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2013年12月26日 (木)

「全身もみほぐし2,980円」の看板からわかること(御質問をいただきましたのでお答えします)。

 「最近やたらと「全身もみほぐし2,980円」というような看板を掲げたお店が増えているが施術を受けても大丈夫か?」という御質問を複数の方からいただきましたのでお答えします。

 昨日は国道16号線と新青梅街道を車で移動しましたが、道路沿いに「もみほぐし」の赤い看板のお店をたくさん見かけました。

 共通しているのは「あんま」「マッサージ」「指圧」の文字が外から見える看板や料金表などに使われていないことです。

 このことからわかるのは「あんま・マッサージ・指圧師」が施術しない前提でこれらのお店は営業しているということです。

 中にはこういったお店のほうが働きやすいと感じて施術をしている「あんま・マッサージ・指圧師」の方がいるかもしれませんが、「あんま・マッサージ・指圧師法」にのっとって営業しているとは考えられません。

 チェーン店では自社の短期間の研修で認定証を与えて「資格としている」お店があるようなので、技術や知識に信頼は置けません。

 「寝違え」や「ぎっくり腰」などの急性の炎症では施術を受けるべきではありません(施術を受けて症状が悪化することがあるかもしれません)。

 頚や腰の急性炎症の施術の判断は、3年間勉強をして国家資格をとっても信頼が置けるところまでいきません。

 体に触れることは命に触れることだという哲学までが身について始めて、施術はセラピーになります。

 人の体はおのおのが恒常性を維持することで命をつなげています。

 「他者がもみほぐす」とだいたいがやり過ぎになります(自分で揉んでも、揉み続ければ揉み返します)。

 あの看板はセラピーを標榜しているわけではなく「もみほぐす」と謳っているわけですから、もみほぐされて揉み返しても文句は言いにくいですね。

 「物足りないくらいの刺激でないと危ない」、それがわかるには日々の研究と臨床経験が必要です。

 国民生活センターや消費者庁に寄せられるマッサージ関連の健康被害の相談が増えています。私はあのての看板のお店で施術を受けることをお薦めできません。

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