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2014年3月 2日 (日)

30代男性、腰痛の指圧。筋肉が発達していて柔らかいので弱い刺激が適量。

 30代男性、朝起きる時に腰の左側に痛みを感じたということで指圧にいらっしゃいました。

 長身で痩せ型、筋肉はしっかりと発達していて、有酸素運動でできた柔らかい筋肉です。

 座位の姿勢は長身の人にありがちな、猫背で肩甲骨外側が前に傾き、股関節が外に開いています。

 脊柱は左に側弯し、左腰椎部分が狭くなっているので左の腰の筋肉の緊張が強くなっています。

 背部を軽く圧して痛みはないので、おそらく左腸腰筋が原因の腰痛であると考えられます。

 「雪かきをしましたか?」とうかがうと、していないとのこと、仕事が建設関係の職人さんなので、足場の悪い高所での猫背の手仕事が原因の腰痛であろうと思いました。

 伏臥位には難なくなれましたから、ギックリ腰ほどの筋肉の挫傷はなさそうです。

 発達していて柔らかい筋肉を持つ人は、酸素に富んだ血液を呼吸によって循環させることができているので「弱い圧刺激が適量」です。

 筋肉が発達している人は強い刺激にも耐えることはできますが、過剰な刺激でホメオスタシスを侵襲するようなことをすればセラピーにはなりません。

 私はこのケースで背部・腰部には重ね母指圧をしませんでした。

 急性腰痛の背部・腰部には「地雷が埋まっている」と考えてください。

 筋肉を爆発させるようなスイッチを圧してはいけないのです。

 伏臥位の指圧も伏臥位下肢伸展挙上回旋の腸腰筋のストレッチも痛みを感じさせることなく、眠っていただいたままできました。

 仰臥位の指圧ではおなかがが鳴る音が何度も聴こえました。

 交感神経の緊張がゆるみ、副交感神経が優位になったということです。

 仰臥位でもほとんど眠ったまま、骨盤調整のストレッチで指圧を終えました。

 指圧後、座位では特に背中を伸ばす意識をせずに座ったようでしたが、脊柱は生理的な弯曲を取り戻し、左側弯が解消されました。

 ベルトをはずして指圧をしたズボンがかなり下がったということは、骨盤の開きが矯正されたということです。

 立ち上がると長身の身長が一段と伸び、腰痛は感じなくなったとのことでした。

 「こんなにも変るものか…」、そのつぶやきが私を御機嫌にする何よりのほめ言葉でした。

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