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2014年4月15日 (火)

40代女性、左の喉、耳、側頭部の痛み、耳鼻科の検査で異常なし。

  40代女性、5日前に左の喉が痛くなり、その翌日に左耳の痛みで耳鼻科を受診しましたが検査で異常がみつかりませんでした。

  耳鳴りやめまいはなく、処方された鎮痛薬を飲んでも左耳、左側頭部の痛みが続くので指圧にいらっしゃいました。

  前回指圧をした時の主訴は右片頭痛でした。

  座位の触診でも、左肩上部よりも右肩上部がこっています。

  片頭痛の時には胆経に沿った体側の筋緊張を伴うことが多いのですが、左右ともに体側の筋緊張はありません。

  顔の歪みはなく、頭のむくみもほとんどありません。脳の出血や血液の滞留を伴う重篤な病気ではなさそうです。

  左鎖骨上の胸鎖乳突筋と前斜角筋を圧して痛みがあり、左耳周囲の指圧でも痛みがあることを確認して伏臥位から指圧を始めます。

  背部はこっていました。背中の緊張を緩め、下半身に移ります。

  下半身は特に問題なく、仰臥位の下肢、上肢の指圧でも特に問題はありませんでした。

  顔面、頭部、頚部、前胸部の指圧は時間をかけて念入りに行いました。

  血管の一部が拡張し、三叉神経を刺激していることが疑われますが、三叉神経の出口である眉、頬骨、下顎骨正面下部は特別な圧痛ポイントとはなっていませんでした。

  頭部顔面の指圧ではウトウトと浅い眠りに入ったようです。

  左側頭部の指圧では痛みがあったということですが、左鎖骨周囲の筋緊張が緩み、右肩上部のこりも緩んで、全身指圧後にはかなり楽になったようです。

  ここしばらく「ストレスが続いていた」ということなので、筋緊張、交感神経優位の状態で、左耳の奥、左側頭部で一部の血管がホースの両端を踏んづけたように拡張して三叉神経を刺激していたのではないかと思います。

  バットで殴られたというような痛みではないようなので、おそらく重篤な脳血管障害ではないでしょう。

  少しウトウトできたことで、痛みの連続を断ち切ることができ、血行促進によって痛みがすっかり消えるのではないかと期待しています。

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