片足立ち2分、やってみるとわかるエクササイズです。
昨日は介護予防ボランティア講座3日目、体力測定とラジオ体操を応用したストレッチの復習でした。
片足立ちの体力測定では発見がありました。開眼立位で腰に両手を当てて、片足を5cmほど浮かして片足で立つだけなのですが、足の内側に体重を移動してしまうと体勢を立て直せないのです。
当たり前のようですが実際にやってみると、人間は立位の保持で下肢をO脚気味に使って足底全体を使ってその中心に体重をかけるか、やや外側に体重をかけた方が安定するということがわかります。
足底内側に体重がかかると姿勢を立て直せないのですが、足底外側に体重をかけ過ぎても立て直すことはできるのです。
脳血管障害の後遺症で内反尖足になるのも、足は構造的に足底の外側が着地しやすく足底の内側が浮きやすいからで、靴の外側が磨り減るのもこの理由によるものです。
そして簡単なようですが「片足で立つということを2分続ければ筋肉がプルプルするようなエクササイズにもなります」。
体重を足底の前、後ろ、内側、外側と少しずつ移して姿勢を立て直すことを繰り返せば、片足立ちだけで下肢の多くの筋肉を鍛えることができます。
体力測定の時にそんなことをやっていたら最初の右の片足立ちでは足の内側に体重移動をした時に58秒でグラついて測定終了になりました。
左の片足立ちは2分間できましたが、これは容易いことではなく効果的なエクササイズになると実感しました。
講座の参加者は健康体操の指導をしている方や元看護師など健康に関心が深く運動をしている方が多いので、私より年配の方でも2分間の片足立ちができる人がほとんどでした。
来週はグラつかないように、一週間、片足立ちを練習しておきます。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 猛暑復活は朝から。(2022.08.08)
- 朝は小雨の日曜日。(2022.08.07)
- 80代男性、主訴は肩と腰の痛み、胸椎後弯増強。(2022.08.06)
- むくみの指圧、腎と耳の関連。(2022.08.05)
- 若さと運動習慣、肌質の良さが伝わる指圧。(2022.08.04)
コメント