して「手でつかまえられる範囲を広げておくこと」を思いついたかもしれません。

 マリリン・モンローは、まだ起こっていない不安にとらわれるのではなく、あえてその不安の予行演習を自ら試してワクチン接種のように積極的に免疫を作ろうと考えていたようです。

 風船を離すまい離すまいしてヒモをギュッと握り続けると、握る手の屈筋の緊張が続いてやがて疲れて、手の力が緩んで風船を飛ばしてしまうことがあります。

 手の力、肩の力を抜いて、風船は飛ぶものだとして手を伸ばしてつかまえるシュミレーションをしておけば、風船を持つことで疲れることもなく、飛んでしまっても体には余裕があって、つかまえる動きが機敏にできることでしょう。

 施術の時に、頚の痛みでも足のむくみでも、治そう治そうという強い思いが空回りして、やり過ぎて適量刺激にならない、自分の緊張がタッチに伝わってリラックスしていただくことができない、よって結果が伴わないということがあります。

 「風船は飛ぶもの、でも飛ばしてもつかまえられるもの」、「体はこったりむくんだりするもの、でも気持ちの良い触圧刺激で血管は拡張し、血行促進によって自然治癒力が増して、こりの痛みやむくみのだるさは解消するもの」です。

 圧そう圧そうとするのではなく、肩や指の力が抜けた施術者の余裕のあるタッチが指先から伝われば御客様の体の緊張も緩んでいく、風船の日記の話を聴きながら、そんなことを思いました。

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