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2014年5月20日 (火)

本物のぎっくり腰にならないように少しでも全身を伸ばしておく指圧。

 

   50代女性、朝起きたら頭痛がして、しばらくして今度は「ぎっくり腰になりそうな腰痛」が気になって指圧にいらっしゃいました。

 
  昨日は久しぶりにウォーキングをして、今朝はいつもよりも一時間遅く起きたということです。

 朝の頭痛は普段よりもよく寝て血管が緩み過ぎた休日明けの片頭痛だったのでしょう。デパートの北海道展で買ったハッカ精油の香りが効いたそうですから血管収縮に働いて片頭痛が治ったようです。

  座位の触診では昨日お孫さんのお世話もしているということで両肩がこっていました。

  右腸骨稜外側に痛みがあるということなので、仰臥位股関節の屈曲で痛みが再現するかを調べます。

  マットに寝る時には痛みのために何度も動きが止まるようなことはありませんでした。

  膝屈曲で股関節を屈曲しても痛みは出ませんでしたが、膝伸展で下肢をマットに下ろす時に患部の痛みが再現されました。

 腰には小さい傷ができているようです。

 他の関節運動で痛みは出ませんでした。仰臥位下肢の指圧から始めます。

 下肢、頭部顔面、前胸部、腹部は問題ありませんでしたが、両肩上部、右三角筋前部がこっていました。お孫さんの抱っこが原因かもしれません。

  伏臥位の指圧ではよく眠りました。

  弱い刺激の指圧で背部、腰部、殿部、下肢後側と指圧をしていきます。

  右腸骨稜周囲は詰まった感じがありましたが、弱い刺激の指圧で痛みが出ることはありませんでした。

  下肢の坐骨神経の延長部位も特にこっていませんでした。

 全身指圧後、再び仰臥位股関節屈曲をしても痛みは出ませんでしたが、やはり右膝伸展で下肢をマットに下ろす時には痛みが出ました。

  それでも起き上がる動作には時間がかからず、やはり右腰に傷はあるようですが2、3日で治りそうな小さい傷のようです。

 「ぎっくり腰のなりかけ」のうちの指圧は、雑な刺激や無理な関節運動をすれば傷を拡げてしまうことがあります。

  今回はおそらく右腸骨の内側の腸骨筋の小さな傷です。

 傷がすっかり塞がるということはなかなかないわけで、血行促進によって傷を修復するお手伝いをした指圧です。

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