NHK『病の起源』より、心臓病に低刺激衝撃波で“マッサージ効果”。
昨夜はNHKBS1で『病の起源 心臓病』を見ました。
心臓病の発症には、胎児の時の栄養不足と密接な関係があるようです。
胎児の時に栄養不足になると、脳へ優先的に栄養が送られるので心臓が十分に発達できなくなります。
心筋が十分に発達できず、ポンプの力が弱く、血流の悪い体を補うのは「足の筋肉」です。
「歩くこと」で下肢の筋肉のポンプ作用を使えば、心臓の負担を減らすことができます。
座位が多く、運動不足になりがちな現代の生活スタイルには、心臓病発症のリスクが潜んでいます。
番組では、心臓病になっても心臓に大きな負荷をかけないように注意をしながら運動をすれば心臓病の症状が緩和されることを紹介していました。
また「低刺激衝撃波」による治療は、心臓への“マッサージ効果”で血流の悪くなった心臓に新たな血管を作るということでした。
ということは、「胸骨に母指や四指を当てた振動圧」でも、マッサージ効果で心臓に新たな血管を作るということがありそうです。
「低刺激」で「深部にまで届く圧刺激」、これが症状を改善し、体の機能を蘇らせるのに、最も適した刺激であろうと私は考えています。
「歩くこと」、第2の心臓である下肢へのマッサージ、そして心臓に響かせる圧刺激、タッチセラピーの血行促進による症状改善を裏付けるような番組でした。
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