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2014年3月 3日 (月)

「使い過ぎ」の部位への対応。卓球の福原愛選手、左第5趾付け根疲労骨折のニュース。

 卓球の福原愛選手が左第5趾付け根付近の疲労骨折で全治3ヶ月と診断されたそうです。

 卓球のフットワークでは爪先立つので、足の外側には着地の衝撃がかかります。

 トップレベルのほとんどのスポーツ選手は、体のどこかに「使い過ぎの故障」を抱えています。

 スポーツ選手でなくても、デスクワークなどの毎日の仕事で肩こりや腰痛になる原因は同じ体の使い方の連続、つまり使い過ぎです。

 同じデスク、同じ椅子で仕事をしていての肩こりでも、身長の違いや体形の違いによって、筋肉の緊張する部位には違いが出てきます。

 「肩上部僧帽筋の中心「肩井」をどうとらえたらいいか?」という質問をよくいただきますが、「筋肉の中心や典型的なツボを圧すことだけでは筋肉をストレッチすることはできない」が私の答えです。

 使い過ぎで傷になり炎症があれば、そこは触れなくていいのです。

 患部は安静にして、その周囲の傷になっていない部位に軽いタッチをして血行促進によって早期回復を促します。

 患部を治すのは本人の血液です。

 福原愛選手が疲労骨折をした左第5趾の付け根を強く圧しても害になるだけで治るとは思わないと考えられるだけのセラピストとしての感性があれば、「肩こりも同じです」。

 どこかに患部があれば、それをかばう周囲の協力筋や拮抗筋が緊張し、反対側の対角線に筋緊張が生じるものです。

 患部をかばって負担がかかった筋肉をゆるめることは、患部の血行促進につながります。

 患部をかばう筋肉のこりを見逃していれば、肩こりはやがて腰痛になったりするものです。

 タッチもストレッチも、気持ちのいい刺激を創作してください。

 「痛い!」と感じさせて体中を緊張させないでください。

 丁寧に慎重に、人間の体が備えている治癒力を信じて、御客様が御自分では意識していない筋肉の緊張を見つけて、ゆるめてください。

 施術中我慢をさせて、「終わってよかった」などと思われる強圧しはセラピーではありません。

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