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2014年3月25日 (火)

右薬指ばね指の亜急性症状悪化、眠っていただく指圧で指が伸びるようになりました。

 60代女性、6.7kgになったお孫さんを預かった翌日に、右薬指のばね指の症状が悪化して指圧にいらっしゃいました。

 右薬指は曲がっていましたが、触診で気になったのは前回よりも頚、肩、背部がこっていたことです。胸椎の前弯も増強していました。

 伏臥位の指圧では「足の指圧が気持ちいい」とのこと、上半身のこり、下半身のむくみという典型的なパターンです。

 運動不足の部位は単純に1、2、3で圧し込んでも気持ちいいということが多いです。

 右薬指に神経が伸びる頚椎下部には特別詰まっているということはなく、右鎖骨周囲や右腋窩、右肘での神経の圧迫もなさそうです。

 疲れていたようで、仰臥位の指圧中はずっと眠っていました。

 仰臥位右前腕内側の指圧では薬指の延長戦上で手関節から7cmくらいの部位に圧痛点がありました。

 ばね指の症状はPIP関節(第2関節)での引っかかりが強いので、この手関節から7cmの筋肉「浅指屈筋と深指屈筋」の働きと一致します。

 また、MP関節を屈曲させる背側骨間筋に緊張はほとんどなかったのですが、前腕外側の総指伸筋には強い緊張がありました。

 眠っていたので、前腕の緊張部位をゆるめてから、右薬指をゆっくりと伸ばしていくと、「曲がっていた右薬指を伸ばすことができました」。弾発現象で指が屈曲することもありませんでした。

 頭部顔面、前胸部、腹部と指圧をして、声をかけて目を覚ましていただき、骨盤と下肢のストレッチで指圧を終えました。

 ばね指は、腱鞘の炎症により滑液が小結節を作って指の屈伸時に引っかかりを作ります。

 屈筋の炎症であっても伸筋の緊張もゆるめることで、指伸展の抵抗がより緩和できます。

 これは指の問題であっても神経の出口である頚・肩、肩甲骨周囲から緩めるということとも同じく、ストッパーとなっている障害を広範囲に取り除いていくという施術が症状緩和には不可欠です。

 使い過ぎで血行不良になり、結節が大きくなったのであれば、全身性の血行促進により結節を小さくすればいいということです。

 腰にも御自分で自覚していないこりがありました。

 主婦がお孫さんのお守りをすると、できなかった家事をいつもよりも忙しく働いてこなしているということもあり、右手は使い過ぎになったようです。

 慢性症状の亜急性悪化では、全身性の血行促進とリラックスが画期的な症状改善につながることがあります。

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