加湿器肺(加湿器の中で増殖したカビが原因の過敏性肺炎)。
空気が乾燥してきたので加湿器を使い始めた方も多いことでしょう。
加湿器は蒸気で室内の湿度を上げますが、しっかり掃除をしておかないと空気中にカビを撒き散らすことになります。
加湿器から空気中にばらまかれたカビを繰り返し吸い込むことによって、過敏性肺炎(加湿器肺)が発症します。
エアコンのフィルターにカビが繁殖していても過敏性肺炎になることがあります。
この他にも過敏性肺炎には、トリコスポロンというカビが原因の「夏型過敏性肺炎」、ハトやインコなどの鳥の糞が原因の「鳥関連過敏性肺炎(鳥飼病)」、牛の飼料に生えたカビが原因の「農夫肺」があります。
カビは呼吸器の大敵です。
カビを増殖させないためには、加湿器、エアコン、室内(窓の結露のカビもありますね)のこまめな掃除が必要です。
この時期、抗真菌作用のあるティトリーなどの精油を使ったアロマミストでの加湿はカビの繁殖を抑えるのにお薦めです。
カビだけではなく、桜島の噴火によるPM2.5が関東地方にまで影響を及ぼしているという気象庁の発表もありました。
カビも、PM2.5も、乾燥した鳥の糞も、できるだけ吸わないことが体のためですから、掃除をする時はマスク着用を心がけましょう。
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