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2014年8月 9日 (土)

60代女性、肩こりと外側広筋(大腿四頭筋)のこり。

  60代女性、猛暑日が続いたのでお疲れのようです。

  体温を上回るような気温の時に屋外に出ると、熱疲労のためにあまり使っていない肩でも使い過ぎたのと同じようになって、その後に冷房の効いた屋内に入ると筋肉が収縮して肩がこってきます。

  肩から背部がこっていましたが、これは熱ストレス(熱疲労)も原因となっていそうです。

  また時々右股関節に痛みが出る方なので股関節の痛みについてうかがってみるとやはりその自覚がありました。

  年齢的に大腿骨頭の軟骨が磨り減ってきているということはあると思います。

 伏臥位殿部の指圧では右中殿筋から大腿筋膜張筋(右殿部側面)にこりがありました。

  仰臥位では大腿外側の腸脛靭帯の緊張を予想していたのですが、指圧をしてみると右大腿四頭筋の外側広筋の近位(大腿の付け根に近い部分)に強い緊張がありました。

 股関節に変形が起こると股関節を外側に開いて大腿骨頭の刺激を減らす体の使い方をするのですが、このお客様はそれを骨盤の側面の中殿筋と大腿筋膜張筋に加えて、腸脛靭帯ではなく外側広筋でしていたようです。

  この場合、股関節のストレッチを小さい可動域で行っても痛みが出ることが多いのですが、このお客様は全く痛みを感じなかったということでした。

  眠っていたということもあるのですが、普通は小さいストレッチでも痛みで目が覚めます。

  股関節の変形が悪化していたということはないようです。

  指圧後に起き上がるのにも全くためらった動きはありませんでした。

 おそらく右外側広筋で股関節を支える体の使い方を御自分で無意識に調節しながら獲得したのだと思います。

  外側広筋は大腿骨大転子から大腿骨外側に付着する部分のほとんどが起始となっていて、膝蓋腱に移行する部位のわずかな停止部と比べると起始部の大きさが際立ちます。

  膝を外側に向けて伸ばす時に使われる筋肉なので股関節に変形のある場合には外側広筋が使えると大腿骨頭のぶつかりを減らすことができます。

 指圧の終わりにもお話に上がったのですが、最初に指圧をした時には腰の弱い胃下垂タイプの方だったのが、ずいぶんとタフになられました。

  猛暑続きで疲れも溜まっていたようですが、股関節のストレッチで痛みが出ないようなので変形が進んでいるようなことはないと思います。
 
 

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