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2013年11月29日 (金)

普段使わない小さい自転車に乗って右膝上内側の痛み。

 40代女性、連休に普段使わない折りたたみの小さい自転車に乗って家族で公園へ行ってきてから左膝上内側が痛くなり、4日たって右膝上内側が痛くなって指圧にいらっしゃいました。

 片道4kmくらいある公園まで、上り下りの坂道を小さい自転車に乗って普段使っているママチャリの3倍くらいペダルを踏んで往復したようです。ママチャリのほうはパパに乗せてあげたのだそうです。

 触診では両膝の周囲がむくんでいましたが、靭帯や膝の軟骨の問題ではなく、大腿四頭筋の内側広筋を圧して主訴の痛みが再現されました。

 左下肢の筋肉のほうが右に比べて弱いので先に痛みを感じたようですが、実際は筋肉の太い右脚主動で右下肢の筋肉をよく使い、左下肢をかばったことによって疲労していた右内側広筋が限界を超えて小さく裂けたようです。

 自転車は、ペダルをこぎ、膝を伸ばすことによって大腿四頭筋をよく使います。

 小さい自転車で下肢がO脚になって膝の内側に負担がかかったのでしょう。

 肘を伸ばす時に働く両方の上腕三頭筋がこっていて、猫背で背中と腰もこっているので、「肘を伸ばし、猫背、O脚で自転車のペダルを高速回転でこぐ絵」が浮かびます。

 右鼡径部外側下の下前腸骨棘につく大腿直筋起始部にかなりの筋肉痛があったので、右大腿四頭筋を大活躍させてペダルをこいでいた様子がうかがえます。

 右膝上内側は痛みが強いのでそこは軽く触れるだけにして周囲に血行促進の指圧をしっかりと行いました。

 全身指圧後、左の下肢の痛みは全くなくなりましたが、右膝上内側は痛みが残りました。

 仰臥位右股関節屈曲90°右膝屈曲90°から私が両手で足底を圧す抵抗に対して膝を伸展させる抵抗運動で痛みが出たので、これは一回やってやめました(これができるようなら抵抗運動の後にすっかり痛みが消えることがあります)。

 普通の筋肉痛の痛みではなく、傷になって筋肉が裂けているようです。傷が治るまでにはしばらく時間がかかります。

 その日の朝に筋緊張の限界を超えてできた傷なのでしょう。

 右膝上内側の痛みに対しては湿布を貼る、膝にサポータをして筋肉の負担を減らす、冷やさないようにする、などのアドバイスをしました。

 寒くなってきましたから、普段使わない小さい自転車に窮屈に乗ると、後で大変なことになるかもしれません。

 道具や椅子は吟味をして慎重に選んで、体に合ったものを使いましょう。

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