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2014年8月 4日 (月)

水(津液)の代謝をする脾と腎。「津」は血漿蛋白、「液」は粘液や滑液。

  東洋医学では「脾」も「腎」も水の代謝に働く臓であると考えます。

  脾は、胃の働きに続いて飲食物の栄養を消化して栄養に富んだ水分である「津(しん)」と、骨や粘膜や皮膚に潤いを与える「液」を肺に送ります。

  東洋医学の「脾」は、現在の医学の小腸や肝臓の働きの一部も含まれています。

  五液で脾と対応するのが涎(よだれ)であり、その状態が唇に反映することから、口腔粘膜や皮膚の免疫に脾は関与しています。

  脾が免疫に関与して水分を運ぶ働きをするということについては、現在の医学の脾臓とリンパの関係と同じです。

  東洋医学の「腎」は、水分の代謝を調節し、不要になった津液を集めて処理します。

  現在の医学では腎臓が体液の㏗や細胞外液の浸透圧、細胞外液量を一定にたもつ役割を担っていることがわかっていますが、東洋医学でも大量出血の時に細胞外液の減少を補う腎の働きがわかっていたのかもしれません。

 腎臓は糸球体近接細胞からレニンを出してレニン-アンギオテンシン系の働きで副腎皮質からアルドステロンを分泌させてNa⁺の再吸収をし、細胞外液の減少を抑制します(Na⁺が再吸収されると体液中の塩分濃度が濃くなるので、塩分濃度を薄めて血圧を下げるために水分が必要になるので尿の生成が抑制されます)。

 脾は水を運び、腎は水の排泄を調節します。

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