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2013年11月 8日 (金)

アロマ指圧講座「骨盤の傾きの矯正に骨盤底と骨盤周囲の筋肉のエクササイズと引き締めのタッチ」。

 昨日は飯能 生活の木 薬草香園で「骨盤の傾きと“いわゆる骨盤の開き”」の改善についてのアロマ指圧講座をしてきました。

 骨盤は前後上下左右に傾きますが、骨盤で開くのは出産の時の恥骨結合だけです。

 仙腸関節が大きく開くようなことはありません。

 いわゆる“骨盤の開き”は、骨盤底筋や骨盤内の靭帯及び骨盤周囲の筋肉が緩んだ状態です。

 加齢によっても骨盤底筋や骨盤内の靭帯は緩みますが、女性は月経前や妊娠3ヶ月~産後3日目くらいまで分泌される卵巣ホルモンのリラキシンによって骨盤内の靭帯や筋肉が緩みます。

 月経前や妊娠中の重だるさは、リラキシンによって骨盤以外の関節や筋肉まで緩むことも原因となっています。

 リラキシンが一番活躍するのは出産の時に骨盤底の筋肉や靭帯、そして恥骨結合を緩めるという仕事です。

 出産では骨盤底の筋肉や靭帯を傷つけることがあります。

 痛いから使わないという状態がいつまでも続けば、尿道括約筋が緩んで尿失禁の原因となります。

 講座では、骨盤の傾きを矯正するとともに緩んだ筋肉を引き締めるエクササイズと引き締めのための速いテンポのタッチを行いました。

 例えば猫背では骨盤が後傾してお尻がたるみますから、伏臥位で施術者が被術者の股関節を伸展(大腿後方挙上)させて、片手を大殿筋に当てて収縮を確認します。

 この時に大殿筋一番収縮する下肢の上げ方(高さ、外転の角度)を調整しながら行います。

 股関節の伸展は「大殿筋のエクササイズ=腸腰筋のストレッチ」ということですから、大殿筋のエクササイズが必要な人は「腰(腸腰筋)がこっている」のが一般的です。

 大殿筋のセルフエクササイズは仰臥位で両膝を曲げて(立てて)、お尻を浮かすことでもできます。

 このエクササイズをする時に左右の大腿の間にペットボトルをはさんでそれを潰す意識で行えば大腿内転筋群のエクササイズにもなり、息を吐きながら腹直筋を恥骨側(下側)から収縮させていくと、骨盤底筋のエクササイズにもなります。

 骨盤底筋は横隔膜や腹横筋と連動して収縮します。

 骨盤底筋は内臓を下から支えているので、「大腿を閉じて大腿内転筋群を収縮させる(おしっこを我慢する時にこうなりますね)+おなかを引っ込める(ドロー・イン)+肛門を締める」で骨盤底筋はしっかりと収縮します。

 骨盤周囲の筋肉のたるみ、下肢のたるみには、速いテンポのタッチで使われずに眠っている筋肉を起こしていきます。

 使わない筋肉は弱い筋肉ですから、強い刺激を受け入れるテンションは持たないので、1秒圧程度でパッパッと位置をずらしていきます。

 癒し系のまったりしたタッチでは筋肉をさらにたるませてしまいますので、ここは軽いストレスをかけるつもりで筋肉を目覚めさせましょう。

 アロマオイルトリートメントではサイプレスとフェンネル各1滴にスイートアーモンドオイル10mlの1%濃度のブレンドオイルを使いました。

 リラキシンの緩ませる作用に対しての引き締め作用と、リラキシンに対してのエストロゲン様作用のある精油の選択です。

 手の甲の「腰腿点」は口から肛門までを反映する三焦経に属しますから、当然腰や下肢の治療点であれば骨盤内、骨盤周囲の治療点でもあります。

 実技では指圧の後に、「手の甲から前腕外側」と坐骨神経を介して骨盤周囲に影響を与える「足から下腿」のアロマオイルトリートメントを行いました。

 殿部・下肢の指圧・アロマオイルトリートメントは母指も四指も手掌も広く密着させて「一回り小振りに形状記憶させていきます」。

 骨盤に垂直圧がかかれば骨盤内深部にも圧がかかり骨盤底筋も引き締まります。

 皆さんむくみが還って一回り引き締まっていましたから、講座の後のトイレでは通常以上の尿量に驚いたのではないでしょうか。

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