« 「圧力鍋で高温高圧の調理ができること」から指圧を考えてみる。 | トップページ | 症状緩和の運動法まで教えることがセラピーです。 »

2013年11月24日 (日)

先月の健康体操で腱鞘炎が治った人がいました。

 先月健康体操の指導をしました。

 昨日はその一回の体操をやった後に右手の腱鞘炎が治っていたという方が来て、「今度は左手が腱鞘炎になったからもう一度教えてほしい」ということで、玄関でいくつかのストレッチのおさらいをしました。

 参加者にはプリントを渡してあるのですが、「効果が出る形」を理解するのはなかなか難しいようです。

 雑巾を絞る動きで左手の薬指に痛みが出るとのことなので、肩関節前方挙上90°弱くらいで肘を伸ばし手掌を上に向けてから右手で手掌を下に倒して手関節を背屈させる「前腕屈筋のストレッチ」が症状緩和には大事なストレッチになります。

 この方はこのストレッチを手背を上に向けて行っていたので前腕屈筋のストレッチが甘くなっていました。

 ストレッチの効果を分けるのは、ストレッチを持続する位置や向き、そしてちょっとした角度の微調整や持続にかける秒数です。

 もちろん血圧を上げないための「息を吐きながら」と、「無理をせず痛みが出ない範囲で」は必須です。

 薬指屈筋側の炎症だと考えられるので、胸の前で目一杯両五指を外転させて(開いて)指紋部を圧し合って指節関節を伸展させるストレッチも症状緩和には必要になります。

 このストレッチも自己流では指の伸展が甘くなっていました。

 グー、パーのストレッチや、朝起きたら手をぶらぶらさせる、疲れたらお湯で温めるなどはやっていたようなので、健康体操教室で理解できたことと自分のものになっていなかったことがあったようです。

 個別の筋肉を目標としたストレッチは、その筋肉の働きを理解して、その逆の動きを作って伸ばすことが必要になります。

 一般的に腱鞘炎は日常生活でよく使う屈筋に起こりますから、「伸筋を使う普段はほとんどしない動き」が理解しにくいというのは無理もありません。

 ただテキトーに関節を曲げ伸ばししただけでは、症状改善のストレッチにならないことが多いと思います。

 健康体操教室のセンセイの役は、私としては「あまり……」だったのですが、一回の体操で腱鞘炎が治って、またやり方を聴きに来る方があったということは、思った以上に役に立っているようです。

 来年は嫌がられても、もう少しクドイことまで教えてみようと思いました。

|

« 「圧力鍋で高温高圧の調理ができること」から指圧を考えてみる。 | トップページ | 症状緩和の運動法まで教えることがセラピーです。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 先月の健康体操で腱鞘炎が治った人がいました。:

« 「圧力鍋で高温高圧の調理ができること」から指圧を考えてみる。 | トップページ | 症状緩和の運動法まで教えることがセラピーです。 »