« 介護予防に大切な運動は膝の伸展、足の背屈、股関節の伸展・外転、片足立ち。モデルのV字ウォークはいらない。 | トップページ | バレエの足のV字、股関節外旋+足底屈。 »

2014年7月23日 (水)

昨夜の「みんなの家庭の医学」の環跳は「中国式環跳」です。

  昨夜のテレビ朝日「みんなの家庭の医学」で梨状筋のこりが下半身の冷えの原因になることを紹介していたのですが、大転子に近い梨状筋上に取る「環跳」の位置には「えっ!」と驚いた人が多かったのではないでしょうか?

  われわれが教わった「環跳」の位置は大腿骨大転子の前上方で大腿筋膜張筋と中殿筋の境に取り、横臥位で股関節を深く曲げないと取りにくい位置にあります。

  梨状筋上に「環跳」を取るのは中国式で、坐骨結節と大転子を底辺とする正三角形の頂点に取る「臀中」もわれわれが教わった経穴にはありません。中国式です。

  中国式でツボを紹介する場合は番組で注釈のテロップを入れないと、それを一般の方が覚えても、多くの鍼灸あん摩マッサージ指圧師の理解とは異なります。

  それを番組のスタッフはわかっていないでしょうし、ツボを紹介した先生は中国式で勉強をして、日本で一般的に理解されている「環跳」については気にもしていないのかもしれません。

  「有名なお医者さんがツボを間違えた」と思ってしまうのは間違いですから、中国式の「環跳」も知識として覚えておきましょう。

  ちなみに日本で一般的に理解されている胆経の「環跳」を圧してツーンとする感覚は上殿神経を刺激したからで、中国式は坐骨神経の刺激です。

  ツボには他にも澤田流など、典型的なツボの位置をずらして用いたり、正穴にない効果的な刺激ポイントを見つけて定番として用いる「奇穴」もあります。
 
 

|

« 介護予防に大切な運動は膝の伸展、足の背屈、股関節の伸展・外転、片足立ち。モデルのV字ウォークはいらない。 | トップページ | バレエの足のV字、股関節外旋+足底屈。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 昨夜の「みんなの家庭の医学」の環跳は「中国式環跳」です。:

« 介護予防に大切な運動は膝の伸展、足の背屈、股関節の伸展・外転、片足立ち。モデルのV字ウォークはいらない。 | トップページ | バレエの足のV字、股関節外旋+足底屈。 »