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2014年5月25日 (日)

冠状動脈ステント手術2回の60代男性、左肩痛。

  60代男性、初めての御客様、主訴は左肩痛です。

  冠状動脈を拡げるステント手術を2回受けているとのことですから、狭心症の症状の左肩放散痛が出ることがあるのでしょう、座位の触診で左肩はほとんどこっていません。

  肥満体で猫背がひどく、心臓の薬の他に高血圧、糖尿病の薬を飲んでいて、コレステロールも高いということです。

    脈は1分間に72、しっかりとした実証の脈で脈がとぶことはありません。

  心臓の圧迫を避けるために仰臥位下肢から指圧を始めます。

  下肢はむくんでいて、疲れると右膝が痛くなるということで、右膝の軟骨は磨り減っていそうです。

  指圧前、仰臥位の終わり、伏臥位の終わりにトイレに行かれたので、むくみを溜めていたことは確かです。

  伏臥位の指圧では左肩ではなく右肩上部、左腰、左大腿後側がこっていました。

  猫背で右手の使い過ぎ、右手を使う時に脊柱左側弯で左腰部の緊張、右膝をかばって左膝屈曲で左大腿後側の緊張、という体の使い方が診えてきます。

  全身指圧後は背中が伸びて、やや左肩の痛みは残るものの体が楽になったということでした。

  仕上げの座位の指圧でも左肩はゆるんでいたので、左肩痛は心臓からの放散痛と考えられます。

 まだ病院を受診するタイミングではないそうですが「左肩痛が続くようなら早めに主治医の先生の診察を受けてください」と申し上げて指圧を終えました。

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